「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

淋しさの向こう側

2010-11-04 23:39:00 | ファミ劇日誌
『♯698  淋しさの向こう側』
主演:金田賢一(島津公一)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)石原良純(水木悠)
香坂みゆき(香川万里子)時本和也(沖田)江幡高志(宮本)加地健太郎(沖田の上司)西田純平(ローン会社店長)川中亜紗里 伊尾明子 石川裕見子 宇佐美彩 深作覚(金井)中瀬博文(簡易宿泊所の男)大貫幸夫 村上久勝

プロデューサー:梅浦洋一 服部比佐夫 新野悟
脚本:古内一成 今野いず美
撮影:内田清美 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:大庭弘
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:鎌田浩 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:土居久子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House スタイリスト:HIROMICHI NAKANO VIVAYOU
監督:手錢弘喜
制作:東宝株式会社

覆面車:セリカ(17-53)クラウン(62-40)マーク2(23-74)


今までのデューク編というのは独特な展開を見せていたと思います。
主役が無口なものだから、ゲストが際立っちゃうんですよね。
それがちょっと違った方向になるのが、デュークが助演の場合。
「1970年9月13日」や「友よ、君が犯人なのか」そして「男と女の関係」では主演作よりデュークの素が浮き彫りにされたりして、誰かを介したほうが見えやすい部分がありました。
それは、初期スコッチにも同じことがいえたと思います。

ただ、スコッチと違ってデュークの場合は特に強烈かつ急激に心を閉ざした訳ではないので、馴染んでくると口数も多くなって行きました。それに山さん殉職後はそのポジションの穴埋めの一端を担っていましたから、それまでのデューク像より発展したものが見られるようになった時期だったと思います。

それの表れとして、それまで「意に介せず」的な部分があったデュークが、ブルースの被害金額のザルな発言にツッコミをいれたと云うのがあります。当初はお互い認め合っていてもライバルという感じでけん制しあっていた二人の関係でしたが、この作品で結構意見を交わしています。
育ちも家族構成も違う二人ですが、プロの刑事としての部分で認め合っていた感じがします。
これは、かつてのゴリさんとスコッチの関係に似ていて、ちょっと嬉しかったり。

本作はそれこそ普通なデュークがデューク主体で動く初めての作品といった方がいいかもしれません。

非番のデューク。
散歩?エルザ館でコーヒーブレイクとは洒落てます。
それでサラ金強盗に遭遇するというのも、デュークらしいですが。
新宿の朝散歩というのも実は私もやったことがありまして、人がいない早朝は日中の喧騒がうそのように穏やかで、その落差が面白いんですよね。私の場合のコーヒーブレイクはマックでしたが(^_^;)

そして、デュークの裏読み炸裂。
やっぱり「演じる女」には強いデューク。間違いなくコロっとは騙されません。
もう最初から疑いを持った相手には徹底的に疑うという姿勢は山さんからちゃんと継承されています。

ところで、そのデュークをおおいに引き立てた万里子。
普通の女性が結婚という転機から逃げた訳は解るような気がしますが、それからゲーム感覚で「淋しさ」を楽しんでいたというか、打算を楽しんでいたというのは何ともあの頃の女性らしい部分だと思います。
スコッチの「すれ違った女」ではスコッチ自身が「男」のポジションで、それこそ「我々の海だ」なんですけど、今回の場合はデュークはあくまでも第三者なんで、そのあたりが複雑になっています。
でも、男からすると非常に可愛げのない女像なのですが・・・あの頃ノリにのっていた香坂みゆきさんが演じることによって、そのあたりは覆い隠されています。
万里子役って結構難しいと思います。
「そのもの」の人じゃ、バレバレでつまらないし。

まあ、しかし・・・ああいう女性、居ました(^_^;)

