今日は早朝より小鉢上げを行いました。今朝は気温が低めに推移したので双葉の動きが鈍くなったのでムダな徒長もなく安心しました。
青葉もだいぶ出ています。
黄葉も出ています。
今日は雨が降るというので雨除けにシートを張ることからスタート。
さて、準備が出来たので始めます。必要な物は手の届く範囲に置いておきます。用土、播種箱、ビニールポット、鉢底ネット、支柱パイプ、スプレー、ピンセットなどなど。
まずはスプーンの柄をトレーの端から底まで差し込みます。差し込んだ状態から双葉を上に持ち上げるように細かく何度か持ち上げます。トレーはテーパーになっているので下から上に持ち上げられると上がってくるはずです。何度かやるとコツをつかめると思います。
こうして取り上げた双葉にはもう横根がかなり出ています。
ビニールポットは9センチのものを使っています。以前は青葉は4号の丹波鉢で、黄葉は3号でした。最近では青葉は75ミリくらいのビニールポットを使う栽培家もいます。小さいビニールポットは根張りが良くなりますが、晴天時には枯らす可能性も出てきます。
ビニールポットの中に鉢底ネットを入れてスプーンの柄で押さえながら用土をネットが隠れるくらいの少量をいれます。それから双葉をビニールポットの鉢縁より少し下になる位置で用土を回し入れます。
用土が入ったら鉢を何度か軽く下に打ち付けるようにトントントンとやると用土が落ちつきます。水差しで潅水すると用土がさらにおちついて双葉が安定します。グイグイ押し込むような入れ方は朝顔栽培では良くありません。
中には殻をつけたまま上がってくるものもあります。こういう時は
ティッシュを小さく切り殻に被せてスプレーで水を掛けておきます。数分で殻は柔らかくなるのでピンセットで少しづつ取り去ります。殻が硬い時は作業をやめて再度スプレーして殻を柔らかくします。じっくりと時間を掛けて作業した方が良いと思います。
私がトレーを使う理由はこのような時に対応するためです。昔のようにトレーを使っていない場合、双葉を取り上げようとすると隣の遅れて発芽しているものに影響が出てしまいます。
そこで隣に影響なく取り上げることが出来るトレーを使うようになりました。
しばらくしたら南の方から雨雲がやってきました。
播種箱を濡らしたくないのでシートを掛けてしのぎます。
今日は雨も降りましたが風もかなり強く、途中で作業を断念。
仕方なく玄関で作業を行う事に・・・
「蝶々夫人」微かに色の付いたラインが軸に見られる。
夕方まで頑張って小鉢上げしました。残りは明日にします。あ〜疲れた。
今日のところはこんな感じ。
5月から大輪朝顔栽培が始まります! 皆さんも一緒に栽培してみませんか!20cmを超す大輪の朝顔はどうやって作るのか? 何かと在宅する事の多くなったこの時をスタートのきっかけとして頂ければ幸いです。また、夏は暑くて嫌なものかもしれませんが、大輪朝顔を栽培すると、むしろ暑い方が大きな花を咲かせる事が出来るので暑さを楽しむ事が出来ます。是非この際に東京あさがお会に入会して頂き一緒に大輪を作りましょう!
↓ アンちゃんの朝顔日誌
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