7月4日更新なので
アメリカ独立記念日(Independence Day)にインスパイアで
お届けします。
就活の第一歩はIndependenceだよ。
先に参考図書デス。
「アメリカ ビジュアル・ヒストリー 植民地時代から覇権国家の未来まで」
アレン・ワインスタイン/デイヴィッド・ルーベル著 越智道雄訳
東洋書林 2010年
広辞苑並に分厚い本なので、一瞬面食らいますが
図版が豊富なので図鑑として眺めても楽しめます。
◆アメリカ独立宣言はなぜ必要だったか?
同書から
※※※
独立宣言の目的は、世界に向けてなぜ植民地が大英帝国から分離独立する決意をしたことが道理にかない正当であるかを説明することだった。
※※
「世界に向けて、独立の正当性を説明するために」
必要な文章が独立宣言の目的であった。
「自分たちの行動の根拠を、きちんと説明することが求められている」
という部分に学ぼう。
◆就活スタートは、何を宣言したらいいのか?
アメリカの独立というのは単純に
イギリスの植民地支配から独立したという見方だけではなく
イギリスが親であり、アメリカが
「保護を必要とする子ども」であるとする親子関係から
両国が大人同士の対等な関係に成長していったのだ
という見方もできます。
就活スタートの宣言というのは、文字通り
「大人になるための独立宣言」ということだろうね。
◆まずは自分を他人に説明する材料を探そう。
前の更新で触れたように「自分はどんな存在なのか」という
自分を説明するための材料として、自己分析をはじめてみよう。
生まれてから今までの自分の足跡・記憶を紙に書き出だして
自分史を書いてみるのもオススメです。
いろんな就活用自己分析フォーマットもありますが
とにかく何でもいいから紙に書き出そう。
◆まず手をつけよ。というアメリカの教え
※※※
「やってみる」「まず手をつける」という小さなことが、ときとして大きな結果をもたらす。
やってみようという決心が奇跡をもたらすのだ。
※※※
オールコット/竹内均訳「知的人生案内」知的生き方文庫から
オールコットは、アメリカの教育家。独立宣言の出された1776年の2年後に生まれ、アメリカ独立後の建国精神を生きてきた人物です。
やってみよう、いますぐ。
Independence Dayの今日から。
ではまた。