100歳で老衰でお亡くなりになりました。天晴れと言う逝き方でした。生き方もまたそうであったと思います。監督の映画は面白かった。最後の「一枚のハガキ」も戦争という崩壊からの再生をテーマにラストシーンの麦の穂の艶やかな黄金色がとても印象的だった。僕が一番印象に残っている映画は「裸の島」で今でも思うんだけど魚を売ってその金で家族4人が町の食堂にはいってカレーライスを食べるシーンがあるんだ。そのカレーライスがたぶん一番美味しいカレーライスだろうと。皿に盛られた薄いカレー。子供たちの匙の使い方。その食べっぷりを見ながら匙を口に運ぶ殿山泰司の親父。幸せそうな乙羽信子の母親。忘れられない1シーンだった。ほかにも「午後の遺言状」とか「原爆の子」とか心に残る映画が多かった。反戦、反核の監督の訃報が流れた日に原発再稼動の動きが活発化となっている。日本の進むべき道はこんなに短絡に決定されていいのだろうか。
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