快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

巨大地震や大津波 - 津波とレジャー

2015-09-19 21:45:50 | 地震 津波
 前回の記事では、津波からの避難手段として、条件によりけりで必ずしも100%で、はなくても、自転車が有効である事が多い話をしました。
海が近いレストランなどはこうした自転車を多めに常備しているかどうかで、ネットとかでもしっかり明示しておけば、集客力は多少とも高まるかとは思います。
 ところでそうした体制は今後は増えていくかも知れませんが、今すぐに十分になるわけでは有りません。
 やれば大した事はないのでしょうが、時間は多少かかるでしょう。
 個人でどう対策するか?ですが、車で海の近くに行くからと言って、自転車を車に積むと言うのはスペース的にも無理な場合が多いですから、なかなかそうした事をする人も少ないのかも知れません。
 対策として自転車程の速さは期待できないのですが、車に積めて多少は役に立ちそうなものは確かにあります。
 その一つにキックスケーターがあります。
 使い慣れる事は必要ですが、大きさから言っても車に積むのにも無理ではない場合が多いと思います。
 また人が乗らなくても、災害時などに荷物を載せて運ぶのにも使えるものもあります。
 現状では交通の頻繁な公道では使ってはいけない事になっています。
 では、津波非難時はどうするのか、の法的な規定は今後の展開次第ですが、キックスケーターで逃げなければ人命が危ういような状況では、「交通の頻繁な公道とは何か」、の解釈は、状況によりけりでしょう。最終的な事はあくまで自己責任でお確かめ下さい。
 以下、関係するサイトを挙げておきます。

引用開始(一部抜粋)
 http://www.ksa.gr.jp/

 キックスケーターは自転車のルーツであり特性上自転車に最も近い「乗り物」です。
 練習項目に目を通し安全装備品を着用し、空き地などで充分な練習を実施して下さい。

 国土交通省の定める道路運送車両法で軽車両となります。
軽車両 - 人力若しくは畜力により陸上を移動させることを目的として製作した用具で軌条若しくは架線を用いないもの又はこれにより牽引して陸上を移動させることを目的として製作した用具であって、馬車、牛車、馬そり、荷車、人力車、三輪自転車(側車付の二輪自転車を含む)及びリヤカーに該当するもの


 警察庁の定める道路交通法では
「人を搬送する目的で設計していない」「社会通念上、移動目的と認められない」製品は遊具(交通の頻繁でない公道のみ使用可能)となります。

 キックスケーターは各メーカーや機種毎に構造(開発設計意図や制動装置の有無等)が異なりますので公道使用に関してはメーカー及び販売店に確認して下さい。


 公道で使用する際には必ず保安部品を装備し、傷害保険(個人賠償責任付)に加入してください。

 車種によっては公道走行が構造上適さない製品もありますのでご注意下さい。
 
 お近くで「キックスケーター講習会」が開かれる際には必ず参加して下さい。
 「乗り物」全てに共通する危険回避術や急制動等、比較的高度な内容となっております。
 幼児や子供が参加される場合大人が同伴参加して後日子供の質問に答えられる様努めて下さい。

 ご不明な点があればお答えいたしますのでこちらからご質問下さい。


 日本では公式文書等で「キックスケーター」と言う総称を正式採用しています。
 消費者等の混乱を避けるため正しい名称を使用して下さい。
 「キックボード」は K2、 スティックボードは「ウェッツアー」
 「レーザー」「ローラーボード」「キックスクーター」はJDの商品名です。

各メーカーの新製品情報等を随時掲載していきますので、ご注目ください。
 


 災害時の物資輸送等に活躍します。

引用終了

 製品をアフィリエイトで貼ろうかとも思いましたが、今回は見合わせておきます。
 一応、乗らなくても持ち運びは自転車よりは楽でしょう。

巨大地震や大津波 - チリ地震による津波とレジャーへの影響

2015-09-19 10:12:04 | 地震 津波
 早い場合は今日から、遅くとも明日から9/23まで連休の所が多く、更につけ足しで9/24~9/26も休みをとり大型連休並みにもできる人もいて、あげく天気が良く、日照も既に3月末レベル、更には気温も快適なので、レジャーで海や山などに行きたくなる人も多いかと思います。
 今回は僅かではありましたが、日本へも太平洋岸にチリ地震による津波が来た事もあり、海に行くのはどうしようか迷う事も人によってはあるかも知れません。
 これについては十分に安全を見込んで、避難は何処に行けばよいか、などを予め確認しておけば、かなりのリスクは解消されるケースが多いと見られます。
 東日本大震災でも地震発生後、そこまで大きな津波が来ないから大丈夫だろうと避難しなかったり。すぐに安全な場所へ避難したのに、楽観してまた自宅に戻ったり、或いは親族を迎えに車で行ったりして、津波の被害にあった方が多かったようです。
 そこまで大きな津波は来ないと思っていた人が殆どでしたので、本来は助かったのに、命を落としたケースが多く、試算も様々ではっきりした事はわかりませんが、もしかしたら避難が普通に行なわれれば犠牲者は1/50もなかったかも知れません。
 今後はこれを教訓にすれば危険はかなり回避できるケースが多いと見られます。
 一般に、海が急に深くなっている海岸は、海岸か或いは近くまで、山や丘などの高台が迫っている場合が多く、標高の高い場所へ行ける容易なルートがあれば避難は短時間でできます。
 逆に海岸まで山や高台から距離がかなりあって、すぐには高台等へ避難できない場合は、(無論例外はありますが)一般に海は遠浅である場合が多いです。
 津波の動画で見ても、例えば犬吠崎から見た津波などは、沖の深い場所よりは、かなりゆっくり進んでいるのがわかります。
 一般に浅い海域は津波の速度が落ちるので、海岸に到達するまで、海岸から急深の海よりは避難の時間をとれます。
 この点から見て避難をする場合、高い建物や、標高の高い山や丘等へ可能なケースが多いのが殆どでしょう。
 無論、津波の発生場所や大きさ、時間帯により状況は様々ですが、しっかり確認しておく事で、かなりはリスクを下げられると思われます。
 また、海や海岸のレジャーを受入れる側も、一工夫するだけで安心感はまるで
違ったものになり効果に結びつく場合も十分ある、と思います。
 具体的には、「どの高さの避難できる場所へはどう言うルートで何分かかるか」とか、その為の誰でもわかる地図や案内板の設置はその例です。
 こうしたものはとにかく初めての人でも容易にわかるものである事が重要となります。
 また海岸近くにホテルなどの高い建物がある場合はその高さの表示、とか、避難の場合はどう言う受入れる体制かの表示とかもあります。
 更に、車で来た観光客が車で避難するのは渋滞に巻き込まれる等の危険が多少とも考えられる場合、「ではどうするか?」について体制をとっておく事です。
 例えば、「避難用の自転車を貸出するためにかなりの台数を確保しておく」とかはどうでしょうか?
 通常保管や貸出管理は地元の民宿が自主的にしても良いでしょうし、自治体から委託を受けても、或いは自治体が直接行なっても良く、難しい管理ではないと思います。
 車で避難するのは渋滞等のリスクで危なくて、ちょっと海辺は止めておこうかと言う人が仮にいても、自転車なら時速15km位以上とかでかなりの時間を走れる事が多いので大丈夫、と思うケースは多いと思われます。
 また自転車は新規購入も維持費も安いものは多いので、費用対効果で考えれば、十分にモトはとれるのではないでしょうか?
 こうした安全策をとるだけでも効果はないわけではありませんから、海辺の行楽が更に活況にでもなれば幸いです。