=コネタ=

*撃たれた金井、あぁ俺の好きなゴリネクタイ(#523など)だぁ・・・。

*スタイリストさんがついています。なんとなくバブリー

*なぜか渋谷界隈のロケが多いよう。


=ロケ地=

エルザ館
渋谷神園
経堂
歌舞伎町
副都心
新宿駅前
東京港

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昼間に「Hey!Duke2」

2010-11-04 01:53:16 | エトセトラ
北海道の昼間の情報番組で・・・・

安い定食を扱うコーナーがあって、
まあ、軽く刑事モノ仕上げなのですが(^_^;)
(あの走りかたはマラソンの走り方・・・太陽インスパイアは本番前に走り込まないと(自爆)

メインテーマはあぶ刑事でも、中身は、

ラガー、ヘイ!デューク2、コミカル、スコッチ、ジーパン、ロス市警、トシさん、デューク、マミー。

と太陽楽曲。
多分、サントラコレクションファイナルを使用していると思いますが、こういう番組で使用されるのは大体サントラコレクションVol.1とかベスト系なんですよね。
まさか、昼の情報番組で「ヘイ!デューク」のそれも「2」やトシさん、マミー、デュークのテーマが流れるとは夢にも思わず、半分寝ていた脳が醒めました(^_^;)

それにしても、サントラ好きの私でもあの選曲は出来ないので、本当に太陽を知らない方の仕事か、それとも太陽を熟知した方の仕業(^_^;)か、ちょっと興味を持ってしまいました。

北海道には、何気に太陽ファンが多いかもしれません。

私がお付き合いしていた方でディープな方が10人ほどいますし、元々再放送も多い土地だったのも要因かもしれません。

かつて札幌駅前にあったそごう内の書店が太陽書籍の充実度が凄かったというネタをご存じの方は、相当です(^_^;)
脚本集が長いこと置いてありましたから。


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俺の拳銃を返せ!

2010-11-04 01:08:59 | ファミ劇日誌
『♯47 俺の拳銃を返せ!』
主演:萩原健一(早見淳)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)関根恵子(内田伸子)露口茂(山村精一)竜雷太(石塚誠)下川辰平(野崎太郎)小野寺昭(島公之)
森本レオ(佐原信一)柳生博(井口)中村孝雄(大木)福岡正剛(遠藤進)山田はるみ(遠藤の会社の同僚)木島新一(佐原の会社の上司)若尾義昭(警官)邦創典(質屋の主人)柳沢優一(クリーニング屋) 豊村真理子 関根信昭(タレコミ屋のバーテン)小海とよ子 西川幾雄(アナウンサー) 尾崎八重/三津田健(ポエムのマスター)

プロデューサー:岡田晋吉 清水欣也(日本テレビ)梅浦洋一(東宝)
企画:魔久平  脚本:小川英 武末勝
撮影:中村隆彦 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:吉岡昇
音楽:大野克夫 演奏・井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊
助監督:桜井一孝 擬斗:宇仁貫三 制作担当者:原雄次郎 現像:東洋製作所 アシスタントプロデューサー:梶山仗祐 
協力:国際放映 制作協力:渡辺企画 企画協力:ジャックプロダクション
監督:土屋統吾郎
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(70-26)

拳銃を奪われる事件は定番みたいになっていますが、太陽では意外と少ない。
初代新人としてはネタが出そろった感じです。
でもマカロニらしい餌で吊られて殴られて・・・というある意味最低なんですけど(^_^;)、それが凄いインパクトなんですよね。それに冒頭から立ちション未遂ですから・・・。
それにボスにズボン取り上げられても病院を脱走し、ボスに「刑事を一人捕まえてくれ」って手配されるマカロニも不憫(^_^;)
でもただ転ばないマカロニなだけにタレコミ屋からネタ収集に足の捜査はベテラン並みの行動力ですが、それが空振りに終わるのも不憫です。

だけど、この話の被害者って誰なんだろうと・・・。
井口も大木も遠藤も戸倉も被害者だし、
佐原もある意味被害者だし、
マカロニだって不憫に感じるほど被害者だし。
やっぱり殺された戸倉が一番の被害者なんでしょうが、
というか、被害者だらけ。

でも、本当は怒り心頭でなけりゃならないマカロニが佐原の事情を聞き込むにつれて、どんどん佐原に同情して行くというのも解る・・・この話はマカロニの心情と同じな感じです。

