快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 9月28日のスーパームーン 続々編

2015-09-27 18:16:54 | 地震 津波
 スーパームーンと言うのに、国内では特に目立った地震がここのところありません。
 M8.3のチリ地震で出尽くしか?と考えてしまうのも、M8.3がM7.3の約32倍ですから、M7.0以上が既に32回あったと同じとも考えられ、余震にも一度M7.0以上があった事を含めれば既に33回以上起きた事となります。
 ここ数十年のスーパームーンでは、意外にもスーパームーン当日はでなく、数日、或いは十数日間を空けて大地震が発生している事が多いのは何故でしょう。
 「スーパームーン当日は何故か大地震は発生しない、と言う法則」のが過去の全 データでどうなのかは、もう少し調査しなければいけないとは思います。
 もし本当にそうであれば、何故そうなるのか?について、メカニズムを解明する必要があるかと思います。

 もう一つ、ここ数日の国内の妙な静穏期は一体何なのか?上記とは関連するのでしょうか?
 状況として見ると、海外ではチリでの余震、パプアニューギニア、ニュージーランドなどで、M7.0未満の有る程度の大きな地震(と言ってもチリで1回あったM7.0以上の余震を除けば)は、最近は結構発生しています。
 そうすると、この仕組みの一つの見方として、自論ではありますが、こう言う理論構築が出来て来るのではないかと考えられます。
 「月がスーパームーンに近付くにつれ、今回に関しては、日本以外のところ、チリやパプアニューギニア、ニュージーランドなどに引力の増大作用がより大きく影響したか、或いは、たまたま地殻の歪、ストレスの位置は方向が、これらの地域でコラボしてしまった。」

 「日本には月の引力増大が地震トリガーとは逆方向に働いていた・・・それはつまり、今後はその逆方向が減るに連れ、それまで蓄積されていた地殻の歪、ストレスが放出されるトリガーになりやすい」、と言う事になってしまうのですが、これが9/12以降、日本でM5.0以上の有感地震が発生していない事にも結びつく事になってしまいます。

 検証方法としては、スマトラ沖地震、東日本大震災、過去のチリでの大地震、ハイチ大地震などの時に、地球規模で他の地域では地震の静穏期があったかどうか?を調べる事です。
 これから集計を行なえばすぐにわかる事。
 そもそも月の引力変化の地域別偏在がスーパームーンでは顕著になるわけですから、地球規模で均等に月の引力変化が大きくなるわけではないのは当然なのです。

 ここから考えると、日本では次の新月、10/13が近付くにつれて、月の引力方向が逆になるわけで通常よりは要注意期となります。
 前回の新月、9/13の前日9/12にM5.0以上の地震が日本ではありました。
 ただ10/13までの地震がM5.0以上の地震に直結するか、或いはM5.0以上の地震が起きたからと言って、震度5強以上の地震や津波を発生させるものかどうか?というのはわかりません。
 以前の当ブログで記事にしましたが、9/12からはもう15日以上、M5.0以上の有感地震が起きていません。
 今年からの平均は約4.4日に1回、6/3からだと約3.7日に1回、M5.0以上の有感地震が起きているのに、です。


自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 9月28日のスーパームーン 続編

2015-09-27 13:25:22 | 地震 津波
 9/28のスーパームーンに影響されたのかどうかはわからないのですが、既に9/17の南米チリでの地震 M8.3 があったので、流石にそうそう大きなのは無いとは考えられなくもないのですが、地震でなく、火山はまだ可能性はあるかも知れません。

引用開始(一部抜粋)

【AFP=時事】ニカラグア北西部に位置するテリカ(Telica)火山(標高1060メートル)で26日、数回の噴火が発生し、ガスや灰、石が火口から噴出した。大規模な噴火が懸念されるため、当局は警戒を強めている。

引用終了

 実は個人的には、火山にしても地震にしても、今回のスーパームーンは満月までの前半よりも、寧ろ満月以降の後半に何かある、とも思えていたのですが、9/17のチリ地震でストレスが出尽くした感じになり、やや意外でした。
 ただ、9/17から既に10日以上、チリでの余震を除けば、M7.0以上の地震はまた世界で起きなくなってます。
 日本では9/12を最後に、M5.0以上の有感地震が起きていないのを更新中です。
 満月以降の後半に起きるのかどうか、起きない時間が長引くほど、起きる確率が増えるのは当然です。
 サイコロのような独立事象(と言ってもそうでもないと言う諸説があるのですが)と違い、地球ではプレートが動いているのですから。