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QABテレビ 2014年9月24日 18時34分
喜納民主党県連代表が出馬表明
11月の県知事選挙に向けて元参議院議員で民主党県連の喜納昌吉代表が出馬を表明しました。
会見で喜納代表は、「3人の候補者をずっと眺めていたんですが、辺野古撤回というのをはっきり明確に提言される方がいないのが、私を今の場所に座らせております」と話していました。
喜納代表はこのように述べ、知事選に向けては辺野古の埋め立て承認撤回を公約に掲げる考えを明らかにしました。一方、民主党本部が沖縄県知事選挙への独自候補擁立を見送った上で、県連に対して自主投票を指示しさらに決定に従わない場合には処分をほのめかしていることについて喜納代表は処分されても出馬すると強調しました。
喜納代表は「このままひいてしまうと、恥ずかしくて、除名とか除籍と言われて、あなたひいたんですかと。これは私の個人のアイデンティティにかかわりますから。除名されても出る」と話します。
知事選には、現職の仲井眞知事のほか、那覇市の翁長市長、元郵政民営化担当大臣の下地さんも、出馬を表明しています。
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⇒ 山歩っちゃーん、海歩っちゃーん、まじや歩っかんねー始まらん。
選挙:沖縄県知事選 構図が複雑化 民主、県連と亀裂 公明は自主投票か
毎日新聞 2014年09月23日 東京朝刊
沖縄県知事選(10月30日告示、11月16日投開票)の構図がさらに複雑化している。自民党は現職の仲井真弘多知事(75)を推薦したが、公明党は米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県内移設を容認した仲井真氏への反発から、自主投票にとどまる見通し。民主党は県連が独自候補擁立に動き、党本部や支持団体の連合と亀裂が入った。保守系と民主党がいずれも分裂選挙に陥りかねない異例の展開だ。【高本耕太、葛西大博】
自民党の谷垣禎一幹事長は22日、党のインターネット番組で「沖縄の理解を得られる選挙にするのはなかなか難しいが、戦い方を詰めている」と述べ、沖縄県知事選の体制固めを急ぐ考えを示した。同党は10月の福島県知事選を巡って、党本部と福島県連で候補者の一本化にこぎつけたばかり。党幹部は「今度は沖縄だ」と語り、3選を目指す仲井真氏の支援を公明党に求めている。
公明党は、自民党と足並みをそろえる党本部に対し、普天間飛行場の県外移設を掲げてきた沖縄県本部が反発。同県内の首長選や市町村議選が集中する「ミニ統一選」(今月7日投開票)後に党の対応を決める予定だったが、なお定まっていない。党方針の正式決定を10月上旬まで引き延ばしたものの、党内では「沖縄で党本部の上意下達は通じない」(沖縄関係者)との見方が大勢で、自主投票は避けられない情勢だ。その場合、党支持者の多くは、県内移設反対を掲げる保守系の翁長雄志那覇市長(63)を支援するとみられる。
対応に苦慮するのは民主党も同じ。党本部は仲井真氏に相乗りするのをためらい、自主投票を検討している。このため、馬淵澄夫選対委員長は22日、沖縄県連による元参院議員の喜納昌吉県連代表(66)の公認申請を拒否。上里直司県連幹事長は馬淵氏との会談後、「自主投票を指示された。憤りを感じる」と不満をぶちまけた。喜納氏は東京都内で「24日に立候補を表明する」と明言。党本部は喜納氏の処分も辞さない姿勢で、溝は更に広がる可能性がある。
連合は19日に翁長氏の推薦を決定した。民主党内には翁長氏支援でほかの野党と共闘すべきだとの意見もあるが、県内移設を容認した党方針と相いれず、少数派にとどまる。
知事選には下地幹郎元郵政担当相(53)も立候補を表明している。
☆
沖縄2紙は今度の県知事選について「保革協調のオール沖縄」vs「保守分裂」という構図を喧伝していたが、当日記は翁長氏が率いる「オール沖縄」は既に瓦解した砂上の楼閣であると書いてきた。
昨年1月の「オール沖縄・東京行動」に参加した41市町村長のうち、すでに30の首長が辺野古誘致の仲井真候補を支持。 41市町村の73%に当たる首長が「オール沖縄」を離脱したのが何よりの証拠である。
