デニー知事に発言させるとロクなことはない。
「尖閣をパトロールする中国船を刺激しないように」
「一帯一路に沖縄を利用して欲しい」
‥‥等々
何を言い出すか分からないからだ。
そこで、県議会の答弁ではデニー知事を黙らせろ・・・知事に対するかん口令がでた。
そしていっこく堂を知事公室長に…とい人事が浮上した。

岸田内閣 声届くか 基地問題 県民に心寄せて 冷めた見方も
岸田文雄内閣が発足した4日、基地問題に直面する県民からは「現状を知って」「沖縄に心を寄せる政治を」と切実な声が上がった。これまでの政権が空虚に繰り返してきた「沖縄に寄り添う」の実現を要望。一方、自民政権の継続では何も変わらないと冷静な見方もあった。(1面参照)
名護市辺野古の新基地建設に反対する西川征夫さん(77)=辺野古区=は「首相は変わっても、自民党政権というのは同じ。辺野古の工事を進める方針は変わらないだろう」と指摘。「地元に寄り添う」と言い続けてきた政府に対し、「真剣に地元住民の意見を聞いてほしい」と要望する。「政府が工事を強行するからといって諦める必要はない」と話した。
新基地建設に「条件付き容認」の許田正儀さん(72)=同区=も「工事が進む状況は変わらないだろう」と冷静だ。もろ手を挙げて賛成はしないが、国の力で工事は進められてきたとし「子や孫に基地だけ残すわけにはいかない」。夜間にも米軍機が住宅地周辺を飛んでいる実態に触れ、「現状を知ってほしい。地域の住民のためになることを考えてほしい」と切望した。
「有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会」の伊波義安共同代表(79)は「日本政府は米国に『汚染者負担の原則』さえ守らせきれない。外務、防衛相は再任だし、今後も期待できない」と断じた。普天間飛行場内のPFOS(ピーホス)汚水の処理や北谷浄水場でのPFOS除去に、なぜ日本政府が税金を出さないといけないのかと首をひねる。「被害者の血税で米国の尻拭い。新内閣も沖縄の声には耳を貸さないと思う」。
高校生の息子がいる石坂美砂さん(57)=那覇市=は「未来の子どもの政策を考える取り組みや、女性閣僚3人の起用で女性の目線を取り入れるのはウエルカム」と評価した。一方で「岸田さんでは辺野古新基地建設を推進する強硬さは変わらないし、沖縄のことがないがしろにされていると感じる」。コロナ対策を含め、閣僚らに「沖縄の声にしっかりと耳を傾けて、沖縄に心を寄せる政治をしてほしい」と要望した。
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>首相は変わっても、自民党政権というのは同じ。辺野古の工事を進める方針は変わらないだろう」と指摘。「地元に寄り添う」と言い続けてきた政府に対し、「真剣に地元住民の意見を聞いてほしい」と要望する。「政府が工事を強行するからといって諦める必要はない」と話した。
デニー知事が西銘沖縄担当相にいくら期待しても、岸田首相が自民党選出である限り、デニー知事の「辺野古阻止」の公約が実現するはずはない。
それにしてもデニー知事は就任3年目で、約300件の公約のうち達成したのたったの5件だという。
デニー知事と言えばバカの一つ覚えのように「辺野古阻止」しか思い浮かばないが、わずか5件とは言え達成した公約が有ったことが不可解だ。
>達成した公約は「那覇空港第2滑走路の早期完成」や「本島北部や西表島の世界自然遺産登録」、「カジノ誘致反対」、「『琉球歴史文化の日』制定」、「就学前教育の充実」の五つ。
成程公約達成とは言え、前政権からの引継ぎがほとんどであり、デニー知事自身が公約達成に努力した案件はないのではないか。
知事公約 達成率1.7% 就任3年 280施策は「推進中」
玉城デニー知事は21日の県議会代表質問で、知事就任から約3年となる現時点での公約達成率を問われ、選挙時に公約として掲げた291の個別施策で、「完了したのは5施策」と答えた。達成率は約1・7%にとどまる。残りの施策のうち、280施策は取り組みを「推進中」とし、6施策は、具体的な取り組みに向け、情報収集や実施の検討段階に当たる「着手」段階と説明した。山内末子氏(てぃーだ平和ネット)への答弁。
達成した公約は「那覇空港第2滑走路の早期完成」や「本島北部や西表島の世界自然遺産登録」、「カジノ誘致反対」、「『琉球歴史文化の日』制定」、「就学前教育の充実」の五つ。
知事は「低所得世帯の中高生のバス通学無料化や、沖縄本島と北大東島を結ぶ海底光ケーブルの整備などを推進してきた」とし、「住民が豊かさを実現できる社会の実現を目指していく」と答えた。
県の担当者は「子どもの貧困や、経済政策など完了の定義が難しい施策もある。長期的な視点で取り組みを進めていくことが重要」と説明。公約は県庁の各担当部局が進捗(しんちょく)状況を判断した。
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[記者のメモ]知事の答弁 強く求める
○…一般質問で「政治、政策的な答弁は県三役がすべきだ」と指摘した中川京貴県議(沖縄・自民、中頭郡区)。辺野古新基地、泡瀬干潟、那覇軍港の浦添移設といずれも埋め立てを伴う事業だが「知事はなぜ辺野古だけ反対なのか」との質問に土建部長が答弁。「知事の答弁を職員に押し付けていいのか」と畳み掛け、知事答弁を要求した。さらに「来年の選挙で知事が代わったら、答弁した職員はどうするのか」と職員の身を案じつつ、自民県連会長として県政奪還への自信も忘れなかった。
(写図説明)中川京貴氏
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>辺野古新基地、泡瀬干潟、那覇軍港の浦添移設といずれも埋め立てを伴う事業だが「知事はなぜ辺野古だけ反対なのか」との質問に土建部長が答弁。「知事の答弁を職員に押し付けていいのか」と畳み掛け、知事答弁を要求した。
常日頃は饒舌なデニー知事だが知事が臨席の県議会質疑では、知事を名指しで答弁を要求しても知事本には知らん顔で、副知事や知事公室長が代理答弁するのは日常茶飯事。
呆れかえった質問者が「最後に知事の感想を一言お願いします」と食い下がっても、知事公室長が「知事の感想は・・・」などと代返する体たらく。
いっそのこと知事公室長にはいっこく堂を任命したら・・・。