むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

山の花かんざし~キブシの花~

2020年04月18日 | 小さな自然
キブシの花が咲いています。
花簪(はなかんざし)のようです。
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『ペスト』カミュ(新潮文庫)

2020年04月17日 | 読書

ペストが発生し封鎖された地方都市の人間模様を描いた小説です。
私は二十代前半(三十年以上前)に読んだのですが、新型コロナウイルスによる肺炎の流行に伴い再読しました。
文庫本を開くと、当時の本は字が小さすぎて読めないと思い、新しいものを買おうとしたら売り切れていました。
手に入らないと思うとなおさら読みたくなり、Kindleでダウンロードして読みました。
若いころに読んだときには、人が逆境に陥ったとき、なすべきことを坦々と行うことが大切だと学びましたが、今回も同じような感想を抱きました。
徹底したリアリズムが魅力の小説なので、なすべきことを坦々と行っても、そのあとに幸福が来るとはなりません。
大きな爪痕は残り、災禍の前より不幸になっていることが多いのですが、それでも止まない雨はないのです。
さて、コロナウイルスで混乱している時世化で感じることは、「あるあるあった」の記述が多いことです。
政治、マスコミの報道や、専門家の動きなど初動の段階で、あるあるあったがあって面白いと思いました。
ペストとコロナの違いで大きいのは、小説の中ではペストの血清があり、医療関係者は血清で守られた状態(それでもペストに罹らない保証はないのですが)で働いています。
現在のコロナは、予防ワクチンが無い状況なので、小説の中より厳しい状況です。医療関係者のみなさんは、ほんとうにたいへんな状況で奮闘なさっているんだなと思いました。



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ヒトリシズカがかしましい

2020年04月16日 | 小さな自然
一人静が咲き始めました。
三兄弟。
たくさん集まると、さすがにかしましい。
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イチリンソウ

2020年04月15日 | 小さな自然
二輪写ってますがイチリンソウです。


鮮やかなほど白く目立つ花です。
開くとすぐに虫が寄ってきます。
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『葉桜の日』鷺沢萠(新潮文庫)

2020年04月14日 | 読書
第104回芥川賞候補作。
この作家さんは若くして(35歳)亡くなっていますが、この作品は20歳過ぎくらいに書かれた作品です。
桜のつぼみが膨らみ始めたころから、葉桜になるまでの間を切り取って描写しています。
自分は誰なのか? というテーマ、今風に言えば自分探しが主軸となります。
20~25歳のころが一番人生で辛い時期(死亡原因の中で自殺の割合が多い)にあたりますし、その中で自分探しで、誰もが少しは悩むものでしょう。
そして、自分のように50歳を過ぎて、自分をよく理解しているようでいて、本当の自分とは何か理解していないと言う事実、理解していない状態に慣れただけという事実に気づかされました。
ピュアなテーマが重厚に描かれており、なぜ、芥川賞にならなかったのか調べてみたら、そのときは小川洋子が受賞されていました。相手が悪かったですね。
時と共に消えていくには惜しい作品ですので、機会があったら一読を。

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今年は会えたフデリンドウ

2020年04月13日 | 小さな自然
春の山野草の中で、最も好きな花の一つ。
小さくて、見つけにくく、曇ったり寒かったりすると花を閉じてしまうので、昨年の春には見ることができませんでした。
こんな小さな花が、厳しい自然の中でよく生き残って行けるものだと感心します。
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角田山(浦浜コース)2020春

2020年04月12日 | アウトドア
降水確率0%。
すみれが咲き乱れる道をあかねといっしょに、登りました。
駐車場からの風景
隣の神社の桜も満開です。
若葉もまぶしい
佐渡島

ギフチョウもたくさん飛んでいました。
花情報
カタクリは終わりかけ。頂上付近はまだ咲いています。
ショウジョウバカマも盛りは過ぎましたが、頂上付近の峰ではたくさん見られます。
フデリンドウが見ごろ。
スミレ、イカリソウは盛り。
ヒトリシズカは咲き始めています(3分)。
キブシ、ヤマザクラ、イチゴ(花)の類も見ごろです。
頂上の桜ままだ咲いていません。
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お花見2020鳥屋野潟公園

2020年04月11日 | 旅行/ドライブ
車の冬タイヤを夏用に変えてから、試し乗りで鳥屋野潟公園まで行ってきました。
それなりに人は出ていましたが、いつもよりは少な目でした。
桜は満開。




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タロットが教えてくれた「日本の未来」

2020年04月10日 | ニュース・記事
少し前に2020年の情勢の占いを検証した記事を書いたのですが、人のことをとやかく言っているだけではフェアじゃない気がしたので、15年ぶりくらいにタロットカードを開いてみました。
(そのころ、Yahoo!知恵袋で趣味で占いをしていたのだ)
「日本はこれからどうなるの?」
やり方は、5枚のカードを並べて、「遠い過去」「近い過去」「現在」「近い未来」「遠い未来」を覗いてみます。
《遠い過去》
【カップの3(逆)】
3人の乙女が聖杯を掲げ祝っています。
よい結論が出たようです。
豊かな繁栄を表しています。
しかし、逆位置に出たので行き過ぎた繁栄だったようです。
過度な繁栄は、その後に悪影響を与えたようです。
バブルからバブル崩壊を表しているのでしょうか。
《近い未来》
【カップの4(逆)】
聖杯を並べた男がどれにするか悩んでいます。
結論が差し出されていますが、それには気づいていないようです。
現状が耐え難い状態であることを示すカードです。
逆位置なので、新しい考えや政策を行い始めたことを示します。
失われた20年からアベノミクスにより経済が活気を取り戻しつつあったことを示しているのでしょうか。
《現在》
【悪魔(正)】
怖いカードが出ました。
病気を表し、11時の方向に掲げられた腕は、大切な友人を失う可能性を示します。
まさに、新型コロナウイルスに翻弄される社会を表しています。
《近い未来》
【カップのペイジ(正)】
青年が聖杯から顔を出した魚と何やら対話をしています。
よいニュースや新しい考え(発見)を表すカードです。
近いうちに、発見や考えなどよいニュースがもたらせる暗示です。
新型コロナウイルスの治療法の確立か、社会体制の変革か、わかりませんが、状況が好転しそうですね。
《遠い未来》
【カップの6(逆)】
男の子が女の子に聖杯に指した花を送っています。
過去の思い出、特によい思い出が現在に影響しているカードです。
逆位置なので、未来に向けたメッセージになります。
未来に向けての希望・やってくるチャンス。
(しかし、それは過去の繁栄まではいかない)
ということで、日本は今まで積み上げてきた過去の功績や財産を元に未来にも発展するチャンスがあるということが示されています。
しかし、逆位置なので、その範囲は、期待するほど広くないと考えられます。


【結論】
状況が好転するニュースが入ってきます。
それは未来に希望をもたらすものでしょう。
日本は実力程度の発展を見せるでしょう。
過度に絶望したり、期待したりせず、先人の功績に感謝しつつ、やるべきことをやっていけば、未来はそんなに暗いものではないようです。

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『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』黒川伊保子(新潮新書)

2020年04月09日 | 読書
サブミナルインプレッション(潜在的印象)の本です。
日頃、ネーミングの印象で得をしているなぁと思っているブランドや商品名があり、それに法則性のようなものがあるのではないかと思ってました。
それを科学的に解き明かそう試みた本になっています。
例えば、「カローラ」「クラウン」「シビック」「シルビア」など人気車の頭文字『C』が多いのは、Cの持つ語感の影響があると言うのです。
ネーミングのセンスがよいとか、経験則でこの文字を入れるとよいとか、経験とセンスの問題でかたずけられることだったのですが、データ化してセンスや経験が無くてもよいネーミングが出来るようにするのが狙いです。
AIの発達でそんな分野が目立つようになったなあと思いながら読んでいきました。
この本は2004年に書かれているので、早すぎたのかなと、著者の経歴を見たら、AIの開発スタッフでした。30~40年くらい前からAIの研究が始まっていたのですね。
これから、発達していく分野だと思いますので入門用としては良い本かも。

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