快気分析

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仕組みとアプローチ -  北海道などで石油ストーブが人気 そしてマツダの新型ハイブリッドシステムはどう進化するか 更新版

2018-09-25 19:20:56 | 地震 津波
 北海道で携帯型石油ストーブが売れているようです。
 理由は当然ですが今月発生した大停電が、もし厳寒期に来た時への用意の為と言うのが殆んどのはずです。
 石油ストーブが有れば暖もとれるし加熱による調理や殺菌もできるので生存には欠かせません。
 そしてもう一つ。
 灯油そのものをディーゼルエンジン車に燃料として使う事は出来ないのですが、添加剤を入れると軽油同等に使えるディーゼルエンジンも多いようです。
 添加剤の価格はそう安いわけではないのですが、ディーゼルエンジンによる自動車利用や除雪機や発電が必須となり、しかもスタンドで軽油が売り切れとなった場合などにはかなり役に立つものとなるはずです。
 関連するかどうかと言うのはこれからの状況次第ですが、マツダがディーゼルハイブリッドの開発、販売を予定しているようです。

引用開始(一部抜粋)

https://an-drive.net/new-cars/archives/5696

マツダがディーゼルエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせたエンジンを搭載!燃費や環境性能向上

2018/6/7

引用終了

 灯油に添加剤を混ぜた燃料をこのエンジンで問題無く使えるのかどうかを明記すれば或いは人気がより高くかも知れません。
 それと最近記事にしましたが、プラグアウトインハイブリッドカーにできれば、移動電源車としても使えるわけで、今後の動向には注目です。
 それともう一つ。
 軽油を石油ストーブの燃料にはできないようです。

引用開始(一部抜粋)

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2686545.html

さて、どのような灯油ストーブをお使いかわかりませんが、日本のものと同じようなものと考えて回答します。
結論からいいますと、軽油は使わない方がいいでしょう。炎上することはありませんが、軽油は灯油より重質分が多いので、蒸発しにくく、不完全燃焼しやすくなります。その結果、ススが発生したり、悪臭がしたりしますが、特に一酸化炭素が発生する可能性もあり、中毒の危険があります。

引用終了



2018.09.25 追記

 今月20日に上記のように記事にした件ですが、書いた時は軽油と灯油の価格差、そして灯油を軽油同等にできる添加剤の価格について十分に把握しておらず、「きっと添加剤を使えば軽油より高くついてしまうのだろうから、大停電時などの緊急時だけの対応用にしか使えないだろう」と考えていました。
 その後に知ったのですが、添加剤はそれ程高価格でもなく、灯油が軽油より税が少ない分だけかなり安い事から灯油に添加剤を入れて軽油同等にする事でディーゼル車の燃料とし、公道を走る不正利用がどうやら有るようです。
 違法行為なのでこれはいけません。
 公道以外の場所で発電用などに使うのなら非常時用として可能かも知れませんが、それで公道を走ってはいけません。
 しかし今月のような大停電が寒冷地域の極寒期にでも発生したら、灯油の備蓄が有る程度ないと厳しいでしょうし、一方で軽油は病院や介護施設、個人宅などの生命維持にかかわる装置の電源として発電機用、患者の輸送用、或いは除雪機などの各種機械用なども必要となる事が想定されます。
 できれば灯油を多く備蓄しておいて携帯型石油ストーブでも、そして必要な場所ですぐに個人宅などから調達して生命維持にかかわる装置の為の燃料として軽油同等に転用できるのがベストなのですが、対策は多々有るかと思います。
 一つは軽油並み税となるように価格に税が盛り込まれた添加剤しか売れないようにする方法。(公道を走らない農業機械や発電機などに使うものは後で還付を受けるように申告する方式)
 もう一つは給油所で灯油の備蓄比を多くして、軽油販売時に軽油並み課税となるように価格に税が盛り込まれた添加剤を灯油に入れる、と言う方法。
 軽油も灯油も同価格になるように税をかける方法。これも申告と還付で納め過ぎた税が戻る方式。
 他にも有りますが手間を考えるとなかなか難しい事のようです。
 いずれにしても言える事は灯油は添加剤で軽油同等に変えられるが、軽油は灯油同等にはできないと言う事。
 なので同じ備蓄限度量ならば、大停電などを想定して備蓄するには軽油より灯油の方がより有利、と言う事。
 今後どうなるでしょうか。
 

