フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

食生活

2006-09-29 19:40:44 | Weblog
人は、行動そのものが、その人であると言われます。ノンビリしている人は、ノンビリ屋さん。せかせかせかせか、どこか、開いてる場所、開いてる時間、少しでも早く行ける道なんて普段から探している人は、せっかちな人。こんな具合に人は、その人の思考で、行動するから、私ではないと言っても普段の行動を見れば、大体が分かります。人の一番身近な行動に食べると言う行為があります。食べ方も問題ですけど、何を食べるかがやはり生活の根幹でしょう。食べたものがその人の顔を作る。これは、昔、比叡の坊さんから言われた言葉です。これが、座右の銘でしょうか。肉を食べれば、牛のような顔に、魚を食べれば、魚のように、野菜を食べれば野菜のようになります。あなたは、どのような顔になりたいですか?と言えたのも昔の話。まだ、母さんが、料理して色んなものを、バランスよく食べさせてくれた時代のことですから。よく噛んでねとか、味わって食べなさいとか行儀が悪かったら、食事中ですよとたしなめられた時代のことだから。それでも、その時代でも食について考えて毎日を送っていたのです。最近は、テレビでは、健康志向の番組が、目白押しなのですが、家庭では、料理せず。柔らかいジャンクフードばかり子どもの頃から食べさせられて毎日の時間の積み重ねで体にたまる脂肪や添加物。交感神経と副交感神経の交代時期が明確でない生活時間。果たして今の暮らしの中で、人は、どんな顔になるのでしょうか。想像すらできないなと思うフェンネル氏でした。和食、その素晴らしき生活様式を捨ててまで、他に何が得られるのでしょうか。
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