狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

県知事選、民主党県連が独自候補、瓦解した「オール沖縄」

2014-09-17 07:13:32 | 県知事選

 

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沖縄県内の「告別式」最新情報

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■本日の催し物のお知らせ■

 

「龍の柱阻止の第2回大会」
曜日:917日(水)
時間:18時より受付、18:30開始
場所:県立博物館
主催:住みよい那覇市をつくる会
※入場料無料です。サプライズを用意しています

       ★ ★ ★

 「オール沖縄」を掛け声に団結したはずの翁長陣営に、また一つ大きなひび割れが生じた。

民主党県連が脱落したのだ。

翁長氏は、13日の知事選立候補表明記者会見で、辺野古埋め立て承認の撤回に対し「県民皆で考える」など無責任な態度で終始した。

翁長氏の曖昧な態度に業を煮やした「純粋革新」の人々の反感に火を点けた。

早速民主県連が「オール沖縄」から脱落。

承認撤回を公約に掲げる独自の候補を擁立するという。

沖縄タイムス 9月17日 2面

民主党県連 喜納氏擁

知事選 本人も強い意欲

<民主党県連(喜納昌吉代表)は16日、常任幹事会を開き、11月16日投開票の知事選に、独自候補として喜納代表を擁立することを決めた。 県連所属の那覇市議は翁長雄志那覇市長への出馬要請に加わっていたが、県連が擁立の条件とする名護市辺野古の埋め立て証人の「撤回」を翁長氏側が受諾しなかったため、支援できないと判断した。・・・(喜納氏は)自身が出馬する場合は、承認撤回を公約にする考えをしました。

なお同時選挙が予想される那覇市長選の翁長陣営が擁立する城間幹子氏の支援も白紙に戻すという

               ☆

琉球新報のHPには13日那覇市民会館で行われた翁長那覇市長の知事選出馬記者会見の動画を公開し、翁長氏の支援をしたつもりでいた。

ところが、同動画は支援者や翁長氏自身の言論封殺を含む当時の異常な熱気(狂気?)を余すとこなく伝えており、支援者の中からも異常だという翁長氏への批判が沸き起こっていた。

慌てた琉球新報は同動画がブーメランになるのを恐れ本日現在削除された模様。

そこで、純粋に辺野古移設に反対していると思われる方のブログ私の沖縄日記―広島編から翁長氏の異常な記者会見の感想を引用させて頂いた。

2014/09/15

沖縄県知事選「翁長出馬会見」の驚愕

PhotoPhoto_3 11月の沖縄県知事選挙に「保革相乗り」で立候補する翁長雄志那覇市長の「出馬表明記者会見」が13日、那覇市民会館でありました。

 そのもようを琉球新報HPの動画で見て、ショックを受けました。(写真右は琉球新報の動画から。左は4年前仲井真知事=右の選対本部長を務めた時の翁長氏)

 出馬表明にあたって翁長氏が明らかにした基本姿勢には、重大な問題が数多く含まれていました。これについては、次回述べます。
 ここでは、13日の「記者会見」のあり方、その模様の異常さについて書きます。

 まったく異例・異様な「記者会見」でした。
 それは、写真のように壇上に後援者がひしめき、会場いっぱいの千数百人の支持者が入った大きなホールで行われました。記者たちの席は舞台下、会場の最前列です。

 異例なのは会場の規模や配置だけではありません。場内は翁長氏の一言一句に対し、熱狂的な支持者による拍手と声援、指笛に終始包まれました。
 それは、記者会見を支持者らが傍聴したというより、支持者の決起集会に記者たちがはめ込まれた、と言った方がいい光景でした。

 こうした雰囲気の中で翁長氏にとって不都合な質問をするのは、勇気のいることです。しかし記者たちは粘り強く質問しました。
 とくに、翁長氏が「辺野古の新基地は絶対造らせない」といいながら、その具体的な方法を言おうとしないことに対し、各社の記者から繰り返し質問が出たのは当然です。なぜなら、埋め立て承認の撤回ないし取消を行うのかどうかが、「辺野古新基地反対」の眼目であり、新知事に最も求められることだからです。

 しかし翁長氏は、「保革相乗り」を盾に、頑として言明を避けました。この翁長氏の対応は、私には想定内のことでした。
 私が唖然としたのは、こうした記者の質問に対し、あろうことか会場の支持者から、「そうだ」「そんなことはない」「いつまで同じ質問をするんだ」などのヤジと拍手・指笛が飛びかったことです

 そしてそのヤジは、ある記者の質問でピークに達しました。記者は「辺野古反対といいながら、結局政府に押し切られた、という形にならないか」と聞いたのです。実に的を射た質問です。
 ところがこれに対し質問の途中から大きな怒声のヤジが何度も飛ばされ、翁長氏はそれに乗じるように、「普通の人がそういう質問をすると大変失礼なことになる」と、暗に記者を罵倒したのです

 この光景に背筋が寒くなる思いがしました。これは翁長氏と会場の支持者が一体になった記者への圧力であり、質問封じではないのか。
 痛いところを突かれた質問を、こうして翁長氏と会場が一体になって封じ込めるなど、民主主義社会では絶対にあってはならないことです。

