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「表現の不自由展かんさい」は我那覇真子さんのような反対派の入場は拒否するという。
筆者は展示を直接見たわけではない。
だが、表現の自由を主張するなら反対派にも開示して反対派が違憲を言うのも自由のはずだ。
そして(不自由展の)反対派の抗議が異常のような取り上げているが、メディアが「不自由展」を支援している印象だ。
(我那覇真子さんのように金を払ってでもも見たい人には見せない団体も不可解だが、その一方見たくもないものをムリヤリ見せて金を巻き上げる某公共放送もある。とかくこの世は不自由だ)
メディアは「慰安婦像」を主に取り上げているが、一番問題なのは天皇を侮辱する展示物だ。
なぜ天皇の写真を燃やし踏み付ける作品にメディアは触れないのか疑問だ。
メディアは何故、現憲法で日本国民統合の象徴とされる昭和天皇陛下の御真影をバーナーで焼き、さらに踏みにじるような作品(大浦信行の作品!!!)が展示されていることを報道しないのか。
日本国憲法には「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」と謳われている。
主催者は日本国民の象徴を燃やして踏みつけることを芸術と見做している。
象徴とはシンボルである。
主催者は「男性のシンボルを燃やしてその残骸を足で踏みつける」行為を芸術として公然と展示するのか。
これらの行為は芸術どころか「公序良俗」の棄損そのものだ。
開催を認める判決を行なった裁判官は、この現状は危険ではないという認識なのだろうか。
最高裁がこのような「公序良俗を踏みにじる」を認めるなら、現行法では野放しということになる。
ならば新規立法で「日本国の象徴」を守らねばならぬ。
不敬罪の立法である。
不敬罪の立法は、結局日本国の象徴を護ること、即ち国民を護ることにつながる。
表現の不自由展 大阪でスタート 開催抗議や脅迫文
大阪府立労働センター「エル・おおさか」(大阪市中央区)で16日、「表現の不自由展かんさい」が始まった。センターの利用許可は抗議が相次ぎ一時取り消されたが、司法判断を受け予定通りの開催となった。脅迫文などが届いており、府警は警官を多数動員し厳重警備。周辺では開催に抗議する人と賛成する人が言い争い一時騒然とした。18日まで。
最高裁は16日、会場利用を巡るセンター側の特別抗告を棄却する決定をし、利用を認めた司法判断が確定。センターは「目立ったトラブルはなかった」としたが16日夜、ペーパーナイフのようなものと展示に抗議する文書が郵送で届いた。
会場付近では開催に反対する人々が拡声器も使い抗議。大音量の街宣車も回った。賛成の人も数十人集まった。市民でつくる実行委員会のメンバーは「意見が違うから展示をつぶすのではなく、まずは作品と対話してほしい」と語った。
展示されたのは、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で抗議が殺到し、一時中断された企画展「表現の不自由展・その後」の一部作品など二十数点。従軍慰安婦を象徴する「平和の少女像」や、昭和天皇の肖像を使った創作物が燃える映像作品も含まれる。
センター側は6月、安全確保が難しいとして利用許可を取り消したが、大阪地裁に続き大阪高裁も今月15日、利用を認める決定を出した。センター側は不服として15日付で最高裁に特別抗告していた。
6月から予定された東京での展示は、抗議を受けて延期に。名古屋市施設でも今月6日に始まったが、郵送物から破裂音のする事件が起き会期途中で中止に追い込まれた。
「表現の不自由展かんさい」大阪で開幕 入場希望で長い列
一時は開催が危ぶまれた展覧会「表現の不自由展かんさい 消されたものたち」が16日午前、大阪市中央区北浜東3の大阪府立労働センター「エル・おおさか」で開幕した。会場周辺では、中止を求める反対派が街宣車などから声を張り上げ、大阪府警が警戒。展示を見た人々からは「表現の自由」を守る立場で開催を評価する意見が目立った。
原発事故や天皇制、従軍慰安婦、沖縄駐留米軍の問題を扱い、過去に公共施設での展示が認められなかったり、検閲されたりした作品など約30点が並ぶ。13組の作家らによる写真や映像、絵画、インスタレーションなどで、表現を“不自由に”されたいきさつを伝え、それに対する行政側の対応も説明している。
開幕直前の会見で、実行委員の一人は、会場利用を認めた大阪地裁や大阪高裁の判断などに触れ「日本の民主主義は守られた」と評価。「見ていい芸術、見てよくない芸術が勝手に分けられてもいいのか。違う考えや意見をつぶすんじゃなくて、まず見に行こうよ。議論しようよ。このような展覧会が、安全に開催できる社会をつくるのが為政者の責任だ」と訴えた。16日午後には最高裁も会場利用を認める決定をした。
実行委員会側は妨害を防ぐため弁護士らを常駐させ、新型コロナウイルス対策で1時間ごとに50人までの入場制限をする。会場側は入り口付近で金属探知機による手荷物確認を実施した。
午前9時から配る入場整理券を求めて長い行列ができ、午後1時台で初日の定員500人に至った。午前8時ごろから列に並んだ東京の女子大学生(20)は、ゼミで「表現の自由」を学ぶ。東京展が延期になり「学ぶ権利が害されて憤っていた。実際に見て、判断したかった。ゼミの仲間と語り合いたい」と語った。
堺市の女子高校生(17)は「いろんな困難があったのに、展示を実現しようとした人たちを尊敬する」。京都府八幡市の男性(72)は「権力者が隠したい事柄に斬り込んでいる表現。作家たちは勇気がある」とたたえた。
2015年の「表現の不自由展」から始まり、19年に抗議を受けて一時中止となった国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」での展覧会が続き、そして今回も、開催までに紆余曲折があった。
15年から一連の企画に関わるフリー編集者の岡本有佳さん(58)も来場し「表現者による表現の自由だけでなく、観客が見て感じて考える自由も重要な権利。双方が情報や感情を交流できてこそ『表現の自由』が保障される」と強調。「交流の場をつくることが、この展覧会の使命。開催できた意義は大きい。作品と対話し、観客同士で話し合ってほしい」と期待した。
18日まで。午前10時~午後8時(18日は午後4時まで)。各日とも午前9時から入場整理券配布を予定。入場料千円、学生と障害者は無料。最新情報はフェイスブックなどで発信している。実行委員会TEL080・9200・9357 (小林伸哉)
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