仕組みとアプローチ -  大停電対策をどうするか そこで期待されるプラグアウトインハイブリッドカー

2018-09-24 16:41:01 | 地震 津波
 今月の北海道大停電について対策が論議されているようですが、個人的には原理としてそう大した事ではないと考えています。
 仮に携帯型発電機で2kVAの発電機を道内各所に配置するとしても。ネットなどで価格を見ると1台あたり5万円から15万円の間位のようです。
 なので200万KVAを確保するの必要な台数となると100万台となり、総額は500億円~1500億円程度。
 そこで疑問の声が出て来るかと思われるのは「200万KVAは皮相電力であり実効電力ではないから力率を考えると実際にはもっと必要」と言う事なのかも知れませんが、携帯型発電機からの出力を直流にしてしまえば力率は100と同等です。
 それで負荷側が直流でもOKな仕様になっていればそれで良し。仮に負荷側が交流仕様ならインバーターで交流に変換となります。
 インバーターの効率は確かに100%ではないのですが、負荷の増大による周波数の乱れで保護装置(保護継電器)が働き発電機が停止する事は有りません。(但し負荷が増えるとエンジンに負担がかかり回転数が減ると言う事は有ります)
 では常時発電で道内各所に携帯型発電機を多数配置すれば良いのか?と言う事になるとこれもまた騒音や振動、排ガス、燃料供給の手間などの問題も出て来るかと思われます。
 ならば緊急時だけそうした発電機で対応し、自己利用の負荷への電力供給、或いはパワーコンディショナーを介しての送配電系への電力供給をするにはどうしたら良いか?となると、それは以前に記事にした「プラグアウトインハイブリッドカー」となるわけです。
 そして「プラグアウトインハイブリッドカー」にはオマケも有りまして、エンジンの排熱による熱利用もやり方次第では出来るのです。
 この熱利用と言う「コジェネレーション」で厳寒期の大停電対策と暖を採る熱源がやる気になれば簡単に確保できると言う意味で、「プラグアウトインハイブリッドカー」の存在意義は今後大きくなると考えています。
 これから「プラグアウトインハイブリッドカー」にコジェネ効果を持たせたものがどれだけ出て来るかが楽しみです。

 

仕組みとアプローチ -  対応マニュアルや必要データの水濡れ対策

2018-09-23 19:24:15 | 地震 津波
 前回の記事にしたAED(自動体外式除細動器)の設置場所が書いた紙などの実物資料ですが、「インクジェットで印字された資料は雨など水に濡れると滲んで読み取れなくなってしまうものが多いと思います」と書いたのは、全てのインクジェットについてではないのでこうした表現にしました。
 「インクジェット 水 滲まない」とかで検索すれば出てきますが、水に濡れても滲まないもの、或いは滲みにくいものが何種類か有るようです。
 どの程度滲まないのかは各製品について直接確認となります。
 AED(自動体外式除細動器)の設置場所に限らず、緊急対応マニュアル、災害対応マニュアルなどの対応マニュアルや必要資料の水濡れ対策は紙とは限りません。
 例えば必要データをダウンロードしたスマホなどであれば防水、耐水仕様としてかつバッテリーあがりに備えて別のバッテリーや手回し発電機を携帯してUSB接続とかも良いかも知れません。
 これならかなり信頼性は出て来るかと思います。
 更に自分のスマホやパソコンが故障した場合に備えて、必要データをメモリカードなどにも保管して、カードリーダーライターも合わせて携帯すると良いかも知れません。
 居合わせた人がスマホなどを持っていれば読み取れると思いますので。
 データの仕様にもよりますが、更に画像データにもしておけばガラケーやデジカメなどでも見る事が出来ると言う事になります。

仕組みとアプローチ -  大災害時や大停電時 生き抜くために持っておきたいもの

2018-09-22 11:17:43 | 地震 津波
 災害対策として防災用品などを準備する事も多いかと思います。
 日常の生活に少しでも近いレベルにする為に必要なものは多々有るとは思いますが、生きる為に最低限必要なものとして、挙げておきたいものの一つに次のものが有ります。
 それはAED(自動体外式除細動器)の設置場所が書いた紙などの実物資料です。
 「AEDの設置場所などスマホやパソコンなどでネット検索すればすぐにわかるからそれで良いのではないか」と言うと、大災害、大停電など場合、ネットが使えなくなる事があります。
 それで電話などで親族や知人などに調べてもらおうとしてもその電話も通じない、と言う事もあるわけで、その間にAEDを必要とする場面に遭遇してもAEDの設置位置がどこなのかがわからず救える命も救えない、と言うケースも出て来るかも知れません。
 こうした事に備えて予めAEDの設置場所がわかる資料を紙などで用意しておくか、そうした資料のある場所の位置を知っておくとかも重要かと思われます。
 AEDの設置場所をダウンロードしてスマホやパソコンなどに保存しておくという手もありますが、スマホやパソコンの電源が無くなったり故障したらそれもできなくなります。
 そしてもう一つ、インクジェットで印字された資料は雨など水に濡れると滲んで読み取れなくなってしまうものが多いと思います。
 なのでそうした時でも読み取れるように書かれたもの、印字されたもの、防水保管されたもの、と言うのが必要と言う事になります。

仕組みとアプローチ -  北海道胆振地方中東部の地震 ミステリアスな現象は今日の地震で記録更新

2018-09-21 19:10:53 | 地震 津波
 北海道胆振地方中東部の地震ですが今日もM4以上の地震が有り、今月これまで記事にして来たミステリアスな現象は記録更新となりました。
  
2018年9月21日 7時56分ごろ 胆振地方中東部 Mj4.1 最大震度3

 今日このエリアの天気は殆んどが晴れ、一部で一時曇り程度だったようです。
 原因になると考えているものとして、以前の記事に書いた通りのラップ化現象があると考えているのですが、仮にそれであれば原理としては、地表やその近くが温められて熱膨張しようとしてお互いが押し合って覆いのようになる事と見ています。
 仮にこの仮説が正しければですが、雪が地表を覆う季節になるとこの傾向は無くなっていくと思われます。
 ただそれまでM4以上の地震再発が継続するかどうかはわかりません。