■狼魔人日記・文藝コーナー■(毎日三首紹介します)
これは平成22年から令和4年まで私の生活の中で見て聞いて感じた事をメモのつもりで三十一文字にまとめたものです。 一つでもこれはとこれはと思われるものがありましたら幸いです。令和五年一月
富原盛安(82歳・南城市)
安倍閣下その存在が大きくて跡継ぐものが米ツブのよう
安倍閣下心ならずも下野決意憲法改正果たせぬままに
トランプの立場に立ちて物思うシンゾー無きあとアジアの海は
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■瀬良垣譲二様のコメント
いつも投稿していただいている瀬良垣譲二様より、那覇以南の図書館蔵書に『沖縄「集団自決」の大ウソ』の献本して頂いた旨連絡が入りました。
【昨日、「西原町中央図書館」に一冊寄贈してきました。ちょっと見落としてたもので、遅くなりました。 今日「豊見城中央図書館」に1ヶ月経ったのでどうなってますか?と電話しました。「南城市・糸満市・八重瀬町では既に貸し出し本として名簿に載ってます」と言ってプッシュしました所「即、リストに載りましたー」これ、効果あるよーです。 沖縄県の図書館を横断検索ーカリールローカル沖縄県 https://calil.jp/local/search?csid=okinawa&q=99%25%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%81%8C%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%20%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%80%8C%E9%9B%86%E5%9B%A3%E8%87%AA%E6%B1%BA%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%A4%A7%E3%82%A6%E3%82%BD これで那覇市以南の市町村には全て寄贈したことになります。 那覇の方も配りたいところですが、当方も辰年生まれ(1940)けっこう高齢で田舎の運転はマーマーですが、都会の方は・・と言ったところで、誰か若い適当なかたにお願いされては、と思いますので、、よろしく。 江崎様へ 取り合えず、報告がてら 糸満・瀬良垣譲二より】ーーーーーーーーーーーーーーー■読者の皆様で、近辺の図書館蔵書の献本の可能性のあるところがあれば、ご協力ください。献本は私共の負担ですので、遠慮なく冊数をお申し付けください。
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和歌山毒カレー事件から25年。事件現場の園部を死刑囚・林眞須美の長男が来訪。真犯人がまだ現場近くに?事件現場・カレーに毒を入れら
日本の刑事裁判は、裁判所で判決が出る前に既に終わっているという。
つまり犯罪者を起訴する検察官が結論を出しているというのだ。
一旦起訴されれば、有罪率99・96%と言う異様な数字に検察官の結論が表れている。
こういう話もある。
日本の三審制において第一審とはマスコミであり、マスコミが記事にして袋叩きにしたら、もうここで有罪がきまったようなものである。
従ってメディアの報道自体が裁判官になってしまっている。そして控訴があったら第二審(控訴審)の裁判官が警察であり、第三審(上告審)の裁判官は検察ということになる。
三審制の基礎となる日本国憲法を有難がる国民が多いが、同憲法はマッカーサーの押し付け憲法と言われる理由はこうだ。
同憲法草案の実際の作成はマッカーサーによりGHQの民政局に下命された。民政局の局長はコートニー・ホイットニー米陸軍准将だった。そのすぐ下の次長が陸軍大佐のチャールズ・ケーディス氏だったのである。ケーディス氏を責任者とする憲法起草班がすぐ組織された。法務体験者を中心とする二十数人の米軍将校たちが主体だった。日本人は1人もいなかった。憲法起草班は1946年2月3日からの10日間ほどでの突貫工事で一気に草案を書きあげた。
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ちなみに毒物混入カレー事件の場合、容疑者の林真須美は終始無罪を主張しており、カレーに毒物を入れる動機がない。さらに凶器は毒物だがこれも林真須美との確定的関連性はない。つまり動機と凶器不明の無い検察側の立証困難な事件である。
【ひろゆき】林真須美は多分やってない。和歌山毒物混入カレーの黒幕はあの人と判明【切り抜き/論破】
