狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

■援護金業務での宮村幸延氏の功績■

2013-11-06 10:31:31 | 県知事選
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■援護金業務での宮村幸延氏の功績■

座間味村役所の援護係・宮村幸延氏は、援護法の折衝のため何度か上京しており、その結果、軍の命令を聞き分けられないと判断される6歳未満児から0歳児でも、63年以降準軍属として確定することになったようである。

そしてそのときの宮村氏の努力は現在も座間味村役所に宮村氏の「功績」として記録に留められていると言う。

現在公式には厚生労省に「軍命を付した援護法の申請書」の存在はないということになっている。

当時の厚生省の「拡大解釈」は、拡大を通り超して「違法解釈」と言われても仕方がない。 

つまり当時の厚生省の措置は、村役場と遺族を含む三者が口裏を合わせて公金を横領したと言われても仕方のない強引な処理である。

■宮村が「侘び状」を書いた理由■

元座間味村遺族会会長宮村幸延氏は、座間味島の自分が経営するペンションに訪ねてきた梅澤元戦隊長に「軍命を出した」と濡れ衣を着せたことを謝罪し、自筆捺印の「詫び状」を梅澤氏に書いた。

おそらくは『鉄の暴風』に死亡したと記述されていることを良いことに、座間味村役所の援護担当の宮村氏は梅澤氏の署名捺印を偽造して厚生省に「命令書付き申請書」を提出していたのではないか。

そして、宮村氏は、死んだはずのお富さんならぬ梅澤さんが生きていると知って驚天動地の心境だったのではないか。

何しろ、梅澤氏の署名捺印を偽造していたとしたら、「公金横領」は厚生省の指導による共同責任だとしても、公文書偽造の個人責任はまぬかれない。

梅澤氏に対する「侘び状」は、そんな宮村氏の個人的な後ろめたさも加わって書いたのではなかったのか。

ところが、その後突然、「梅沢氏に無理やり泥酔させられて書いた」として前言を翻すことになる。

その態度豹変の裏には沖縄タイムスの強力な圧力が推測される。

■「侘び状」による沖縄タイムスの衝撃■

それには、その後の梅沢さんの行動から、宮村氏の心の動きは容易に推定できることである。

その時点(1987年)で、沖縄タイムは『鉄の暴風』の「梅澤死亡」の誤記を、口止め料を富村順一氏に払った上、人知れず削除している(1980年版から削除)。

ところが、梅澤さんが沖縄タイムスを訪問し、「侮辱的誤記」に関し謝罪を求めたため、事態は思わぬ方向へ進展していく。

梅澤さんは昭和63年(1988年)11月1日、沖縄タイムスで対応した新川明氏に「誤記」の謝罪を求め、宮村幸延氏の「侘び状」を見せる。

「軍命派」の総本山の沖縄タイムスとしては、「誤記」に対する謝罪要求に動揺はしたが、謝罪はともかく、軍命を否定した「侘び状」をそのまま是として受け入れるわけにはいかなかった。

沖縄タイムスは次のように考えた。

富村氏の恐喝による口止め料支払いは、万が一露見してもあくまで「誤記」という些細な問題である。 だが梅澤氏の示した「詫び状」を沖縄タイムスが認めて、梅澤氏に謝罪文を書いたとしたら、戦後40年近く主張してきた『鉄の暴風』の歴史観が完全に覆ってしまう。

そうなれば沖縄タイムスの屋台骨を揺るがしかねない重大事件になる。

そこで、タイムスは確認の時間稼ぎのため次回の面談を約束し、座間味村当局に「侘び状」の件と村当局の「軍命の有無」についての公式見解を問いただす。

驚いたのは座間味村当局。 宮村幸延氏の「侘び状」をそのまま認めたら、村ぐるみで「公文書偽造」をして「公金横領」したことを公的に認めたことになる。

そこで苦労の結果考え出した結果はこうだった。

最初は「侘び状は偽物」と主張したが、本人の筆跡だと分かると急遽「泥酔させられて書いた。記憶がない」という苦し紛れの弁解を考え付く。

沖縄タイムスの問い合わせが同年の11月3日なのに、座間味村の回答が半月も遅れた理由は「侘び状」の言い訳を考えるため、宮村氏と座間味村長宮里正太郎氏が四苦八苦したことが推測できる。

結局、同月18日付けの宮里村長の回答は「村当局が座間味島の集団自決は軍命令としている」と主張、沖縄タイムス史観を踏襲したので、新川明氏を安堵させることになる。

約10年前、富村順一氏に梅澤死亡の記事で恐喝された沖縄タイムスにとって、宮村氏の「侘び状」を座間味村当局が認めてしまったら、『鉄の暴風』の最重要テーマの「軍命説」が一気に崩壊してしまう絶体絶命の危機であった。

