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2013年11月2日
仲井真弘多知事は1日の定例記者会見で、米軍普天間飛行場の移設先とされる名護市辺野古沿岸部の埋め立てを知事が承認しなければ、普天間が固定化するとの考えが政府内にあることについて「固定化という発想、言葉が出てくるのは一種の堕落だ」と強く批判した。県外移設を求めている知事として、辺野古移設か固定化の二者択一を迫る政府の姿勢をけん制した形だ。
☆
末松氏は昨年6月の県議選立候補の際に、「(普天間移設は)動向を見極めた上で総合的に判断したい」(10月24日付朝日新聞)と述べるなど風見鶏を決め込んで態度を明確にしなかった。
今回も県外移設を訴える自民県連の顔色を窺って、移設容認を明言してこなかった人物だ。
何度も繰り返すが今回の名護市長選の最大の争点は「普天間移設」だ。
これは、名護市民に限らず県民なら誰でも関心のある問題だからだ。
「県外」を鮮明に打ち出している稲嶺氏に対し、自民党県連や県知事が応援する末松氏が、最大の争点を「あいまい作戦」で乗り切ろうと目論んでいることは、有権者を愚弄することと書いた。
常日頃ウソ歪曲がお得意の沖縄タイムスでさえ、この点は筆者と同じ意見だ。
沖縄タイムス社説
「末松氏があいまいにしたままだと、知事がいずれの時期に判断するにしても、有権者に対し無責任のそしりを免れない。
あいまい発言では人後に落ちない仲井真県知事が「固定化という発想、言葉が(政府内に)出てくるのは一種の堕落だ」と怒っているという。
ルーピー鳩山の「最低でも県外」のトラウマに憑依し、非現実的な「県外」を主張する県知事。
あなたにだけは、言われたくない言葉だ。
「県外」が困難なことは、「県外」を主張する限り、当然「普天間移設」は普天間への固定化に繋がる。
これは小学生でもわかる理屈だ。
この明らかな事実を「言葉に出したら堕落」とは、やはり県知事は頭がおかしいのか。
普天間固定化の言葉で脊髄反応し感情的発言をするのは、県知事自身が「県外=固定化」と認識しているからだろう。
琉球新報が、支離滅裂な社説を書いて「一本化」に牽制をかけた。
三つ巴の方が、稲嶺氏に都合が良い、つまり「社の方針に合う」からだ。
琉球新報社説2013年11月2日
来年1月19日投開票の名護市長選挙に3人が立候補を正式に表明した。名乗りを挙げた3氏は今後、市民に対して自身の政権公約をさらに明確に示した上で正々堂々と信を問うよう努めてほしい。
出馬を決めたのは稲嶺進市長(68)、末松文信県議(65)、島袋吉和前市長(67)。市長選の最大の争点は普天間飛行場代替施設の名護市辺野古移設の是非だ。
稲嶺氏は「海にも陸にも新しい基地は造らせない」として辺野古移設に反対を表明している。末松氏は「県外が望ましいが、基地の固定化はあってはならない。辺野古も選択肢の一つだ」と移設容認の姿勢だ。島袋氏は「辺野古移設なくして北部振興発展なし」として辺野古移設推進を表明する。
三つどもえの公算となっているのは保守勢力が事実上分裂したためだ。官邸などは名護市長選を辺野古移設実現に向けた重要な選挙と位置付けている。このため選挙戦を有利に進めようと、保守系2人の一本化を模索し、国会議員が相次いで現地入りし、出馬を表明した当人と面談して出馬の再考を求めている。市長選だけをもって辺野古移設の沖縄の民意を測ろうとする動きに映り、違和感を覚える。
既に知事は県外移設を公約に掲げて当選した。県議会や県内全市町村議会は県内移設反対の決議を繰り返し、県内全市町村長も県内移設反対を表明している。そして現市長の稲嶺氏は2010年の市長選で辺野古移設反対を公約に掲げて当選している。民意は明らかだ。政府の意向に沿った市長誕生を執拗(しつよう)に求める姿はいびつとしか言えない。
昨年2月の宜野湾市長選では当時の沖縄防衛局長が職員や親族などの有権者リストを作成したり、職員に投票に行くよう呼び掛ける講話をしたりしたことが問題となった。現防衛局長は名護市長選について「(講話など)全く予定していない」と説明しているが、選挙に影響を及ぼすような動きは慎むべきだ。