途中から冤罪の可能性があると思いました。
保険金詐取をするような人物が、真っ先に自分が疑われるようなことをするはずがない、するなら自宅のヒ素を処分するはずと思ったからです
この事件が無ければ林ますみが起こした詐欺事件は完全犯罪になっていたかもしれないのに、こんな目立つ事件をわざわざ自らやるか?と考えると何のメリットもないんだよね。
和歌山カレー事件から24年〉林眞須美さんは本当に犯人なのか? ミス、不正、捏造だらけの鑑定結果にメディア人として思うこと
和歌山毒入りカレー事件(林真須美死刑囚)は冤罪事件か?|裁判所が検察に厳しくなった理由がギッシリ詰まったヤバい事件です
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映像編集者が見た関西の大事件簿③
1998年7月、夏祭りで提供されたカレーライスに毒物が混入され、4人が死亡した「和歌山カレー事件」。容疑者として逮捕された林眞須美は無罪を訴えるも、2009年に死刑が確定した。だが、この事件の鑑定結果には不正も指摘されており、「冤罪ではないか」との声も少なくない。当時、映像編集者としてこの事件に携わった宮村浩高氏の悔恨の手記。
【関連書籍】2021年8月に発売された『鑑定不正――カレーヒ素事件』(河合潤・日本評論社)。分析化学の第一人者がカレーヒ素事件の鑑定不正を解明した驚愕の1冊
連日、テレビで流された“悪女”のイメージ
1998年7月25日。和歌山県和歌山市園部地区で行われた夏祭りで、提供されたカレーライスを食べた67人が次々と倒れ、うち4人が死亡するという事件が発生しました。 当初私たちは、単なる食中毒として報道していました。しかし、死者が出てくるなどしていく中で、「これは単なる食中毒ではないぞ」という緊張感に変わっていきました。 その後、被害者の吐瀉物や容器に残っていたカレーを検査したところ、青酸化合物の反応が検出されたことにより、何者かが毒物を混入した無差別殺人事件ということになりました(実際は青酸ではなく亜ヒ酸だったのですが)。 わずか70世帯ほどの新興住宅地の道路を報道関係者が埋め尽くし、上空には何機ものヘリコプターが爆音を上げて旋回している――そんな異様な状態が2か月以上続いていたのでした。 のちにこの地区に住む林夫妻が逮捕されます。逮捕までの2か月あまり、マスコミはこの林夫妻を“疑惑の人物”として追いかけ回していました。 この事件でマスコミは、警察からは何も発表されていないにも関わらず、林夫妻をあたかも犯人かのように報道していたのです。 特に取材陣に向かってホースで水をかける林眞須美さんの姿は連日テレビで流され、いかにも“悪女”の印象をマスコミがばら撒いたのでした(もちろん映像編集者の私もその一員です)。結局、林夫妻は逮捕され、妻の林眞須美被告には死刑という判決が下りました。 日毎に過熱していくマスコミの取材姿勢は、歯止めが利かない状態になっていきます。林さん宅を大勢のカメラマンが取り囲み、四六時中見張っていました。中には脚立を使い、家の中の様子を覗き見するものまで出てきました。 “犯人”と決めつけた人物に対しては、最低限の取材ルールやモラルなど必要ないというような姿勢です。さすがにこれら一連のメディア・スクラムは問題だとして、様々な人たちが批判の声を上げました。 この過熱する取材合戦も大きな問題ですが、ここで私が伝えたいことは、そのことではありません。「林真眞美さんは本当に犯人なのか…」という疑問です。
鑑定には不正があった
実は、当時私たちがよく報道していた内容に、事件に使用されたヒ素(亜ヒ酸)が鑑定の結果、林さん宅にあったヒ素と同一だったというものがあります。 このカレー事件の前年、1997年に兵庫県で1000億円をかけて「スプリング8」という最新鋭の大型放射光施設が完成していました。電子を光速とほぼ同じ速度まで加速させることができるという巨大な施設ですが、この施設で事件のヒ素が分析されたのです。 その結果、事件に使われたヒ素と林さん宅にあったヒ素が一致。林眞須美さん本人が一貫して容疑を否認している中で、このことは決定的とも言える証拠になります(最高裁判決でも、最も重要な物的証拠として採用されています)。 この鑑定結果が出た以上、犯人は林眞須美さんに間違いないと、私たちもあの巨大なスプリング8の空撮映像を編集して報道していました。 ところがその後、このスプリング8の鑑定結果には不自然な部分が多くあることが言われるようになります。この事件がテレビではほとんど報道されなくなってから、多くの書籍で疑問点が指摘されていったのです。 