そこで、「公金横領」や「公文書偽造」で村の弱みを握る沖縄タイムスが座間味村当局に強い圧力を加えたことは容易に想像できる。

沖縄タイムスは社運をかけて宮村氏自筆の「侘び状」を無効化させるため、座間味村と宮村氏個人に圧力を加え、最終的には運命共同体として共同戦線を張ったのだ。

「泥酔して書かされた侘び状は無効だ」という口実で。

一方の梅澤氏は、その頃既に宮城初枝氏の「梅澤さんは命令していない」という証言を得ている上、宮村氏の「侘び状」まで得た余裕からなのか、

座間味村や宮村氏を苦しい立場に追い込むことは避けたい様子が、タイムス訪問時の次の発言から垣間見ることが出来る。

「座間味の見解を撤回させられたら、それについてですね、タイムスのほうもまた検討するとおっしゃるが、わたしはそんなことはしません。あの人たちが、今、非常に心配だと思うが、村長さん、宮村幸延さん、立派な人ですよ。それから宮城初枝さん、私を救出してくれたわけですよ、結局ね。ですから、もう私は、この問題に関して一切やめます。もうタイムスとの間に、何のわだかまりも作りたくない。以上です。」(梅澤氏の沖縄タイムスでの発言)

その時、梅澤氏は後年宮城初枝氏の実の娘晴美氏が母の遺言を否定したり、「侘び状」を書いた宮村氏が前言を翻すなどとは夢想もせずに、このような余裕の発言をし、

村当局や宮村氏を窮地に追い込むくらいなら、沖縄タイムスとの謝罪交渉を打ち切っても良いといったニュアンスの発言をしている。

事実その後交渉は打ち切られている。

 

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■御知らせ■
 
基地統合縮小実現(辺野古移設を推進する)沖縄県民大会

 


自民党県連の迷走等で混乱状態にある基地移設問題ですが、マスコミや左翼勢力、公明党等の力を見誤り過大評価するところから生じているように感じます。
それならば、民間から健全な声を上げてまいりましょう。

 

私たち県民の会は、辺野古移設を推進する五万筆の署名を知事に提出し、「埋め立て承認申請書」の承認を迫ります。
沖縄県民の良識派が五万名の声を持って迫る歴史的な大会になります。

 

 

 

もちろん参加費、無料ですのでご参加下さい。

 

 

 

日時 11月24日(日)午後2時~

 

場所 パシフィックホテル沖縄 万座の間(2階)

 

 

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山本太郎、アブナイ人物を招待した責任!

2013-11-06 07:14:42 | 県知事選

 

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■山本太郎、このアブナイ人物を招待した責任!

山本太郎議員の陛下への手紙がネットやテレビで連日話題になっている。

山本氏の政治パーフォーマンスに、マスコミが引き釣り回されているのではないか。

政治家の天皇利用はあるまじきことで、何らかの重い処分は当然と考えながらも、これまでスルーしてきた理由は、タレント出身の山本氏のテレビを利用した「山本劇場」の先棒を担ぎたくないという他にもう一つあった。

山本太郎氏のようなアブナイ人物ならいかにもやりそうなことなので、責任の所在は山本議員よりむしろ彼を招待した宮内庁の担当者にあると考えたからだ。

だが、反日・反天皇の沖縄タイムスが、社説でこの問題を取り上げ「市民派として脱原発を訴えて当選した新人議員のやむにやまれぬ行動」などと山本議員を援護するに及んでは、当日記としても拱手傍観しているわけにはいかなくなった。

支持する人が過激派だろうがなんだろうが、有権者の支持を得れば国会議員になれるのが民主主義の厄介なところ。

その伝でいえば、山本太郎氏が国会議員になるのはよしとしても、このアブナイ人物を天皇陛下主催の園遊会の招待客に選考した人物の見識を疑うし、その責任は極めて重大である。

⇒沖縄タイムス・社説[山本議員「直訴」]辞職要求はやり過ぎだ

山本氏を招待客の一員に選定した宮内庁の責任は重いが、その後の対処は賢明な判断であった。
山本太郎議員の手紙 陛下に見せず 宮内庁次長「ふさわしくない」(11/5産経)
 宮内庁の山本信一郎次長は5日の定例記者会見で、山本太郎参院議員が園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した行為について「あのような場所ではふさわしくない」と批判した。
 山本次長は「園遊会は各界で活躍された方を招いて、ご苦労をねぎらう場所。常識的に判断されるべき問題」と話した。手紙の行方については「こういう状況で渡されたものなので、事務方で預かり、陛下には上げていない」とした。
 これまで園遊会の招待者には、写真を近くで撮影しないなどの注意事項を示していた。今回の問題を受けて、新たに注意事項を追加することは考えていないという。


