
大きな人が亡くなりました。
立花隆の本では、学生のころに読んだ『宇宙からの帰還』が心に残っています。
宇宙飛行士のその後を追ったルポですが、科学者になったり、宗教家になったり、実業家になったり、精神を病んだりと十人十色でした。それでも全員が宇宙に行ってきたことが大きく関与していました。
実は、立花隆はジブリのアニメ映画で、声優を務めたことがあります。
『耳をすませば』の主人公のお父さん役でした。
主人公が読書好きの女の子ということもあり、読書好きで立花隆の作品を読んだことがある人なら、のんびりしたシロートっぽい声とハードな作品とのギャップに笑えると思います。
わたしは映画館で観ていましたが、ツボってしまって、噴き出しそうになりました。みんな静かに見ているシーンなので、「笑ったら変な人だと思われる」と思い必死で笑いをこらえていました。
「宇宙からの帰還」は感動して保存版です。
宗教家になられた方のその後はとても印象的でした。
いくら偉大な人もなくなるんですね。
最近、友人や知り合いなど周りから人が消えていくのが寂しいです。
せめて毎日元気でなんとか楽しく生きていきたいと思います。
本人の希望で樹木葬にされていたようです。
昭和の偉人が次々になくなる時代に来ているようで、自分たちがしっかりしなきゃいけないと思います。