また過去の知事選では、政府の官房機密費から選挙資金が一方の陣営に渡っていたことを当時の官房副長官だった鈴木宗男氏が明らかにしたこともある。こうした不当な政治介入は決して許されない。公正な選挙が実施されるよう、名護市民だけでなく、多くの県民が注視する必要がある。
☆
>既に知事は県外移設を公約に掲げて当選した。
>そして現市長の稲嶺氏は2010年の市長選で辺野古移設反対を公約に掲げて当選している。
>民意は明らかだ。
民意の是非はさておいて、確かにその通りだ。
悪夢のような民主党ブームを追い風に、「県外」の稲嶺氏が名護市長選で勝利したのを見て、県知事が民意は変わったと判断し県外移設に変わった。
だが、民意は時の流れと共に変わるもの。
その後民意はさらに変わっている。
稲嶺氏が当選した当時の民主党ブームは過去の悪夢と化した。
稲嶺氏を市長にした民主党ブームの民意は、いまや影も形も消え去ったではないか。
そう、民意は既に変わっているのだ。
>政府の意向に沿った市長誕生を執拗(しつよう)に求める姿はいびつとしか言えない。
国民の民意を反映して登場した自民党政府が、民意に沿った市長の誕生を求めるのは民主主義社会では当然のことであり、いびつでもなんでもない。
それより、過去の亡霊のような民主党政権の「置き土産」をいまだに執拗に民意と言い続ける琉球新報の姿こそいびつではないか。
琉球新報が執拗に民主党政権当時の民意に固執する理由が、ルーピー鳩山の「最低でも県外」が社の方針に合うからに他ならない。
そういえば、琉球新報は慶良間島の集団自決で、「軍命はなかった」と記述した、同紙に連載中の上原正稔著「パンドラの箱が開くとき」の掲載を「社の方針に合わない」という一方的理由で掲載拒否をしている。 そして司法により、不当な言論封殺だとした判決が確定している。
社の方針に合わないものは全て抹殺しようと目論む琉球新報に、候補者の「一本化」を模索する政府を批判する資格などない。
>昨年2月の宜野湾市長選では当時の沖縄防衛局長が職員や親族などの有権者リストを作成したり、職員に投票に行くよう呼び掛ける講話をしたりしたことが問題となった。
当時防衛局長の講話を聞いた職員に取材したが、投票に行くように呼びかけはしたが、特定の候補者の推薦をするような話しはなかったという。 一連の発狂報道は、琉球新報のウソ捏造記事であることは、関係者は皆知っている事実である。
>現防衛局長は名護市長選について「(講話など)全く予定していない」と説明しているが、選挙に影響を及ぼすような動きは慎むべきだ。
これも、琉球新報だけには、言われたくない文言だ。
「選挙に影響を及ぼすような」卑劣な占拠妨害をしたのは琉球新報ではなかったのか。
2010年11月28日、知事選のため任期途中で辞任した伊波洋一宜野湾市長の補欠選挙が行われた。
琉球新報は、その選挙投票日の報道で、候補者・安次富修の写真に「市民税の引き上げ・・・などを掲げ、市政の変革を訴える安次富修氏」とのキャプションをつけて明らかな選挙妨害をした。
安次富候補は公約に「市民税の引き下げ」を掲げており、キャプションは全く逆であった。
安次富候補の後援会などの指摘を受けた琉球新報は、投票所の外に置いた折りたたみ椅子の背に訂正とお詫びを掲示したが、誰の眼にも留まらなかった。
紙面では翌29日に訂正記事を掲載したが全ては後の祭りで琉球新報の選挙妨害はまんまと成功した。
選挙結果は安次富は21742票を獲得したが、対立候補の安里猛に1856票差で敗北したのだ。
琉球新報は「単純ミス」で押し通したが、安次富候補が選挙のやり直しを訴えたらどうなったかわからないほど悪質な選挙妨害である。
選挙に影響を及ぼすウソ捏造報道を慎んでほしいのは琉球新報の方ではないか!(怒)
「減税」を政策に掲げる候補者が気にいらないからと言って、真逆の「増税が政策」などとウソ捏造報道で選挙妨害をする恥知らずな琉球新報よ、「選挙に影響を及ぼすような動きは慎むべきだ」などとよくも平気で言えるものだ!
お前だけには言われたくない!