軽犯罪にすらならない軽いイタズラが、人を死なせるかもしれないという事は、日常に起こりうる事なので、それをじゃあ理屈詰めで丸めこんでいいかというとそうではないと。やはり倫理的に悪いことであれば、謝るということで事が収まることがあると云うのが、この作品の語っているひとつだと思います。
佐原は確かに危険な男かもしれませんが、導火線に火を付けたのはまぎれもなく戸倉。
それと同じことをした井口を殴ったマカロニの気持ちもわかる。

不条理に尽きる。

それで、佐原の殺人が正当化される理由にはなりませんけど。

佐原演じる森本レオ氏のギラギラした狂気といつもながらの飄々としたところの共存は凄いです。

=コネタ=

*クジラクラウン覆面車初登場。さらに2代目クラウン白パトも初登場。

*マカロニはよく首がつながったと・・・大甘で減俸処分?

*「御影山」というキーワードも謎を呼ぶ有用なモノでしたが、そういうミステリアスな部分と重さが伴いそうな題材があまり重過ぎなかったのはマカロニの活躍のおかげだと。

=ロケ地=
新宿3丁目
世田谷自動車学校
コーヒーハウス・ポエム
ラストの古いビルは六本木、外苑通り沿いのようです。


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ドクター刑事登場!

2010-11-04 00:27:50 | 日テレプラス日誌
『♯415 ドクター刑事登場!』
主演:神田正輝(西條昭)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)露口茂(山村精一)竜雷太(石塚誠)沖雅也(滝隆一)下川辰平(野崎太郎)木之元亮(岩城創)山下真司(五代潤)友直子(松原直子)横谷雄二(吉野徹男)
稲葉義男(徳田警視)佐久間宏則(井沢達彦)日立絵里子(野々宮悠子)大河内稔(ヤクザ)豊原健(平田伸也)鈴木和夫(江島庄次)庄司三郎(時田繁夫)カースタント マエダ・オートクラブ ※ノンクレジット 新井和夫
バンク画像出演:萩原健一(早見淳)松田優作(柴田純)勝野洋(三上順)宮内淳(田口良)小野寺昭(島公之)

プロデューサー:岡田晋吉 酒井浩至(日本テレビ)梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:長野洋

撮影:田端金重 美術:小汲明 照明:木村節二 録音:磯崎蔵之助
音楽:大野克夫 演奏・井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:前島守男 擬斗:宇仁貫三 現像:東洋製作所 番組宣伝:河村良子 記録:桧垣久恵 制作主任:金井泰順
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 銃器類協力:MGCボンドショップ 衣装協力:紳士服の一色
監督:澤田幸弘
制作:東宝株式会社

覆面車:スプリンタートレノ(84-16)クラウン・セダン(69-64)クレスタ(40-85)マーク2(59-35)カローラクーペ(43-56)


414話というのは、
オリジナルメンバーであり、太陽の基本の一端を担っていたデンカとの訣別であり、
大括りでそれまでの太陽の終焉であった訳で、
一度に2つの大事をまるで集中砲火のように浴びせられたのは正直ガキでもキツかったです。
太陽の未来が見えないという恐怖もあったと思います。
それに415話の予告。
軽めの新曲(ドックのテーマ)と西條昭の軽さ。
神田さんは見慣れていたので安心感はあったし、
ガキながらに、日テレドラマではお馴染みの神田さんが出るのは違和感ありませんでした。

神田さんは石原プロ縁故が強いと聞きますが、どちらかというと、日テレ縁の方が強かったように思います。
ただ、神田さんは「大捜査線」(フジ)に出演されており、あっちはどうするんだろうと不思議に思ったものです。
結果的に8月14日放送分(次の日の太陽は「禁じられた怒り」)で神田さん演じる沢木刑事は壮絶な殉職を遂げるわけですが、この辺りの急遽ドタバタはあったんでしょうね。
普通であれば同じ刑事役がカブるのを避けるのですが、殿下の後任がスコッチだという3月ごろに一部報道があったのと共に、神田さんの御出演も色々あったものと。

