そう言えば就職・進学の季節ですね。
わたしが東京の大学に入って上京したのは昭和57年(1982年)春です。
あこがれの東京一人暮らしのはじまりでした。
急な坂が多くて慣れるまでたいへんだったことを憶えています。
六畳一間のアパートに段ボール1箱と布団だけで過ごしていました。
はじめの1ヶ月くらいは冷蔵庫もなくて食材が買い置き出来なかったので文明の利器の偉大さを痛感しました。
文明の頂点にあった東京に行ったのに、逆にそこから離れてましたね。
1年間はテレビ無しの生活をしてみたかったので、本とラジオで過ごしました。
当時、田舎には無かった民放FMと、田舎とは違い最新刊がすぐに読める環境にあって、文化の方に目を向ける機会が多くなりました。
また、テレビが無かったので、たまに友達の家のテレビや、映画館の映画を見ると、さりげない場面のアングルの取り方などが新鮮に見えて勉強になりました。
何事もゼロから始めるということは、世界の基礎を実感する上で大切なことだなと感じました。
そうそう、以外と坂道が多いのですよね~。
わたしは東京の空気になじめず(喘息持ちだった)卒業後に即田舎にもどりました。
東京にはいろいろな人がいて人間が面白かったのですが、田舎では人より自然の方がおもしろいです。
まあ、無い物ねだりなのですがw
私もアパートが坂の上にありました。
私も都会の雑踏より野山の方が好きなんですが
田舎に帰りそびれて未だに都内をウロウロしたりしています。