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10月2日付琉球新報の社会面トップの大見出しがこれ。
FM番組組で中傷、差別
「反戦運動は偽物」「朝鮮・中国人はうそつき」
「沖縄防衛情報局」放送局は改善要求
出演者、放送倫理従う
三面トップの9段を使った人目を引く紙面構成だ。
だが、見かけ倒しで中身を読めば琉球新報の喘ぎ声が聞こえるようだ。
派手な見出しの割には捏造だらけ。
いかにも琉球新報らしい間抜けな記事だ。
当初、沖縄タイムス一社で「沖縄防衛情報局」を潰しにかかったが、放送中止どころか、ネットによる反撃が激しく、逆に新規視聴者が激増する有様。
やむなく、同じく「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」のターゲットである琉球新報を誘って、二人三脚で「沖縄防衛情報局」に戦いを挑んできたらしい。
巨大新聞社が束になって小さなFMラジオに襲いかかる構図は、瀕死の恐竜を連想し失笑せざるを得ない。
昨日、筆者は「沖縄防衛情報局」のゲストに呼ばれ出演したが、その時の我那覇親子は、琉球新報の参戦の記事を見て、「束になって掛ってこい」と、ますます意気軒高であった。
そりゃそうだろう。 沖縄2紙が「宣伝」してくれるおかげで、新規視聴者が増え、激励の声も日毎に増えているというから。
「反戦運動は偽物」FM番組で中傷、差別発言 局、出演者に改善
県内のコミュニティーFM放送局5局で放送されている番組「沖縄防衛情報局」で「沖縄の反戦平和運動はほとんどが偽物で、革命運動をカムフラージュするもの」「朝鮮人や中国人は平気でうそをつく」など、事実誤認や人種差別的な発言が放送されていたことが分かった。放送局のうち沖縄市の「沖縄ラジオ」が運営する「オキラジ」は、出演者に対し事実に基づかない発言や差別的発言をしないよう文書で求めた。出演者は各局に対し「放送倫理にのっとった放送をする」との誓約書を提出した。
放送局はオキラジのほか、ぎのわんシティFM(宜野湾市)、FMもとぶ(本部町)、FMレキオ(那覇市)、FM21(浦添市)。「応用心理カウンセラー」我那覇隆裕さんと「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表の我那覇真子さんらが出演し、各局で週1回、1時間の枠を買い取って放送している。
オキラジの7月31日の放送では「(韓国は)良い行いをしてきた遺伝子は全て絶たれた」と発言した。
8月21日には、反戦運動に参加している人を念頭に「基地反対していれば法律を破ってもなんでもOK」「頭の中が戦争状態だから、人に襲いかかるし、リンチとかも平気でやるし、うそも平気でつく」と話した。
28日にFM21、FMレキオ、FMもとぶで同時放送された際は「朝鮮、中国人は平気でうそをつく」「従軍慰安婦、強制連行という、うそを言っている」などと主張した。
我那覇隆裕・真子さんらは9月20日、宜野湾市のコミュニティーFM・ぎのわんシティFMの番組「沖縄防衛情報局」に出演。番組終了後、本紙の取材に対し、隆裕さんはぎのわんシティーFMの社員を通じ「取材は受けない」とした。
☆
おっとり刀で参戦した琉球新報の記事には多くの間違いがある。
先ず第一の間違いはこれ。
>FM番組組で中傷、差別
「沖縄防衛情報局」(以後「沖情報」)は、番組で中傷、差別をしておらず、ファクトをファクトとして放送しているにすぎない。
二番目の間違い。
>放送局は改善要求
「沖情報」側は、違法な放送はしていないので、局側が「改善」要求などするはずはないし、事実要求されていない。
ただ、新聞社が騒ぎ出したので出演契約の意味である「放送倫理に従う」と「お願い」はされたが、放送法は「倫理規定」であり、「放送倫理を守る」とは極めて常識的なこと。
少なくとも「放送法に従え」とは要求されていない。
「放送法」をめぐる問題は、一歩間違えば「言論・報道の自由」にかかわる微妙な問題だけに、新聞社がこの問題に立ち入るケースは珍しい。
下手に動くと自縄自縛で自分で自分の首を絞めて、言論・報道の自由を自ら封殺する矛盾に陥る恐れがあるからだ。
したがって、沖縄2紙の「沖情報」に対するバッシング報道も沖縄タイムスの2回と、琉球新報の今回が精一杯の反撃である。
これ以上悪あがきをすると、沖縄2紙の悪名が全国に拡散され、逆に一歩もひるまない「沖情報」の名声が全国に響き渡るからだ。
さらに、沖縄タイムスが2弾目の社説で「第三者機関に諮問すべき」と書いていたが、放送法に関する厳密な意味での第三者機関など存在しない。
沖縄タイムスはBPОことをを指して第三者機関と呼んでいるのだろうが、BPОは第三者機関の体裁をしたマスコミ関係者の互助会にすぎない。
インチキの第三者機関だ。