とにかく、ア然食らっちゃいました。
やっぱり当時の太陽ファンはマジメな人多かったと思うので、もうちょっとシャッキリした感じだと思っていたのですが(^_^;)

まあ、とにもかくにもスコッチ復帰から妙にハイテンションに推移してきて、結構それを維持していたので、何となくそのお祭り騒ぎに呑みこまれ「なんでもこいや!」みたいな感じになっていたのは事実です。

結果的にそれがいい方向に向かうわけですが。

さて、本編。
ああ、OPは前半の締めね、神田さん<ガキのくせに。。。
このOP位置、前半の「終り」なので、神田さんを新人刑事と勘違いしたひともいたとか(^_^;)

冒頭・・・
あの徳田警視とボスの会談はなくちゃならなかったでしょうね。
ボスが辞表を提出したことに驚きましたが、やっぱり弟分の殿下まで亡くすと、これは必然なんだろうなぁ・・・と。
逆に、これがなくていきなりドック登場だと、ボスは何も感じていないと思われても仕方が無い。
という微妙な感じでした。
ある意味、殿下が居なくなっても番組を続けるという一種のケジメみたいな感じで受け止めました。

神田さんは見慣れた顔だったし、直ぐ馴染んだ感じだったので、確かに軽い感じですがあまり違和感を感じませんでした。
これは、もともと太陽にコミカル要素があったのをまたドックが掘り起こしたと云った方がいいと思います。
それに、若手が生き生きしているのが良い・・・。
ロッキーはボケツッコミ両刀使いなので、スニの場合はツッコミばっかりなんですよね。
ドックも両刀使いなので、良い感じでシーンに応じて絶妙にやり取りをしているサマは心地いいです。
これはボンとロッキーとの関係にそっくりな感じだったので、私の目ではボンの再来のような感じがしました。
それにスニーカーもそれまで「せっかち」「喚き」が看板みたいになっていましたが、笑顔がかなりみられるようになり、更に力が抜けた感じになって、こっちも力が抜けました(^_^;)

ダジャレ、オリジナルニックネーム。
ちょっと構えて観てましたけど、思わず笑っちゃいました。
それに本庁捜査一課からの配属というのにも内輪ネタ的ものがあって(^_^;)
だったら沢木は殺さなくともよかったのに・・・と思ったのですが、向こうの番組からするとそれはNGですね。

話の方も、長野さんが登場編でよく取り上げる拳銃絡みの事件なのですが、
今回は、大学生+海外で拳銃撃ちまくり+ゲーム感覚という当時でも新しい題材を盛り込んています。
ただ、「拳銃は持てば撃ちたくなる」という基本理念は変わりません。

そして、ベンツの破壊。
実はあの車、#46の三浦のベンツとほぼ同型。
当時で10年以上前のクルマですが、やっぱりビックリしました。
でもあの車、フェンダーミラー着いていない(^_^;)

ところでこの作品、変更が多かったようで。そのベンツの色が当初「赤」だったのが、エンジに替っているようで、セリフもアテレコされています。
また、シーボニアにドックと向かうのは当初ゴリさんでした。
それにゴリさんのネクタイが変わったり戻ったり、覆面車も初登場のクレスタがワンシーンのみの登場だったり、関係者の愛車と思われ、今後いろいろと顔を出すカローラクーペがシーボニアのシーンだけ登場したり、ロッキーの拳銃がゴリさんとスニーカーと同じトルーパーだったり、現場のバタバタさがうかがえます。

それでも、ドックの拳銃M59に驚いたり、いろいろとごちゃまぜで勢いが凄い作品だったと思います。

=コネタ=

とうとう破壊された初期型マーク2HT。
ボン在籍時はまだ関係者の愛車として使用されている感じ(椅子カバーやステッカー)がありましたが、今回はすっかりそれが無くなっていました。その後保存され「風船爆弾」で完全に破壊されたようです。

「たつひこ~ぉ」
当時も今もなぜか耳に残ります(^_^;)

=ロケ地=
シーボニア
新宿副都心界隈~西新宿、北新宿


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