先ほど載せた当ブログ記事では、MEGA地震予測に同感できる点、反対とは言わないが足りない点、などについて自論を展開しましたが、その後どうも何か引っ掛かる事があったので暫く考えました。
まず、「地殻の普通ではない変位は中規模以上の地震に繋がるのは例外はあっても確率的には普通よりは高い」と言う理論は同感。
そして「今回の東京湾震源の地震はマグニチュードは大した事は無かったが最大震度は5弱だった」と言う点で、一応当たりでした。
しかし「変位データはノイズが大きく、短期データは特にアテにはならない」と言うのもどうやら事実のようです。
それで、そのノイズの原因は最大のものは水蒸気、そして次に大きいのは地下の水分と言う事らしいようです。(前回のブログ記事参照)
そこでもう少し村井名誉教授の発信内容を見るとこうありました。
引用開始(一部抜粋)
http://thepage.jp/detail/20150912-00000003-wordleaf?page=3
経験則として、長い静謐後に異常が見られたら近いうちに大地震が起きる可能性が高いと考えられる」とのことです。
引用終了
これらの事から個人的に理論構築すると、つまりこのようになります。
これまでの当ブログ記事にある通説通り、地殻の変位データでノイズが大きいと言うのは、大気中の水蒸気や水滴が多いと言う事なのだから、それは太陽CME等、宇宙からの影響が少ない期間である事を意味する。
それが長引くほど、それだけ地殻のストレスはプレートの動きなどによって貯め込まれて発散されない。
しかしその後、晴天とかになり、大気中の水蒸気や水滴が少なくなった時に、宇宙からの刺激、影響が大きくなり、それまで貯めこまれていた地殻の歪、ストレスが発散されりトリガーになる。
もう一つは地殻に水分が増えると、特に浅い震源の場合は地殻の境界部で水分により滑りやすくなるので、それもまたストレスが長い期間貯めこまれていた場合程、大きめの地震になりやすい。
これが村井名誉教授の言う 「経験則として、長い静謐後に異常が見られたら近いうちに大地震が起きる可能性が高いと考えられる」 だと考えられます。
つまり、実は「低気圧や台風が去った後に地震が起きやすい、雨天や曇天の後には地震が起きやすい傾向がある」と言う説に同じなのだと思います。
ではそれが全てか?と言うと、確かにノイズが無いときで、地殻の変位に異常が見られる時は、たとえ100%でなく、それ程確率は高くなくても、やはり大きめの地震は起きやすい、と言う「有意な差」はあるかもしれないので、村井名誉教授の「思い込み」とも決めつけられない。
だから村井名誉教授の唱える説は「間接的には有意な差はあるが、理論的には直結する因果関係ではない。また直接的にはもし正確な変位データであれば有意な差はあるかもしれないがまだ未知数。」と言う所ではないでしょうか。
ところで今回の9/12 東京湾震源の地震は、確かに台風や雨天曇天の後の天気回復時だったのですが、太陽のCMEに特に目立ったものは無かったようです。
そうすると宇宙からの影響は何だったのでしょうか?
宇宙線説はまだはっきりわかっていません。
他に影響するものもこれから調べていくしかありません。
まず、「地殻の普通ではない変位は中規模以上の地震に繋がるのは例外はあっても確率的には普通よりは高い」と言う理論は同感。
そして「今回の東京湾震源の地震はマグニチュードは大した事は無かったが最大震度は5弱だった」と言う点で、一応当たりでした。
しかし「変位データはノイズが大きく、短期データは特にアテにはならない」と言うのもどうやら事実のようです。
それで、そのノイズの原因は最大のものは水蒸気、そして次に大きいのは地下の水分と言う事らしいようです。(前回のブログ記事参照)
そこでもう少し村井名誉教授の発信内容を見るとこうありました。
引用開始(一部抜粋)
http://thepage.jp/detail/20150912-00000003-wordleaf?page=3
経験則として、長い静謐後に異常が見られたら近いうちに大地震が起きる可能性が高いと考えられる」とのことです。
引用終了
これらの事から個人的に理論構築すると、つまりこのようになります。
これまでの当ブログ記事にある通説通り、地殻の変位データでノイズが大きいと言うのは、大気中の水蒸気や水滴が多いと言う事なのだから、それは太陽CME等、宇宙からの影響が少ない期間である事を意味する。
それが長引くほど、それだけ地殻のストレスはプレートの動きなどによって貯め込まれて発散されない。
しかしその後、晴天とかになり、大気中の水蒸気や水滴が少なくなった時に、宇宙からの刺激、影響が大きくなり、それまで貯めこまれていた地殻の歪、ストレスが発散されりトリガーになる。
もう一つは地殻に水分が増えると、特に浅い震源の場合は地殻の境界部で水分により滑りやすくなるので、それもまたストレスが長い期間貯めこまれていた場合程、大きめの地震になりやすい。
これが村井名誉教授の言う 「経験則として、長い静謐後に異常が見られたら近いうちに大地震が起きる可能性が高いと考えられる」 だと考えられます。
つまり、実は「低気圧や台風が去った後に地震が起きやすい、雨天や曇天の後には地震が起きやすい傾向がある」と言う説に同じなのだと思います。
ではそれが全てか?と言うと、確かにノイズが無いときで、地殻の変位に異常が見られる時は、たとえ100%でなく、それ程確率は高くなくても、やはり大きめの地震は起きやすい、と言う「有意な差」はあるかもしれないので、村井名誉教授の「思い込み」とも決めつけられない。
だから村井名誉教授の唱える説は「間接的には有意な差はあるが、理論的には直結する因果関係ではない。また直接的にはもし正確な変位データであれば有意な差はあるかもしれないがまだ未知数。」と言う所ではないでしょうか。
ところで今回の9/12 東京湾震源の地震は、確かに台風や雨天曇天の後の天気回復時だったのですが、太陽のCMEに特に目立ったものは無かったようです。
そうすると宇宙からの影響は何だったのでしょうか?
宇宙線説はまだはっきりわかっていません。
他に影響するものもこれから調べていくしかありません。