BPОがインチキである理由の一は、BPОの12人の理事のうち6人は放送会社からの派遣であり、残りの6人も九条の会の弁護士や特定秘密法反対の弁護士や赤旗に常連の左翼弁護士たちである。
こんな似非第三者機関であるため、沖縄タイムスはあえてBPОの名前を出さなかったのだ。
さらに年間約15000件のクレームがBPОに出されるが、そのほとんどは無視され、年間2件程度しか審議されてない。
こんな有名無実のBPОが、沖縄の地域コミュニティ放送のFMラジオを審議する可能性など限りなくゼロに等しい。
FMラジオの何百倍も影響力のある在東京のテレビ局TBSなどに「放送法違反」の疑いを指摘されも、TBSのお仲間のBPОは黙殺を通しているからだ。
琉球新報よ、「沖情報」を言論封殺したいのなら、せめて正確な情報で批判してほしいもの。
お得意の捏造記事で批判しても相手(沖情報)側は、ますます元気付くことになるからだ。
これしきのことで2紙が束になっても、捏造報道しかなす術がないようでは、沖縄2紙もそろそろ呼吸困難に陥っているのだろうか。(失笑)
【おまけ】
東子さんのコメント
タイムスに続いて、新報も。
「応用心理カウンセラー」我那覇隆裕氏と「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表の我那覇真子嬢が、大きな影響力を持った証ね。
「「反戦運動は偽物」FM番組で中傷、差別発言 局、出演者に改善要求も 2017年10月2日 06:30」
沖縄防衛局 中傷・差別 反戦平和運動 琉球新報 沖縄タイムス
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-586687.html
まず、タグを見てください。
>琉球新報 沖縄タイムス
タイムス、新報の偏向報道を告発している「正す会」をターゲットにしていることを白状。
>沖縄防衛局
「沖縄防衛情報局」でなくて「沖縄防衛局」。
まるで公的機関の「沖縄防衛局」が流しているような印象操作。
ちなみに、タグ「沖縄防衛局」をクリックすると、公的機関の「沖縄防衛局」の記事が上がってくる。
完全に、公的機関の「沖縄防衛局」と番組「沖縄防衛情報局」を混同させようとしている。
これで正確な情報を伝える新聞と言えるか(怒
では、本文へ。
>出演者は各局に対し「放送倫理にのっとった放送をする」との誓約書を提出した。
のに、「放送倫理にのっとった放送をしていない」と言いたいらしい。
>放送局はオキラジのほか、ぎのわんシティFM(宜野湾市)、FMもとぶ(本部町)、FMレキオ(那覇市)、FM21(浦添市)。
>各局で週1回、1時間の枠を買い取って放送している。
放送内容に反論するのではなく(反論すればブーメランだからね)、「誓約書通りに管理できていない放送局が悪い」と、放送局攻撃になると予想。
最終的には、「枠を売るな」と圧力をかけるのでは?
「「反戦運動は偽物」FM番組で中傷、差別発言 局、出演者に改善要求も 2017年10月2日 06:30」
沖縄防衛局 中傷・差別 反戦平和運動 琉球新報 沖縄タイムス
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-586687.html
>「沖縄の反戦平和運動はほとんどが偽物で、革命運動をカムフラージュするもの」「朝鮮人や中国人は平気でうそをつく」など、事実誤認や人種差別的な発言が放送されていたことが分かった。
タイムスも、新報も同じなのだが、指摘するだけで「どこがどう事実誤認や人種差別的な発言」なのか、言わない。
「どこがどう事実誤認や人種差別的な発言?」と問えば、「分からないのは、あなたに人種差別の考えがあるから」と答えるだろう。
「どこがどう事実誤認や人種差別的な発言」かという根拠を答えず、「自分の胸に聞いてみろ」は、洗脳の一手段。
タイムス、新報は、読者を洗脳する気がないなら、「どこがどう事実誤認や人種差別的な発言」かという根拠を答えよ。
番組「沖縄防衛情報局」は、反基地無罪を批判しているだけで、反基地を批判していない。
反基地無罪の正当化のために、
・米軍の不祥事の針小棒大報道(情報の偏向)
・より悲惨な沖縄戦の話が必要(情報の捏造)
・反基地無罪の違法活動は広めない&否定(情報の隠蔽)
・反基地無罪の批判は、沖縄への差別、無知とレッテル貼り(異論封じ)
をしているタイムス、新報を批判しているだけ。
反基地無罪で迷惑を被っているウチナンチュに、ウチナンチュの想い反基地を代弁して頑張っている「市民」を非難するのは裏切者と、ウチナンチュの口を封じようとしている。
「反基地無罪の正当化はウチナンチュの口封じ=沖縄県内における言論封殺」が、一番の問題なのだ。
「言論の自由」が如何に大切なことか一番知っている報道機関が言論封殺の先頭に立って、「全体主義」がファシズムだと一番知っている報道機関が異論を許さないのだ。