映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

あいみょん 完売

2019-08-17 15:49:23 | お遊び
あいみょん横浜アリーナ公演申し込んでみましたが、3分程で完売しました。

まるで打つ手無しです。

皆さん人気アーティストのコンサートチケットどうやって手に入れるのかしら。

60間近のおっさんが行くコンサートじゃないと諭されましたが

もう一度(飽きていなければですが)くらいはチャレンジしてみます。






矢口監督のミュージカル Dance with me

2019-08-16 15:19:33 | 新作映画
三吉彩花 これからが楽しみ

初日初回、朝7時40分の上映を観た。
ウォーターボーイズ以降毎回楽しみにしている矢口監督作品。
このところ期待してた割にガッカリが多くて今回もちょっと不安。

70点かな。
発想はいつも通りユニークで、あの手作り感も健在。
キャストも宝田明の大ベテランからムロツヨシみたいな使い勝手のある脇役まで揃えて、申し分ない布陣。主役の三吉彩花はモデルだけあってスタイル抜群だし、歌も踊りも頑張っていた。お笑い芸人のやしろ優と歌手のchayも矢口ワールドにハマっていたと思う。

それなのに、足らない30点は何なのか。
・序盤オフィスとレストランでのミュージカルシーンは凄く良かったのに、後半はあのノリが消滅してしまった。もっと本格的なミュージカルシーンを沢山観たかった。三人で歌う年下の男の子を歌だけで片付けてしまったのは残念(個人的にキャンディーズ大好きなので)。最後の見せ場である舞台のシーンも、観客席を巻き込んだ大団円にしてくれれば迫力があっただろうに。
・ムロツヨシ演じる探偵は要らなかった。ムロツヨシの可笑し味も全然活かされていなかった。よって、纏わる借金の取り立て屋も邪魔だったな。やしろ優を騙して金と車を盗んだ男のエピソードも面白くない。もっと違うエピソードで人物を浮き彫りにして欲しかった。chayの結婚式ぶち壊し話は良いけれど、結末が尻切れでスカッとした笑いになっていないのも失敗だ。
・途中車のトラブルで不良グループに絡まれるが、ダンスバトルで意気投合するあたりは矢口監督らしく楽しめたのに、結局あれ一回だけで終わってしまった。上記した要らないエピソードを削って、歌と踊りで仲間を増やして行くロードムービーにすればミュージカルとしても物語としても格段に面白くなった筈。

文句ばかり言ってるけど、1970年代の歌謡曲でミュージカルを作ってくれた矢口監督には感謝している。自分の周りに誰も座っていなかったから、一緒に大きな声で歌わせてもらった。同年代のおじさんも楽しそうに笑っていたから、まあいいか。




お魚釣り天国

2019-08-13 14:13:53 | 釣り
利根川本流 片品川合流付近の瀬

本気の太陽光線 日焼けの腕痛い

朝日の木漏れ日 四万新湯川

新湯川中流域 静謐な流れ

新湯川の砂防堰堤 高巻きがキツイ

堰堤下の淵で釣れた尺山女魚

美しい岩魚もそこそこ釣れた

四万日向見川の渓相

日向見川の山女魚も沢山釣れた


8日から10日まで、郷里の川で日がな釣り三昧。
きまって昼頃驟雨になるけど、1時間もすれば雨上がり渓は活気付く。
12日もホームグラウンドの桂川でたっぷり楽しんだ。疲れた。

雨上がり、山にかかる虹


増水した四万川本流 甌穴群の河床





真夏の鼓動

2019-08-07 06:56:16 | お遊び
8月のなつぞら


今日も東京のビルだらけの隙間にモフモフの白い雲と青空が広がっている。
梅雨明けから本格的な暑さが訪れて一週間。木曜日からは早めに休みを取り11日間の夏休み。
週間予報を見ると台風襲来のお盆になるのかな?


8日 故郷の利根川で思い切り長竿を振りましょう。
9日 幼馴染が揚げた豚カツを食べに草津まで行きます。
10日 四万温泉にどっぷり浸かり、老父母孝行しましょうか。
11日 娘の嫁ぎ先の舅のお墓参りに行きます。
12日 山梨桂川でまったり山女魚釣り。
13日 雨が降らなければテントを張ってアルプスのハイジに。
14日 3月に亡くなった友の新盆のお参りに行きます。
15日 上野動物園水族館国立科学博物館行ってみますか。
16日 矢口監督作品「Dance with me」初日初回を観ます。
17日 横浜アリーナあいみょんの申込日。夜はナイトズーラシア。
18日 朝風呂入ってからお料理三昧。






夏のドラマ

2019-08-03 05:04:00 | 旧作映画、TVドラマ

2019年夏ドラマを一通り観たので、感想をしたためます。

Heaven~ご苦楽レストラン~
三話まで観たけど、もういいかな。
石原さとみはファッショナブルで見ているだけなら充分楽しめるのだけど、如何せんドラマそのものが酷すぎる。TBS火曜10時枠なのに、脚本演出ともチープだ。レストランを舞台にしたドラマは「王様のレストラン」「問題のあるレストラン」と好きなものがあったからちょっとだけ期待したのだけど、この先も面白くなりそうな予感は全く無い。四話目も録画したので観ることは観るけど、多分そこでリタイアすると思う。
そして、四話もかなり酷かったので、心置きなくリタイアします。