 陛下への手紙を事務方で止め陛下には上げていないことに不満を漏らし、宮内庁の越権行為という意見もある。したがって内容のいかんを問わず、陛下は勿論内閣にも送られるべきというのだ。

だがここでよく考えてみよう。

仮に陛下が手紙に目を通してしまったら、今後、福島を訪問したり被災者に対してのご発言が難しくなってしまう。

これまでどおり陛下のご意思での被災地訪問が、山本太郎氏の意見によって行われたかのような印象となり、陛下の行動に制約がかかってしまう懸念が浮上する。

宮内庁の対応はGJである。

山本太郎氏、議員辞職の考えはないと改めて表明(読売新聞 11月5日)

本人が辞める意志がない以上議員辞職は困難だろうが、このアブナイ人物が今後も自らの意志で辞職することは考えられない。

結果的には山本氏の政治パーフォーマンスにマスコミがまんまと乗せられ、沖縄タイムスのように山本氏の次のような意見を拡散する手助けを演じているのではないか。

<山本議員の手紙は、東京電力福島第1原発事故による子どもの被ばくや、作業員の労働環境の現状を記したもので、当の本人は「実情をお伝えしたいという気持ちがあふれ出た」と釈明している。>(沖縄タイムス)社説[山本議員「直訴」]辞職要求はやり過ぎだ

                            ☆

沖縄タイムスの社説は突っ込み所満載だが、全てにお付き合いする余裕はないので、一部お付き合いする。

>天皇の政治利用に関する規定は憲法にも他の法律にもなく、どのような行為が天皇の政治利用に当たるか、あいまいだ。

憲法にも他の法律にも規定がないからといって、国会議員が何をやってもいいというのだろうか。

園遊会に招待された場合の細かい規定はないというが、これは日本人としての常識に従えという暗黙の了解があり、さらに性善説が根底にある。

そんな場所に常識の持ち合わせもなく、その上過激派の支援を受けている政治家が陛下に容易に近づくことができる・・・これだけでも充分危険なことである。

山本氏を招待した宮内庁の責任が問われるゆえんである。

このアブナイ人物は、人間としての常識どころか、国会議員としての自身の職責や日本国憲法の国民主権と民主主義をまったく理解していないので、このような愚行は充分想定できたはずである。

山本太郎氏のようなアブナイ人物に投票した有権者は、己の愚行を恥じて猛省すべきである!

【おまけ】

山本議員を支援した過激派についてはブログ「光と影」さんが詳しく報告されているので、下記に引用する。

2013年07月25日

山本太郎のバック「市民の党」は北朝鮮・沖縄と繋がりがある

〈スクープ速報〉山本太郎氏の選挙参謀と菅直人元首相の“深い仲”
週刊文春 7月24日(水)10時33分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130724-00000000-sbunshun-pol
参院選に東京選挙区から無所属で立候補し、4位当選を果たした山本太郎氏(38)の選挙を取り仕切っていた人物が、市民の党の斎藤まさし(本名・酒井剛)代表だったことがわかった。
 斎藤氏は「市民派選挙の神様」とも呼ばれる選挙プロ。斎藤氏は菅直人元首相と以前から親交があり、1980年の衆院選では菅氏を斎藤氏が応援している。この時、菅氏は4度目の国政挑戦で初当選を果たした。
 斎藤氏が代表を務める市民の党は、よど号ハイジャック犯の息子と関係が深く、その派生団体は2年前に菅元首相の資金管理団体から2009年までの3年間で合計6250万円の献金を受け取っていたことが、国会で問題となったことがある。
 今回の参院選では、斎藤氏は山本陣営のボランティアを統括し、裏選対の最高責任者として選挙を取り仕切ったという。
 山本陣営の関係者によれば、都内に1万4000カ所以上ある掲示板に選挙ポスターを貼る作業を斎藤代表が指揮。公示の日に朝から1000人以上のボランティアをバスやレンタカーに分乗させて他のどの陣営よりも早く山本氏のポスターを貼り終えた。
 斎藤氏は「菅さんとは消費税の増税をめぐって喧嘩別れして以来、口もきいていませんから、僕が菅さんの意を汲んで動くことはあり得ない」としている。
(週刊文春2013年8月1日葉月特大号「スクープ速報」より)

山本太郎氏(38)の選挙を取り仕切っていた人物が、市民の党の斎藤まさし(本名・酒井剛)代表だったことがわかった。
この”市民の党の斎藤まさし(本名・酒井剛)代表”にピンとこられた方はいらっしゃいますでしょうか?
この名前、今後もいろいろなところで出てくると思いますので「要注意」です。是非覚えておいて下さい。



沖縄には関係ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
沖縄の政界(革新系)とかなり深く関係しているのではないかと思います。

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