就活のスタートは
インターンシップから初めてみよう。
バイトと違う就業体験だ。
仕事の手帳とペン(イメージ)
今年度からインターンシップをとりまく環境が
変わってくるので
先輩たちの体験談を聞くときには注意しよう。
5月のブログから情報を再録するよ。
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◆インターンシップは必ず職場で5日以上~日本経団連の倫理憲章改定
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採用活動の過熱防止のため、日本経団連は今春、「採用選考に関する倫理憲章」を改定し、学生向けの広報活動を3年生の12月1日以降とすることを決めました。
併せて、12月1日より前に行うインターンシップのルールを作り、学生を必ず職場で受け入れ、最低5日間実施することなどが盛り込まれました。
倫理憲章に拘束力はありませんが、700以上の会員企業が賛同を表明しています。
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読売新聞2011.5.31「就活ON!」記事から
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インターンシップは
企業や団体が学生を一定期間受け入れて「就業体験」
をさせるものです。
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tarebon就活ポインター2011.5.31から
「インターンシップを必ず体験しなければならない」
というわけではないですが
バイトと違う就業体験をすることで
職業意識が向上することは確かなので
できるだけチャレンジしてみよう。
◆バイトと何が違うのか、どこが違うのか?
「会社(社会)の〝しくみ〟を実際に体験して理解する」
というのがインターンシップの一番のポイントになります。
販売や接客や企画や事務など
表面的な仕事の作業体験だけではなくて
職場の他の人たちの役割を理解して
自分の立場に応じて動く、ということを学んでおくと
就活で企業の人と話をするときに〝共感力〟が増すことがあるよ。
◆共感力のヒント→「内定を断ったら水を掛けられた!」を考える。
〝共感力〟ということを具体的に考えてみるよ。
たとえば)
大手企業の内定が複数出て、第一志望ではなかった
会社を断ったら、
その会社の人事部の
担当者からコップの水を掛けられた!
↑
時々そういう会社もある。
そして、面食らった就活生がネットに書き込んで
〝あそこの会社は対応がひどい〟
なんて書き込んだりします。
〝共感力〟が身につくと、別の見方にも気がつくよ。
こういう感じ)
人事部の人たちも会社内では仕事で評価がされているんだ。
その中には新卒採用計画の目標数というのもある。
内定辞退が出たら、その分目標数が計画倒れになる。
自分たちの仕事評価が下がるわけだから
〝思わずコップで水をかけたくもなるものだ〟
相手の立場を理解して、その行動の裏側まで理解できたとき
社会認識というのは、ずっと大人に近づいていくと思うんだ。
◆それぞれの立場を理解できるようになろう。
インターンシップを体験して理解して欲しいな、と思うのは
こういう部分なんだ。
・会社の仕事には、それぞれの役割・立場に応じた評価基準がある。
・社員はそれぞれ、評価基準で評価されるような仕事をするものだ。
バイトの場合は
〝時給換算の単純作業〟が評価基準なのだけど
それ以外の正社員の仕事が
〝何を評価基準とされているか〟を理解することで
会社のしくみや世の中のしくみが深く理解できると思うよ。
相手を深く理解できたときから
相手に〝共感〟することができる。
仕事理解のヒントにどうぞ!