これは経費で落ちません!
このところ傑作を排出しているこの枠。第一話は多部未華子中心の登場人物紹介で走り抜けた。キャラクター設定が漫画的にはっきりしているから掴みやすいドラマになりそうだ。ポップなつくりもNHKらしからぬ臭いがするけど、「トクサツガガガ」がそうだったようにNHKドラマはかなり挑戦的に変化している。そういえばガガガのヒロイン小芝風化もそれまでのイメージを覆すハマリ役だったけど、多部未華子もなんか大化けしそうな気配を感じる。今まで彼女が魅力的に感じたことは無かったけど、地味な制服を着て淡々と経理処理をする姿はある種のフェティシズムを醸し出し艶っぽい。脚本家が信用置けない渡辺千穂なのが気にかかるところ。金曜10時は本命ドラマを録画しているので、こちらは深夜の再放送を録画している関係で鑑賞が遅れ気味。

凪のお暇
一話目が少しもたついた感じがしたが、二話目からは人物設定も馴染んできて、古アパートに住む他人だらけのホームドラマとして楽しめるようになった。黒木華の存在感はこのドラマのリアリティを担うのに欠かせない。所謂美人女優が演じてしまうと嘘臭くなるし、共感できるハードルは高くなるだろう。高橋一生、中村倫也、三田佳子の共演陣が浮いてしまう心配をしていたけど、上手い人たちばかりだからその心配も杞憂だった。吉田羊(子役共)も含め豪華な役者が繰り広げる擬似家族ドラマの中で、主人公がどのように自分を見出して行けるのか見守っていきたい。アパートの住人は一癖ありながらも愛すべき人々なのかと思いきや、中村倫也扮するゴンがきな臭い。友達として近所に引っ越してきた市川実日子も危うい臭いがする。結局元の鞘に収まって高橋一生の下へ戻りましたみたな結末は嫌だな。

だから私は推しました
NHK本当に凄いな。一話30分が濃いので、民放ドラマ三話分くらいの重みがある。今一番油が乗ってる脚本家森下佳子なので、普段観ない深夜ドラマだけど期待している。導入部分の一般OLがたった一人のアイドル推しになるまでが、分かりやすく細やかな描写で描かれている。丁寧になぞりすぎれば説明過多になりドラマの面白味は失せる。下手な脚本と演出にかかると、登場人物に感情移入できない。初回の冒頭から取調べを受けているシーンで始まるから、何らかの犯罪がらみに展開してゆくのだろうけど、観たいのは自分の存在価値を地味なアイドルの女の子に投影してゆくOLの姿と、応援を受けて輝いてゆくだろうアイドルの女の子の成長だ。二話目で犯罪に走った理由がかなり明確に語られた。推しているアイドルに絡みつくようなストーカーファンを嫌らしく描写することで、主人公のOLに肩入れすることができる。不器用なアイドルを自分も応援している錯覚をも起こしている。もしかしたら、この夏一番面白いドラマかもしれない。

監察医朝顔
上野樹里を観るのは随分久し振りだ。映画「スウィングガール」で大好きな女優になって以来、テレビ映画を追いかけたけどいつの間にか疎遠になっていた。当たり前だけど随分歳をとったなと言うのが感想。彼女の魅力は無責任な若さゆえの暴走力だとばかり思っていたから、落ち着いた雰囲気で解剖所見を語る上野樹里はわたくしの知らない女優みたいだ。変わらないのは舌足らずな甘え口調の喋り方。良い女優の必須アイテムの一つに声(口調)があると常々感じているが、彼女も例外ではない。
このドラマの売りは単なる法医学謎解きストーリーにしていないところだろう。野木亜紀子脚本の「アンナチュラル」が本格的な謎解きで唸らせてくれたから、比べてしまうと見劣りするけど、父と娘そして津波で失った母の家族が深く描かれており感動的だ。

なつぞら
折り返しを過ぎ、主人公なつは祝福の中で結婚した。てっきり北海道帯広の幼馴染と結ばれると思っていたからちょっと変化球を投げつけられた感じだ。
折りしも京アニの惨劇が、アニメーション製作現場を中心に描かれるこのドラマに重なって感慨深い。本当の現場とドラマでは違うところも多いのだろうけど、良いものを皆が喜んでくれるものを作りたいと願い筆を入れるスタッフの想いは同じだろう。ドラマを観ながら京アニの犠牲者へ哀悼を捧ぐ。
前々から書いているけど、舞台が帯広になるとドラマのリズムが躍動的になり俄然面白くなる。アニメを捨ててもいいからまた帰ってきてはくれないだろうか。じいちゃんとバター作りに没頭するなつが見たい。