私自身、それらの本を読むにつれて、「噓やろ、もう死刑が確定してしまっているのに…。俺の編集は全部間違いで、一人の人間を死刑に追いやったのか…」と、焦りばかりが募ってきました。 『鑑定不正 カレーヒ素事件』 (河合潤著/日本評論社)という本があります。2021年8月に出版されたものですが、この本を読むと愕然とします。 著者である京都大学大学院の河合潤教授が、スプリング8で鑑定を行った東京理科大学の中井泉教授が出した鑑定書には鑑定ミスや捏造が数多くあることを指摘。あのスプリング8での鑑定データも捏造されていたとはっきりと証明しているのです。 また中井鑑定人のみならず、その他の鑑定人や科学警察研究所の嘘や捏造までを暴いているのです。 「検察側鑑定のほとんどが不正なものだったのみならず、中立なはずの裁判官職権命令による鑑定も不正なものだったことを示してきた。《中略》警察庁科学警察研究所(科警研)の鑑定書は、林真須美の夫健治がシロアリ駆除業に使っていた亜ヒ酸A~Eと、カレーに亜ヒ酸を投入したときに殺人犯が使った紙コップに付着した亜ヒ酸Gの不純物5元素(Se,Sn,Sb,Pb,Bi)のヒ素Asに対する濃度比を100万倍して対数を計算して比較していた。 濃度比や100万倍や対数計算は、紙コップの亜ヒ酸が林家由来の亜ヒ酸とは組成が違うことを知りながら、同じであるかのように見せかけるためのトリックだった。対数などの数値操作を取り除くと、亜ヒ酸は別物だとわかった。科警研は亜ヒ酸が違う事さえ知っていた。」(『鑑定不正 カレーヒ素事件』冒頭「はじめに」から) 河合教授はそれら発見したミスや捏造を、新事実としてその都度裁判所に提出しています。しかし裁判官はその間違いを認めた上で「鑑定は合理的であるという点はいささかも揺らぐことではない」としてはねつけているのです。その鑑定の結果によって一人の人間が殺されようとしているのにです。全く信じられないことです。 河合教授は判決文を見て「裁判官は統計を理解しないことがわかる。なにも大学の教養課程レベルの統計学を要求しているわけではない。高校レベルの統計さえ理解しないのだ。こんな文章を判決に書いているようでは専門家証言のほとんどを一審裁判官は理解できなかったはずだ」(『鑑定不正 カレーヒ素事件』P72) と、書籍の中で記しています。
隠された“無罪”の証拠
また更に重大なことに、実は林眞須美さんに決定的に有利となる証拠が存在していたというのです。林さん宅で押収された亜ヒ酸の缶。この缶の亜ヒ酸の分析結果は、カレーに混入されていた亜ヒ酸とは別物だとわかるものだったのです。 ということは、林家の人間は犯人ではないという証拠になります。この証拠の存在を中井鑑定人はもちろん、和歌山県警、科警研、和歌山地裁も把握した上で隠蔽していたというのです。 警察、検察、裁判所、鑑定人全ての人たちが無実の証拠を隠蔽し、共謀して一市民を絞首台に連れて行こうとしていたことがわかります。 これらの事実を知って、私は茫然としました。私たちも警察、検察、裁判所らと一緒に無実の人間を死刑判決に追い込んだ、いや、私たちマスコミが先頭に立ってミスリードしたのです。 そのせいで一人の人間が死刑囚となり、その娘と孫は命を落とすという悲劇を生んだのです(林夫妻の長女は、自分の子どもと共に飛び降り自殺をしました)。私たちマスコミは一体何を見ていたのだろうか。“冤罪”を作り出しているのは、私たちマスコミなのではないか。 大きな事件が起こると、マスコミは怒涛のように報道合戦を繰り広げるのですが、数か月すると別の事件に飛びついていきます。新たな興味をそそるような事件が起これば、視聴者もそれを求めているのですから当然なのかもしれません。 このことは私も内部にいて致し方ないと思っていました。しかし、数々の冤罪事件の構図を知っていくにつれ、そんな考えは大きな過ちであると気づきました。 テレビ報道はもっと事件後の経過を報道すべきです。たとえそれが、自らの報道の誤りを認めることになったとしても。そうしなければこの冤罪を起こす体質は決して変わることはありません。 マスコミが逮捕後の経過を報道しないから、裁判で虚偽が発覚しても検察も警察も反省することなく、冤罪作りを繰り返しているように思えるのです。 「不正鑑定」を著したこの河合教授は、この事件にかかわる前は、林眞須美さんを犯人だと思っていたといいます。しかし、事件の鑑定にかかわるようになってから虚偽や捏造ばかりを目の当たりにし、その結果として「カレーヒ素事件で林真須美は無実だ。冤罪だ。亜ヒ酸は別物だった」(『鑑定不正 カレーヒ素事件』 P205)と断言するようになったのです。 当時、和歌山カレー事件に少しでも関わったテレビマンには、この本をぜひ読んでいただきたい。いや、読まなくてはいけません。知ることで自らの過ちを認め、そして無実の人間を救い出すことに尽力することだけが、ミスリードした罪を償う唯一の方法だと思うのです。
