フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

海へ

2006-09-04 19:49:02 | Weblog
パンプは、海が見たくなりました。「海が見たい」とこの間から口にしてました。そこでフェンネル氏は、パンプを海に連れて行くことにしました。人は、疲れたとき、海に帰りたいと思うのでしょうか。やはり、海が、人の古里なのでしょうか。海への道すがらフェンネル氏は、そんなことを考えていました。海岸道路を走っていると、パンプの顔が、ほころんでいます。浜辺に着くとパンプは、両手を上に上げて踊りだしました。よっぽどうれしかったのでしょう。波とたわむれ、貝殻を拾って子どものように海を楽しんでました。
パンプは、パンプなりに疲れた心を癒しているのでしょう。それを見ていて、フェンネル氏も心癒される思いがしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする