狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄タイムスが末松氏を批判!

2013-11-02 07:30:31 | 県知事選

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末松氏、知事同席の名護市長選出馬表明も、移設容認派一本化になお溝

2013.11.1 11:17

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が焦点となる名護市長選(来年1月19日投開票)で、自民党沖縄県議の末松文信氏(65)が31日、出馬を正式に表明した。名護市辺野古への移設を容認する島袋吉和前市長(67)との分裂選挙になれば、保守票が割れ、反対派の現職、稲嶺進氏(68)を利するとされる。容認派候補の「一本化」が注目されるが、自民党の無策のツケが重くのしかかる。

 名護市内で記者会見した末松氏は、辺野古移設に関し「選択肢のひとつだ」と述べたが、移設容認を明言することを避けた。

自民党沖縄県連が普天間飛行場の「県外移設」を求める姿勢を崩さず、党本部とのねじれが続いていることも影を落とす。島袋氏が「(末松氏は)県外といっている県連の一員で、容認とはいえない」と指摘した通り、末松氏は県連の主張に縛られている面もある

 県連は末松氏を支援することを決め、市長選までに県内移設容認への転換も再協議するが、県連内は一枚岩とはいえない。

 島袋氏の出馬決断も末松氏が移設容認を明確にしないことへのいらだちからだった。党本部には「県連は候補者調整で無策を貫き、いまさら県外移設要求を見直しても後の祭りだ」(幹部)との批判がくすぶる。

 とはいえ、無策は党本部も同じ。石破茂幹事長は一本化調整に乗り出す考えを示しているが、「一義的には名護市の問題だ」と繰り返し、腰が引けたままだ。島袋氏に出馬を踏みとどまらせるため、沖縄選出の島尻安伊子参院議員が調整役として送り込まれたが、翻意させられなかった。

 沖縄県内からは、こんな声も漏れる。

 「県連すら統制できない党本部に説得力はない」

(半沢尚久

                     ☆

31日の末松氏の出馬会見には仲井真弘多知事が同席し、末松氏支持を鮮明にした。

末松氏にとっては、知事の同席で自分への一本化に向けた調整に弾みがついたつもりだろうが、肝心の辺野古問題については「知事と協力する中で問題を解決していきたい」と曖昧戦略を貫いた。

仲井真氏と共同歩調をとるのは「辺野古移設を市長選の争点にするのは得策ではない」との見方が自民党県連に広がっているからだ。

会見で辺野古移設への賛否を問われると、末松氏は「知事が判断されるので言及する立場にない」とまるで他人事の様相。

今朝の沖縄タイムス社説が、末松氏の煮え切らない態度にかみついた。。

沖縄タイムスは、結果的には「島袋氏で一本化」と言っているように思えるのだが、どうだろうか。

同社説から該当部分を抜書きする。

沖縄タイムス社説

名護市長選に3紙 市民へ選択肢を明確に

<前市長の島袋吉和氏(67)は10月末、「辺野古移設なくして北部の振興発展はない」との立場を明確にし、辺野古移設をてこに北部振興をはかる姿勢をはっきりさせた。>

<・・・末松文信氏(65)は島袋氏の1日後に出馬声明。「移設は県外が望ましいが、辺野古も選択肢の一つ」との立場を明らかにした。>

<稲嶺氏が反対、島袋氏が推進、と旗幟(きし)を鮮明にしているだけに、末松氏のスタンスはわかりづらい。>

<島袋氏が一本化を拒否し、出馬に踏み切ったのは、末松氏が辺野古移設への態度をあいまいにしたのが理由だ。>

末松氏があいまいにしたままだと、知事がいずれの時期に判断するにしても、有権者に対し無責任のそしりを免れいない。>

<辺野古問題は避けて通れない。政策の違いはわかりやすく提示する必要がある。三つどもえとなり、あいまい戦術は許されない

捏造・歪曲がお得意の沖縄タイムスでさえ、末松氏の煮え切らない態度に牙を向いたのだ。

捏造・歪曲が一周すると正論に立ち返るのか、タイムスの主張は当日記が主張してきた次の主張と全く同じ論調なのは笑える。

「最大の争点の辺野古問題を「あいまい戦術」で押し通す気なら末松氏は有権者を愚弄している」

タイムスは、辺野古問題で「県外」と主張を明確にしている稲嶺氏を支援するつもりで末松氏を批判したが、結果的に島袋氏の明確な姿勢を擁護するような論調になったのは皮肉である。

沖縄2紙は島袋氏の唐突にも思える出馬表明に「安倍政権に戸惑い」(31日琉球新報)などと、島袋氏の立候補が想定外だったような解説記事を書いているが、政府自民党は本当に困惑しているのだろうか。

市長時代から「辺野古移設なくして北部の振興発展はない」をライフワークにしている島袋氏が立候補の座を末松氏に禅譲し、応援する立場になった経緯を知るものなら誰でも、島袋氏の出馬は予測できたはず。

政府自民党は末松氏の支援を表明した県知事への配慮から、困惑の振りをしているが、本音では、「補助金は基地受け入れとリンクする」と明言するアンパンマン、いや、島袋氏の登場を本音では歓迎しているのではないか。

琉球新報によると、29日午後、菅長官に近い河井克行自民党衆議院議員が名護に飛び、島袋氏の説得に当たったが、「(政権が掲げる)辺野古移設の容認を明言しているのは私の方だ」と突っぱねたという。

関係者の話によると、防衛長官当時から島袋氏と接触のある額賀氏が電話で説得したが、島袋氏の固い決意を知り「では、末松氏を説得する」とあっさり引き下がったという。

いまや、島袋氏の正論に立ち向かうものは誰もいない。

「(島袋氏の主張は)筋を通しているだけに説得はむつかしい」と、政府関係者も既に島袋氏の正論に白旗を上げているという。

筋が通っている島袋氏を説得するより、筋の通らない末松氏を説得するのが道理であり、有権者も納得する。

無理が通って道理が引っ込むような選挙をしたら、有権者の怒り心頭で「倍返し」が必定である。

名護市長選に出馬表明する島袋氏

美女軍団をバックのアンパンマン

 

 

 

【おまけ】

 

昨日のニコ生放送の動画です。

 

【動画】沖縄の真実 20131101

 

番組終了後の記念写真(オジーを囲む3人の孫たち?)

 

 

 

 

 

 

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