冤罪が疑わしい同様の事件
1992年、福岡県飯塚市で小学1年生の女児2人が殺害される事件が起こりました。「飯塚事件」です。犯人として逮捕された久間三千年(くま・みちとし)さんには死刑判決が出されました。 このときの最大の決め手は当時、捜査に採用され始めたDNA鑑定です。DNA鑑定で「クロ」と出た以上、久間被告が犯人に間違いないと、マスコミはこぞって報道しました。 しかし、後年になってこの鑑定は、科警研がデータを加工していたことが判明します。その事実を突きとめた弁護士らは、裁判所に再審請求をしますが、裁判所は、DNA鑑定が覆されようともその他の証拠で犯行を証明できるとして却下しました。 これは和歌山カレー事件と全く同じパターンです。唯一違うのは、犯人とされた久間さんはすでに死刑を執行されているということだけです。 「林眞須美という存在は、司法・マスコミ・学会などの健全さを示すリトマス試験紙となっている」(『鑑定不正 カレーヒ素事件』 P208)。 河合教授のこの言葉を出すまでもなく、私たちマスコミは常に試されているのです。 ※この和歌山カレー事件は、過去の冤罪事件と同じような経過をたどっていると筆者が感じているために、林真眞美さんは確定死刑囚ではありますが、ここでは「さん」を付けさせていただきました。 文/宮村浩高
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コメント334件
集英社オンライン
映像編集者が見た関西の大事件簿③
和歌山カレー事件で逮捕された林眞須美さん(右)と夫の林健治さん
1998年7月、夏祭りで提供されたカレーライスに毒物が混入され、4人が死亡した「和歌山カレー事件」。容疑者として逮捕された林眞須美は無罪を訴えるも、2009年に死刑が確定した。だが、この事件の鑑定結果には不正も指摘されており、「冤罪ではないか」との声も少なくない。当時、映像編集者としてこの事件に携わった宮村浩高氏の悔恨の手記。
【関連書籍】2021年8月に発売された『鑑定不正――カレーヒ素事件』(河合潤・日本評論社)。分析化学の第一人者がカレーヒ素事件の鑑定不正を解明した驚愕の1冊
連日、テレビで流された“悪女”のイメージ
1998年7月25日。和歌山県和歌山市園部地区で行われた夏祭りで、提供されたカレーライスを食べた67人が次々と倒れ、うち4人が死亡するという事件が発生しました。
当初私たちは、単なる食中毒として報道していました。しかし、死者が出てくるなどしていく中で、「これは単なる食中毒ではないぞ」という緊張感に変わっていきました。
その後、被害者の吐瀉物や容器に残っていたカレーを検査したところ、青酸化合物の反応が検出されたことにより、何者かが毒物を混入した無差別殺人事件ということになりました(実際は青酸ではなく亜ヒ酸だったのですが)。
わずか70世帯ほどの新興住宅地の道路を報道関係者が埋め尽くし、上空には何機ものヘリコプターが爆音を上げて旋回している――そんな異様な状態が2か月以上続いていたのでした。
のちにこの地区に住む林夫妻が逮捕されます。逮捕までの2か月あまり、マスコミはこの林夫妻を“疑惑の人物”として追いかけ回していました。
この事件でマスコミは、警察からは何も発表されていないにも関わらず、林夫妻をあたかも犯人かのように報道していたのです。
特に取材陣に向かってホースで水をかける林眞須美さんの姿は連日テレビで流され、いかにも“悪女”の印象をマスコミがばら撒いたのでした(もちろん映像編集者の私もその一員です)。結局、林夫妻は逮捕され、妻の林眞須美被告には死刑という判決が下りました。
日毎に過熱していくマスコミの取材姿勢は、歯止めが利かない状態になっていきます。林さん宅を大勢のカメラマンが取り囲み、四六時中見張っていました。中には脚立を使い、家の中の様子を覗き見するものまで出てきました。
“犯人”と決めつけた人物に対しては、最低限の取材ルールやモラルなど必要ないというような姿勢です。さすがにこれら一連のメディア・スクラムは問題だとして、様々な人たちが批判の声を上げました。
この過熱する取材合戦も大きな問題ですが、ここで私が伝えたいことは、そのことではありません。「林真眞美さんは本当に犯人なのか…」という疑問です。