「オール沖縄」が瓦解している証拠は他にもある。
9月7日の沖縄統一地方選挙の結果、人口の多い五つの市部の市議選では、実に4つの市(80%)で仲井真支持派が過半数を超えている。⇒沖縄統一地方選
翁長氏への不信感は辺野古に集結したプロ市民の間でも噴出している。
<米軍キャンプ・シュワブのゲート前では午前9時半ごろ、集会が始まった。23日に来県した江渡聡徳防衛相が11月の知事選の結果に関わらず移設計画を進める方針を示したことに対し、沖縄平和運動センターの山城博治議長は「もしそういった事態になった場合、沖縄は自立するか独立するかの議論をしないといけない」と訴えた。【琉球新報電子版】>
そして翁長氏への不信感はネットにも飛び火し、左翼ブログの中でも特に影響力が大きいといわれる植草一秀氏のブログ植草一秀の『知られざる真実』が連日沖縄県知事選を取り上げ、翁長氏の胡散臭さを猛攻撃し始めた。
9月13日に記者会見を行い、知事選への出馬表明した翁長雄志氏は、会見で「埋立申請承認撤回の公約化」を拒絶した。
辺野古米軍基地建設阻止を求める市民および政党、政治団体は、辺野古米軍基地建設阻止を目指す統一候補として翁長氏を支援、支持する方針を示してきたが、この図式がいま、根底から崩壊する瀬戸際に立たされている。
正確な事実を沖縄県民が知る必要がある。
(略)
名乗りを挙げたのは元参議院議員の喜納昌吉氏である。
「辺野古米軍基地建設阻止を唱えることと、埋立申請承認撤回は同義である」
これが問題の核心である。
翁長氏は現時点で埋立申請承認撤回を確約していない。
つまり、翁長氏は「隠れ辺野古基地容認派」と見なさざるを得ない。
したがって、翁長氏が埋立申請承認撤回を確約しない場合には、辺野古米軍基地建設阻止勢力は埋立申請承認撤回を確約する新たな候補者を擁立しなければならない。
このことが仲井真弘多氏を利することになるとの反論があるが適正でない。
「重大事実」を広く県民に流布して、辺野古米軍基地建設阻止を求める県民の投票を埋立申請承認撤回を確約する候補者に集中させる、一本化させればよいのだ。
翁長氏が埋立申請承認撤回を確約するなら、このまま翁長氏支持で進めばよい。
翁長氏がどうしても埋立申請承認撤回を拒絶するなら、翁長氏はもはや辺野古米軍基地建設阻止候補者ではないことになる。
それでも翁長氏を支持する勢力は、「隠れ辺野古基地容認派」=「知事利権派」ということになる。
辺野古米軍基地建設阻止を求める県民の投票が埋立申請承認撤回を確約する候補者に一本化されれば、利権派の投票は仲井真氏と翁長氏が分け合うことになる。
辺野古米軍基地建設阻止候補者の勝利の方程式を描くことができるのである。
2014年9月21日 (日)
辺野古に米軍基地を造らせないとする県民は、大同団結して、辺野古海岸米軍基地建設を阻止するただ一人の候補者を擁立し、この候補者の当選を何としても実現しなければならない。
米軍基地建設阻止を求める政党、団体は、翁長雄志氏の擁立を決めた。
その翁長氏が9月13日に出馬表明記者会見を行った。
その模様はネット上で動画配信されているから、はっきりと確認できる。
もちろん、その模様を何度も確認している。
記者会見で質問が集中したのは、言うまでもなく
「埋立承認撤回」
である。
菅官房長官が明言したように、辺野古米軍基地建設問題の核心は
「埋立申請承認」
である。
つまり、辺野古基地建設阻止の第一歩が
「埋立申請承認撤回」
になる。
誰が考えても分かることだ。
この点に質問が集中した。
しかし、翁長雄志氏は、この質問に対して、合理性のある答弁をまったく示せなかった。
「保守と革新が腹8分、腹6分でまとまっているから、具体的に埋立承認撤回と明言できない」
の繰り返し。
ほとんど意味不明である。
そもそも、辺野古米軍基地建設阻止を求める翁長氏を支持する沖縄県政野党5団体は、翁長氏と交わす協定で
「新知事は埋め立て承認を撤回」
と明記する方針だった。
それが、7月、翁長氏との調整で
「新知事は埋め立て承認撤回を求める県民の声を尊重し、辺野古新基地は造らせません」
と変化した。
何が変わったのかというと、
「埋立承認撤回」の確約
が排除されたのである。
これを翁長氏は「腹8分目、腹6分目の共闘」と言っている。
