むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『落葉小僧』南木圭士(文春文庫)

2020年09月30日 | 読書
秋風が吹き始めると読みたくなる作家です。
長野や群馬などの山の中の話が多く癒されます。
本書には6編の短編小説が収録されており、釣りが絡んでいるものが多いです。
作者は医者であり、死に直面した位置にいたようで、老いや生死にかかわる感受性が魅力の作家さんでもあります。
そういう面からも秋から冬にかけて味わいたくなる作風です。

コメント
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