快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - サメは地震を予知するのか?

2015-09-23 22:25:42 | 地震 津波
 9/20からはいつも起きるような場所で普通程度の地震しか起きていません。
 月齢から言ってもどちらかと言えば安全な期間とみています。
 更に太陽CMEも特に目立ったものもなし。
 あと数日で月齢からはやや注意期、そして9/28はスーパームーンですが、今回のスーパームーン近辺での大地震は9/17のチリでの地震(M8.3)で既に終了でしょうか?わかりません。
 M8.3の地震エネルギーは、M7.3の地震エネルギーの約32倍ですから、余震も多かったのも含めると「地球もエネルギーを使い果たして疲れた?」・・・かどうかもわかりません。
 ところで、今年の夏は海岸近くでサメの目撃が多発しました。
 何か起きるといつものパターンで地震の前兆、つまりサメが地震を予知しているのかどうか、と言うのが話題になりました。
 個人的には、1.5以下程度の小ザメ、子ザメは普通に岸に近い所でもいると思います。
 私も堤防釣りを見に行った時に、誰かが釣ったらしい50cm位のサメが堤防に転がっているのを見ました。
 では大型サメ、特にシュモクザメの大きいものが普通に岸近くに来るのかと言うと、それはあまり来ない、と言うのが通説です。
 ではそうした大型のサメが頻繁に岸近くで目撃されるから、サメに地震予知能力があるのか? 或いは地震の前兆か?と言うと、「それは直接は関係ないが海水の大規模な温度分布の急変があれば間接的には地震トリガーの一要素になる事もある」、と私個人は見ています。
 「それは直接は関係ない」と思うのは、以前の当ブログ記事でも書きましたが、地震の時は津波も起きる可能性がある為、かえって岸近くや河口は魚にとっても危険だからです。
 では何故岸近くに出没したのか?
 良く考えると、大型サメのこうした出没は普段より多くあってもおかしくない理由がありました。
 自論ですが、その一つと見ているのは桜島、口永良部島、諏訪之瀬島の噴火です。
 実はこの周辺の海域は他の海域よりサメが多いエリアと言われています。
 火山噴火で振動や酸性火山灰による海水への影響などを嫌ったサメが、高くなっている海水温に乗って、本州東部までやって来た。それは当然、エサもあったし海水温もたかかったから、と言う事ではないでしょうか。
 口永良部島等周辺海域でのサメのエサとなる魚が同様に嫌って移動したのを追って来た事も考えられますが、ここはこの地域の漁獲状況を詳細に調べないと何とも言えません。
 他にも要因は考えられるのですが、長くなりましたので今回はここで一度終了にします。



自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 災害時の輸送手段 続編

2015-09-23 19:24:43 | 地震 津波
 9/20の当ブログ記事で「災害時の輸送手段」について記しましたが、河川や河川敷を利用した輸送で橋が倒壊した場合を想定した対策も書きました。
 橋が倒壊した場合の為に迂回ルートで堤防の土手の所にトラックやホバークラフトなどが通過するようにできるのは確かに望ましいですが、良く考えてみると河川敷で橋脚の間のところを全部でなく、幅4~8mとか、トラックやホバークラフトなどが通過できる幅と高さだけ十分とって、そこを強固な支持構造、例えば四角いトンネルのようなレベルにすれば橋は落ちようが無いですね。
 橋とその上に仮にダンプがあって地震が来ても、その合計の荷重や地震時の力に耐える強さに、更に安全率を考えて造ればよいだけで、橋の幅は大した事はありませんから、一箇所あたりはそれ程の費用ではないかと思われます。
 橋の橋脚強化も含めれば、そう悪くない費用対効果かもしれず、川から離れた所ではできませんが、幹線道路沿いの建物や高架倒壊対策などの対策と比べれば、必要な場所など知れているので手軽に行なえるでしょう。
 東京だけでなく、地方の橋もこのパターンで対策するのも良いかも知れません。
 橋の老朽化対策にもなります。