7月の頃 「思い出の夏」
大学生の頃、毎年夏の初めと終わりには必ず観に行った映画が、7月のお話し「思い出の夏」。
早稲田松竹とか下高井戸東映なんていう名画座でやってた記憶がありますが、定かではありません。
少年の頃は、年上の女性に憧れますよね。
母への思慕なるものなのかもしれませんし、未知なる美しさへの畏怖なのかもしれません。
ミシェール・ルグランの甘美なメロディしか後世に残らないような凡作ではありますけど、潮騒が遠く聴こえる海辺のコテージで悲しみを抱えた人妻と踊るチークダンスは、少年の焦れるような日々を経験した事のある男の子には堪らない思い出なのです。
映画の主人公同様、ひと夏の終わりは少年の日々との決別でもあったのかもしれません。
大学生の頃、毎年夏の初めと終わりには必ず観に行った映画が、7月のお話し「思い出の夏」。
早稲田松竹とか下高井戸東映なんていう名画座でやってた記憶がありますが、定かではありません。
少年の頃は、年上の女性に憧れますよね。
母への思慕なるものなのかもしれませんし、未知なる美しさへの畏怖なのかもしれません。
ミシェール・ルグランの甘美なメロディしか後世に残らないような凡作ではありますけど、潮騒が遠く聴こえる海辺のコテージで悲しみを抱えた人妻と踊るチークダンスは、少年の焦れるような日々を経験した事のある男の子には堪らない思い出なのです。
映画の主人公同様、ひと夏の終わりは少年の日々との決別でもあったのかもしれません。