26日のNHK番組で、共産党の藤野保史政策委員長は、防衛費について「人を殺すための予算」と発言した。
自民党や公明党などが反発し、発言の撤回を求めたが、藤野氏は応じなかった。
藤野氏は、国民生活をめぐる議論の中で「(2016年度予算で)軍事費は戦後初めて5兆円を超えた。人を殺すための予算ではなく、人を支え育てる予算を優先する改革が必要だ」と述べた。
これに対し、自民党の稲田朋美政調会長は「言い過ぎだ」と反論。公明党の石田祝稔政調会長らは発言の取り消しを求めた。
ちなみに共産党と連携する民進党の民進党の山尾議員は発言の撤回を求めていない。
それもそのはず民進党の前身の民主党の仙谷官房長官は国会答弁で「自衛隊は暴力装置、 2010-11」と発言し、後に訂正させられたさせられたことがある。
問題発言に対し批判が多くなり、『Twitter』上で撤回らしきものを掲載、藤野氏は発言を撤回したと主張したが、謝罪もない。
防衛費は人を殺す予算」共産・藤野政策委員長 他党議員は発言取り消しを勧めたが…
産経新聞 6月26日(日)13時50分配信
共産党の藤野保史政策委員長(古厩正樹撮影)(写真:産経新聞)
共産党の藤野保史政策委員長は26日出演したNHK番組で、防衛費が初めて5兆円を超えた平成28年度予算を念頭に「人を殺すための予算でなく、人を支えて育てる予算を優先させていくべきだ」と述べた。
これに対し、自民党の稲田朋美政調会長は「それは言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためだ」と即座に反論。公明党の石田祝稔、おおさか維新の会の下地幹郎両政調会長は「人を殺すための予算」の取り消しや訂正を勧めた。
日本のこころを大切にする党の和田政宗政調会長も「政治家の発言としてまずい。国民の命を守るために国防がある」とたしなめたが、藤野氏が番組中に応じることはなかった。
☆
共産党の本質を知るものにとっては、本音が出ただけで特に驚くことでもないが、調子に乗った藤井議員、多少の問題発言はメディアがかばってくれると自信満々で番組中は撤回を拒否していた。
その後の批判殺到で驚き撤回はしたが、対案として「防衛費をかけずに国民を守る方法」をご伝授願いたいものである。
NHKの番組の前、藤野氏はフジtvの「報道2001」にも出席、「自衛隊は憲法違反」と発言していたが、自衛隊創設以来ひとりも殺さず、国内では多くの人を救い海外でも平和貢献し評価されている自衛隊に対して失礼すぎる発言ではないか。
これでは安倍首相でなくても怒るのは当然であり、共産党は自衛隊の恩恵を受けている全国民を敵にまわすことになる。
参院選・長野 安倍首相「とんでもない侮辱だ」 共産の防衛費は「人殺しの予算」発言に
参院選沖縄地方区では共産党が支援する伊波候補がやや優位との報道だが、伊波氏は「全基地撤去」「海兵隊撤去」を主張し、「中国の脅威」を問われると「脅威はアメリカ軍。 中国には親しみを感じると」と答えている。
この伊波氏の矛盾に対し、ひと言の言及もないのが沖縄の二つの地元紙実態でである。
わが国の防衛政策の最前線たる沖縄で、中国に利する伊波候補が有利との報道。
これでわが国の防衛は大丈夫だろうか。
【おまけ】
呟き:
「夏風邪で体調は最悪」
「すべてに思考停止状態」