つまり、いわゆる「革新系」会派は「埋立承認撤回」の確約を求め、翁長氏側にいる「保守系」会派が「埋立承認撤回」の公約化を拒絶しているのである。
選挙前に「埋立申請承認撤回」を確約しておかなければ、辺野古米軍基地建設は止まらない。
菅義偉氏が、「これがすべて」と明言しているのだから、結果は非を見るよりも明らかだ。
喜納昌吉氏が問題提起したのはこの点だ。
喜納氏が知事になりたいとかいう、低い次元の話ではない。
現在の選挙の図式で進もうとするなら、翁長氏に「埋立申請撤回」を確約させるべきである。
この確約を得ずに翁長氏支持で突き進むのは、翁長氏支持の5会派も、県民を冒涜することになる。
県民が新しい知事を選ぶ選挙である。
県民が求めていることは、
「辺野古に米軍基地を造らせない」
ことであり、選挙前にはっきりさせておかねばならないことは、そのための、実効性のある、具体的手段について、確約することである。
翁長氏は確約を拒絶しているが、その理由について、合理性のある、人を納得させる内容を何ひとつ示していない。
翁長氏が埋立申請撤回を拒絶するなら、別の統一候補を必ず擁立するべきである。
喜納氏である必然性はない。糸数慶子氏でもよい。稲嶺進氏でもよい。伊波洋一氏でもよい。高良鉄美氏でもよい。
翁長氏支援陣営の各会派、政党は、問題の核心を「玉虫色」のまま選挙に突入するべきでない。
このような「曖昧さ」が、のちの禍根を引き起こす原因になる。
知事権力を取ることが目的だけなら、単なる権力闘争だ。
そうではなく、正統性のある、透明性のある、県民の意思を問う選挙にしなければ沖縄の政治は完全に堕落してしまう。
☆
>翁長氏を支持する勢力は、「隠れ辺野古基地容認派」=「知事利権派」ということになる。
>稲嶺進氏でもよい。伊波洋一氏でもよい。高良鉄美氏でもよい。
「純粋革新派」なら植草氏の主張に異論があるはずはない。
11月の県知事選に向けて2ヶ月を切った現在、翁長氏のような「隠れ辺野古基地容認派」に「見切りをつけて、稲嶺進氏、伊波洋一氏、高良鉄美氏の他に国連で大活躍の糸数慶子氏の擁立も急浮上している。
果たして「もう遅い」のか、それとも「今なら間に合う」のか。
貴方が革新派ならどうする?
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琉大祭・パネル展示企画のご案内
要綱は以下の通りです。
■パネル展「集団的自衛権、憲法改正の必要性」
~平和のためにこそ、集団的自衛権、憲法改正を!!~
in第63回琉大祭■
【会場】琉球大学 共通教育棟 3-303
【日時】平成26年9月27日(土)、28日(日)10:00~19:00 第63回琉大祭
【主催】琉球大学公認サークル「沖縄から日本を考える学生の会」(部長:法文4年 外間 完信)
【お問い合わせ】電話:080-1540-6918、メール:new.okinawa.proud.japan@gmail.com
※二年後には、憲法改正の是非を問う国民投票が行われます。今から考えておきましょう。
講義でも、学生会の活動でも基地反対、護憲の意見ばかりが飛び交う琉球大学ですが、私たち琉球大学公認サークル「沖縄から日本を考える学生の会」は、むしろ、平和のためにこそ「憲法改正」が必要だと考えています。また、こう着状態が続く「沖縄問題」の最終的な解決のためにも、普通の国の様に自分の国を自分で守ることができない憲法を改正して、日本を自立した国家にするべきなのです。詳細は9/27(土)、9/28(日)の琉大祭、共通3-303室にて!!!
※休憩スペースも兼ねてますので、お気軽にお立ち寄りください( ^ω^)
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琉球大学/法文学部/総合社会システム学科
/政治・国際関係論専攻(波平ゼミ) 四年次
沖縄から日本を考える学生の会 部長
外間 完信(ほかま かんしん)
TEL:080-1540-6918
070-5279-1139
E-MAIL:knsnhkm15872@gmail.com
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