nob*****2022/12/21(水) 18:22
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この事件では林被告のキャラクターが報道で悪役的であったこと、ヒ素が林家にあったことから無罪を主張していることは知っていたが犯人に間違いないと思っていた。しかし、科学者がヒ素の鑑定が間違いであると証明しているとすれば話は全く違ってくる。自白が警察の非合法の取調べで発生することは広く知られるようになったが、DNA鑑定はじめ科学的な鑑定にも疑問を持って見る必要があることが今回の件で初めて知った。 無実を主張する人の命が掛っている訳だから科学的な正確性を様々な方向から検証する必要があるのではないかと思われます。この種の鑑定は、特に無罪を主張しているような案件は、利害関係を持たない複数の機関が実施することを法律で定めることも必要だと思う。
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träume*****
träume*****2022/12/21(水) 22:35
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林真須美容疑者以外にヒ素を入れる機会のあった人はいないはず、という曖昧な論拠を除けば、証拠と言えるものはスプリング8によるヒ素の同定だけだった。しかし河合教授の検証はこのヒ素の同定が誤りであっただけでなく、意図的な証拠の捏造があったことを論証している。再審とならないことがあり得ない話だろう。
司法が自らの権威を守ろうとしていること、マスコミが過去の自らの過ちを反省しないことはもちろんだが、被害者やその家族を含めて、ひたすら犯人が捕まったことにして安心したい、事件を忘れたいという気持ちが強いことが背景にあるのだろう。被害者やその家族の心情は同情に値するが、それがために冤罪、まして死刑が生じてはならない。再審がぜひ必要な案件だと思う。
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tfh*****
tfh*****2022/12/22(木) 9:02
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冤罪なんですか?
当時犯人を決めつけて報道していたように思います。無罪を信じている息子さんの特集をテレビで見たことがあります。その頃はお姉さんは林眞須美さんの子供だと隠して生活していると聞いた気がする。
娘さんが亡くなられたのは気の毒です。
犯人かどうか真実はわからないけれど、警察を信じられなかったらどうしたらいいのでしょうか。
普通に生活しているだけなのに、ある日いきなり身に覚えのない証拠をでっち上げられて事件の犯人にされたり、自白を強要されたりが今でも起こったりするのでしょうか。それは怖いです。
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zai*****2022/12/21(水) 17:39
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警察庁が公表した足利事件の検証結果は「鑑定結果を過大評価し、犯人だろうと誤った認識をした」と結論付けた。1991年の捜査当時、同じ血液型で同じDNA型が出現する頻度は「千人1・2人」。最高検の検証では、当時の足利市内で一致する男性が約100人いる精度だった。
検証の結果、約30年前のDNA鑑定導入時は精度が低かったと結論づけているようですが、24年前のスプリング8の精度が気になりますね。
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m_m*****
m_m*****2022/12/21(水) 17:18
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事件からだいぶ経って判ってきたのは無罪だという確たる証拠は無いが有罪だと断定出来る確たる証拠も無いと言うか弱いと言うこと。
正直なところ「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の原則の基に一から裁判をやったら無罪になる可能性は十分にあると思う。
ただ日本の再審請求は間違いなく無罪だという証拠を示さないとほとんどの場合は認められないからな。
この事件も真犯人が名乗り出ない限りは再審にはならないんじゃないかな?