【おまけ】
沖縄の出版界から出版拒否をされた問題の書『沖縄に内なる民主主義はあるか』を読んだ千葉県の方から感想文が届いていますので紹介する。 ちなみに同書が沖縄の出版界から出版拒否された原因は「5章.普天間基地移転について」である。
来年1月の名護市長選の最大の争点となっている「普天間移設」について興味のある感想文を参考にして下さい。
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早速各章ごとに感想を書いてみました。
どの章も大変感銘を受けました。
1章. 琉球処分についての事。
廃藩置県が沖縄をダメにしたと云う人がいるようですが、それは、時代の流れを正しく見ていないのではないかと思います。
坂本竜馬のファンですが、彼の意志を理解していないかもしれません。
琉球だけではなく本土各地、例えば東京でも、幕藩体制が崩壊したときには、何千の命が奪われました。
私の先祖もそれに巻き込まれました。
民主主義に脱皮するためには、結果論として、経なければならない過程だったのかも知れないと考えています。
沖縄だけが悲惨な目にあったのではなく、大河ドラマでやっているように会津藩も同様だと思います。
2章.「命どう宝」
本土でも農民や平民は命を守っていくだけで精一杯だったと思いますし、人生を全うできた人は少ないと思います。
肯定的に解釈された貴兄に人間味を感じました。
3章.経済効果について。
県の経済効果は反基地の結論がまず先にあり、そのために理屈をつけ足していったように感じられます。
4章.沖縄の経済発展について。
東京でもそうですが、横須賀や、横田基地のある福生周辺は、基地需要があり、それなりに発展していると思います。
基本的に、経済は地域が国によって守られてこそ発展でき、治安が良いことが大前提です。しょっちゅうデモやストがあるのでは、商売がやりにくいです。
沖縄は、海や空気がきれい、景色がよいので、観光、IT産業、サービス業、製造業、など2次、3次産業が発展する下地があると思います。
若い人たちの流出が多いと思いますが、若い人にはぜひ海外へ旅行したり、留学する機会(特に先進国)を、助成金なり、あらゆる方法で支援する体制が欲しいと思います。日本はモノを作る技術は誇れるかもしれませんが、国を守る意識や、福祉の意識ではまだ後進国だと思います。
例えば、10日位しか行ってませんが、皇太子が空軍の兵士であっても違和感を感じないおおらかな英国、又ショッチュウ侵略したり、侵略されたりのドイツの国柄、等々追い着くのにあと何年かかることやら。
5章.普天間基地移転について。
一言で言って、基地反対の人たちのエゴで、基地周辺の住民、子供達が苦難を強いられていると思います。
一刻も早く、辺野古に移転するのが一番良い解決方法だと私も思います。
本土から退職者等のプロ活動家が、沖縄に住み着いてるとも聞いています。
普通に考えれば、人間の安全が一番。住宅密集地より過疎地の方が騒音や万一の事故に備えるのに最適です。
中共の脅威があるにもかかわらず、今まで移転が進まないのは2大地元メディアの弊害かとも受け取れます。
冷静に考えれば県民に多大な迷惑をかけています。
私の住んでいる近くにも多くの自衛隊の基地があります。時々降下訓練が見れます。
たとえ騒音がしても抑止力になっていると感じます。
権利を守ること。国を守ることは私達の義務だと思います。
余り沖縄の事を言えませんが、東京でも、NHKを始め朝、毎メディアが連日反原発の放送を流しているし、現政権の重箱の隅を突っつこうと涙ぐましく執念を燃やしています。朝毎メディアは私がいろいろ通る売店でも何時も売れ残っています。
NHKにも半数以上が、おかしいと感じています。
6章.八重山教科書問題について。
竹富町では、文部省から配布された教科書は倉庫に積んでおき、寄付で購入した東京書籍社教科書を授業に使っているそうです。
ひどい話ですね、もっとメディアが公表した方がよいと思います。多くの国民が意気通りを感じるでしょう。
他方、東京書籍社へは教科書について社会的追求がなされてしかるべきと思います。もちろん抵抗勢力があるでしょうが、、、
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私は以前に沖縄へ行ったことがあります。
返還されて間もない頃、沖縄市がまだコザ市と呼ばれていた頃、そしてまだ右側通行の頃、首里城跡、今帰仁城跡、国際通り、摩文仁の丘他訪れました。
当時は断水が多く、水を溜めていました。沖縄料理は今でも好きです。チーマーミやもずくの味今でも覚えています。泡盛のお湯割りが好きで、一人で新宿の沖縄料理の飲み屋へ行ったこともあります。
今年のはじめ頃だったと思いますが、沖縄県の市の方や、労組の方2百人位が日比谷公園で基地反対の集会とデモをやりに来ていたのを知っています。
米軍専用面積の75%が沖縄にあると聞いています。
反対している方達は、自衛隊だろうが、米軍だろうが、どちらでもよく、補助金をもっと出せという。
私は、基地反対のために税金が使われているのではないかと心配しています。
沖縄振興のためなら税金をもっと使って良いと思っていますが、
基地負担を盾に恐喝されている感じがします。そう感じている人は私ひとりではありません。
夏の参議院選挙では、自民対反自民の選挙。
自民が負けましたがその差は3万だったか4万だったか結構僅差の様に思いました。
何か、今までは、過半数の人が反米で、治安が悪いイメージを持っていましたが、
沖縄の人の中でも真剣に日本のことを思いやっている人も多いと知り、天皇奉祝行進では大勢提灯を持ち行進している様子を見て、感激しました。
又沖縄に行ってみたいと思う様になっている今日この頃です。
「沖縄に内なる民主主義はあるか」読後感想文をしたためました。
このような本を読めたことに感謝しています。
千葉県 (匿名希望)
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沖縄県民の会ブログ
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