 そもそもこういう異例・異様な「記者会見」にしたこと自体に疑問を禁じえませんが、その懸念がはっきり表れた光景でした。

 会場にはいわゆる「革新」といわれる政党やその支持者、「反基地」でたたかっている人たちが多数いたはずです。その人たちはこの光景をどう受け止めたのでしょうか
 熱狂的空気の中で、「翁長擁立」で「がんばろう」と拳をあげた人たちは、この異様な「記者会見」に何も感じなかったのでしょうか。

 もしもそうだとするなら、私は沖縄の「民主主義」に大きな疑問を抱かざるを得ません。

 今後随時、沖縄県知事選について書いていきます。本土のみなさんが、自分の問題として一緒に考えていっていただければうれしいです。

                       ☆

>会場にはいわゆる「革新」といわれる政党やその支持者、「反基地」でたたかっている人たちが多数いたはずです。その人たちはこの光景をどう受け止めたのでしょうか

知事になりたい一心で水と油のように意見の違う共産党や社民党と根っからの保守と自負する翁氏が一枚岩になれるはずがない。

強力な接着ボンドならともかく、俄仕立てのご飯粒を練ってつくった糊で接着した「オール沖縄」。

いくらつくろっても瞬時に崩壊することは、今回の民主党県連の離脱が何よりの証明だ。

民主党でさえ我慢できない翁長氏の無責任な言動(知事になってから考える)に、民主党より「純粋革新度」の高い、共産党、社民党などの支持者の中から次々と翁長氏に対する不信の声が沸きあがるのも充分予想される。

本日17日は、翁長陣営が最も恐れる男、菅沖縄基地負担軽減担当大臣が来県の予定。

これを報じる本日の沖縄タイムスは、見落としがちな3面の下部のベタ記事でこんな見出し。

菅氏きょう来県

知事らと面談へ

政府の最高幹部がわざわざ「沖縄基地負担軽減担当大臣」という新たな肩書きをつけて来県するというのに、こんな小さな扱いとは・・・。

小さな記事に大きな意味がある!

知事選のキーマンは自民党本部の谷垣幹事長でもなければ川村選挙対策本部長でもない。

常に「正論」で勝負する菅氏の今後の動向が知事選の勝敗に大きく影響する。

【追記】

琉球新報のHMから削除された翁長氏の異常な出馬会見は、ここで見られるようです。

【動画】翁長氏が出馬会見「基地は発展の阻害要因」

 

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      ☆

櫻井よしこ氏特別講演会

「沖縄、未来への選択」

日時 9月21日(日)午後2時~
場所 宜野湾市民会館(市役所の隣)大ホール
参加費 無料
主催 沖縄21世紀ビジョンの早期実現を求める会
問い合わせ vision.kenmin.no.kai@gmail.com

知事選挙が迫っています。
しかし、新聞・マスコミ等ではこの選挙にどのような意義があるのか、争点は何なのか伝えません。
櫻井よしこ先生から、今回の沖縄知事選挙がどのような意味を持つのか、沖縄がどのような可能性を持つのか、ご指摘をいただきたいと思います。

滅多にない機会の上、参加費無料ですのでぜひ御参加下さい。

                                  ★

37世日フォーラム沖縄

沖縄と日本の未来を考える講演会

97日の統一地方選挙が終わり、いよいよ1116日投開票の県知事選挙戦に突入しました。3選を目指す自民党推薦の仲井真弘多知事に対し、「オール沖縄」を掲げて、革新諸派の支持を受けた翁長雄志那覇市長、それに元郵政民営化担当相の下地幹郎氏が出馬表明し、保革中道の三つ巴の様相を呈しています。

そこで当フォーラムでは、全国的に人気の高いブログ「狼魔人日記」の管理人である江崎孝氏を招いて、最近の沖縄情勢から見た知事選の行方について講演していただくことになりました。ご多忙とは存じますが、読者の皆様始め、知人、友人の方、万障お繰り合わせの上、多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。           

演 題 「沖縄がアジアの中心となる日」

        ~沖縄の将来にとって誰が知事にふさわしいか~

講 師   江崎 孝 氏(コラムニスト)

プロフィール;江崎 孝 えざきたかし
1941年 沖縄生まれ。 慶應義塾大学(経済学部)卒業、
東京にて商社勤務の後、沖縄にて貿易会社経営。
同時に雑誌『WILL』や『正論』などで評論活動開始。
現在人気ブログ「狼魔人日記」の管理人、チャンネル桜沖縄支局
のレギュラーキャスターを務めている。
著書『マルチ商法を斬る』、『沖縄「集団自決」の謎と真実』(共著)

【日 時】平成261012日(日)午後1時30分開場       

     午後2時開演、4時終了       

【会 場】沖縄県立博物館・美術館 講座室

      〒900-0006 那覇市おもろまち311

      電話 098(851)5401(博物館班直通)

【会 費】1,000⇒ 500円

【主 催】世日フォーラム沖縄     

【後 援】世界日報社那覇支局、自主憲法制定沖縄県民会議、勁草会

【連絡先】世日フォーラム沖縄事務局      電話&FAX098 (862) 9195

 

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