フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

台風

2006-09-17 09:40:52 | Weblog
今日は、台風が近づいてます。二百二十日というのかしら。すでに向こうの県では犠牲者もでたとか。この頃の台風は被害も大きいですね。なんせハリケーンと呼ばれたものが太平洋を渡ってくるんですから、アジア生まれの僕としたら負けるわけには行かないと台風も思っているかも知れません。昔の台風は、大体が、一過性の大風みたいなところがあって、雨まじりではあるけれど、どちらかといえば、強風のイメージが強いものでしたね。子どもの頃は、学校が休みになると思って台風がやってくるのを楽しみにしてました。大人たちが、いまと違ってボロ家を守ろうと雨戸の上から板を釘で打ち付けていたりするのを不思議そうに見ていました。被害の実感に乏しかったからでしょう。屋根も飛べ、家も飛べなんてすごい風で総てが一掃されることを夢見ていました。現実とかけ離れたものこれが、自分の台風のとらえ方だと思います。基本的にはね。「何、風速40メートル。それが何だってんだい」なんて、ヒーロー気取りで嵐の中に立つ、なんだかワクワクしませんか。この前ジャマイカ人の友達のモンチゴにこの話をしたら、ジャマイカのハリケーン凄いよ。犬は飛ぶ、家は飛ぶ、大人泣く、もうめちゃくちゃ。でも子どもの頃は、楽しかった。 大好きだったって。同じなんだね子どもの世界って。嵐の中に立っている自分とモンチゴの子どものころを思い浮かべるフェンネル氏でした。
コメント
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