梅雨も後半に入ってジメジメ蒸し暑い日が続き、山の中はキノコがのこのこ生えてきています。
↑スポンジ状のおいしそうなノウタケ。
まだ若いのできれいな形をしています。
↓オオツルタケ
これは毒キノコ。食べると食中毒になります。

生えたばかりのキノコはキレイな形をしていて写真映えします。
ユーラシア大陸をほぼ手中に収めたモンゴル帝国の元が日本に攻めてきた元寇。
蒙古襲来を題材にはしていますが、視点がユニークなため、その場にいたような緊迫感を味わえる構成になっています。
主人公は、千葉の片隅に住む孤児の漁師、見助です。
見助は、自分を拾い育ててくれた爺さんの葬式で、のちの日蓮上人となる僧に出会い心酔し付き人になります。日蓮は、念仏宗と対立し、このまま、念仏がはびこると国は内外から崩壊の危機を迎えるので、幕府は法華経に改宗すべきだと説きます。日蓮に対する幕府と念仏宗の迫害がひどくなり、草庵が焼き討ちされたとき、見助の機転で日蓮を脱出させて救うことができました。
見助は、かなを覚え、日蓮の信頼を得ることとなり、対馬へ行き、日蓮の眼耳となり外敵の来襲をしらせてほしいと命を受けます。
単身対馬へ渡る見助は、そこで13年の時を過ごしながら日蓮と文通をしています。ついに元の船団が対馬へ襲来して、親しくしていた人たちが皆殺しに会い、心を寄せていた女性も左手に穴を開けられ縄を通され連れ去られてしまいます。
見助は、ひとり山の中に用意していた隠れ家で、その一部始終を目撃するのでした。
その後、九州へもどり、防備の石築地の管理を手伝うことになります。
そして、再び、元がやってくる気配が濃厚になってくると再び対馬へもどり、狼煙台の番人となり、元寇へ備えるのでした。
このように主人公は、元寇の初めから終わりまで見る位置に置かれていて、見ていないところは、周りの人々から聞かされる立場にあり、それをまとめて日蓮に報告書を書く役目があるので、読者は、その場にいるように追体験ができる構成になっているのです。
主題は元寇でも日蓮宗のはじまりでもなく、見助の愚直なまでの師弟愛なのですが、それは読んでいただけると胸にせまるものがあります。
梅雨の合間の晴れ間を見て登りました。昨日から山の上だけ雨が降ったらしく雨上がり状態でジメジメしています。無風で湿度は、おそらく90%前後。気温は26、7℃くらいなのですが、蒸し暑く、汗だくになりました。

浦浜コースは8月にキツネノカミソリの花を目当てに登ることが多いので、7月には登ったことがありませんでした。
キツネノカミソリのつぼみが出てくるところなど見られたらラッキーと思っていましたが、まだ早かったようです。

隣の峰も欝蒼としています。
夏の森になってきています。

クルマユリがきれいに咲いていました。ばて気味でしたが、テンションが上がります。

観音堂からの新潟平野は、湿度が高いため霞んでよくみえません。

田んぼの様子。コシヒカリの幼穂形成期ころになります。
薄い色の田んぼがコシヒカリ、濃い色の田んぼが早生品種でしょう。
ヤマユリはつぼみ。クガイソウが咲初め。トラノオ、ウツボグサは終盤。
卒業が間近なのに、卒論の準備をまったく行っておらず焦っている夢を見ました。
定年退職したばかりなのにね。
仕事でやった試験研究を卒論に転用できるかな? レベルが違いすぎて、それは無理だろう! とか考えてました。
時系列がバラバラでおもしろい。
まだまだ、発展途上人で、成長の余地があるということだと解釈しました。
第二の人生の出発地点だということです。
まだ、歩き出している実感がわかないので、あせっているのですね。
とにかく、歩き出そう。
最初の一歩を踏み出そう。
1日15分、ノートに書き出すことで、生活を改善し良い習慣を会得できる方法が書いてある本。
この手の本はたくさんありますが、いままで読んだ中で一番敷居が低そうです。
このくらいまで、気楽にさせてくれると、なんとなくできそうな気がします。
というのも、退職してから、時間の使い方がいまいちスッキリしていない実感があり、よい習慣を身に付けたいなと考えていたからです。もっとも退職前から、習慣化が大切だとわかっていたのですが、分かっていることとやれることはまったく別物。
この本に書いてあることは、全部、分かっていることだけなのですが、やれそうと思わせてくれるところが良いですね。
挑戦してみたくなる良い本です。
実践できるかどうかは、明日からの課題になります。