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yuko
yuko2022/12/21(水) 21:51
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いまだに誘導尋問のような取り調べはなくならないし、判決がを覆すのが難しい世界なんでしょうけど、この本が正しいとして、ここまで全方位的に捏造していくのは恐ろしい。
ただ、それが「捏造」だと分かるような痕跡が残っているのも不思議で、検察なら完璧に封じ込んでしまうのでは?
いずれにしても、冤罪をそのままにしておくことは逆に犯罪だと思うので、真実を明らかにしてほしい。
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koj*****
koj*****2022/12/21(水) 20:52
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スプリング8による鑑定結果をもって、科学の勝利と快哉を叫ばんばかりの報道番組を当時観た記憶がある。もしそれが捏造だったとしたら、同番組に感心し頷いていた自分も共犯者のようなものではなかったかと自戒するばかりだ。
この事件では、状況証拠の積み重ねによって公判を維持し有罪を確定させた先駆的なケースとなったことが重要で、最近では紀州のドンファンと呼ばれた野崎さんが殺害されたとされる事件において、物的証拠が皆無にも関わらず状況証拠のみで妻が起訴されたのが印象的だ。奇しくも同じ和歌山の地というのも、何やら因縁めいている。
宮村さんはじめ、メディアに携わる中で心ある方々にこの事件を追及し続けていただくようお願いしたい。
明日は我が身、なのだから。
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hap*****
hap*****2022/12/22(木) 6:23
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事件当時から、
なんでまだ判断できる状況でもないのにこんなに断定しているんだろう?と報道の仕方にものすごい違和感を感じていました。
その後、最終的に決定打がないまま死刑が確定したということにも。
ありえない、と思ったけど報道を受け取る側には何もできない..。
よく調べてくれたな、と思います。
報道の仕方について違和感を感じる報道関係者が現れてくれて。
こういう人がもっと増えて、もっと冷静で
視聴者の動向に踊らされない報道が増えるといいなと思う。
別件になるけど
女性が殺人の容疑者になった事件の場合
報道がヒステリックで偏りがちになるなぁということも度々感じる。明らかに男性の場合とトーンが異なる(と、感じる)。
なんでだろう..。
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nob*****
nob*****2022/12/22(木) 10:51
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途中から冤罪の可能性があると思いました。
保険金詐取をするような人物が、真っ先に自分が疑われるようなことをするはずがない、するなら自宅のヒ素を処分するはずと思ったからです。マスメディアは逆に保険金詐取するような人物だから犯人に違いないという先入観で加熱報道を繰り返し、筆者も自責の念で書いているように結果として家族を死に追いやリました。松本サリン事件の際も当時購読していた朝日新聞は付近に住んでいて趣味で化学実験の道具を揃えていた浅野さんが犯人と決めつける報道を当初行っていたことをよく覚えています。幸い彼の場合は専門家が犯行の可能性を否定したのでトーンが変わりましたが。
メディアがもう一度カレー砒素事件の検証を行うこと。報道のあり方についてきちんとした基準を定めるように望みます。捜査関係者からリークされた情報で検察・警察のストーリーに乗って世論を煽ることはすべきでない。
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af4*****
af4*****2022/12/21(水) 17:47
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この事件が無ければ林ますみが起こした詐欺事件は完全犯罪になっていたかもしれないのに、こんな目立つ事件をわざわざ自らやるか?と考えると何のメリットもないんだよね。
まあカレー事件が無罪だったとしても林が悪い人間だったことは紛れもない事実として、それが死刑に相当するのかどうか。あとは真犯人が野放しになっているかもしれないことが一番の問題。
12月20日発売の月刊willに『沖縄「集団自決」の大ウソ』が掲載されました。
月刊WiLL(マンスリーウイル) 2024年2月号 (発売日2023年12月20日) の目次
目次
グラビア 現代写真家シリーズ オーロラの奇跡 谷角 靖
朝三暮四 加地伸行
読者の皆様へ
お待たせしました。
完売品切れでご迷惑をおかけしていた『沖縄「集団自決」の大ウソ』の増刷が完成しました。ご注文次第発送できます。ご注文の方は下記要領でお申し込みください。
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