フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

あじさいは、雨にうたれて

2011-06-20 08:49:45 | Weblog
「もう下手なんだから」「もっと色を薄く」「やめたら」「こんな絵、見せんといて」「ヘタクソ」「私に習ってるなんて言わんといて」とバジルから罵詈雑言を浴びながらも「踏まれても耐えた」俺は、さくらと一郎か。絵が、あんまり下手だから毎日怒られている。それでも絵は面白い。「スケッチはやめて、花から描きなさい」「ハイハイ」人は、人に教えるときにその人の本質が見えるといったのはアラン先生だったっけなんてブツブツ言いながらも花の習作をする。でもすぐ飽きて俺は、ペンキ塗りでも絵描きでもないからな誰もいそがない町の住人なんだとまたブツブツ。そこへ、マーチンが、パンプのためにあじさいを活けに来た。「きれいなあじさいだね。いきおいがあるね」というと「庭に咲いていた。力強さがあるでしょう」「この雨にうたれながらもか」と少し感激。さっそくスケッチ。やっぱりスケッチは面白い。そうだな、自分が楽しむために描いているんだからと納得。どのレベルまでいく?もっとずっと上のレベル。そうか、じゃぁ、バジルに習わなくてはと思い直しながらスケッチする。そして彩色。


わかった。色付けに繊細さが自分はないのだ。これは、性格だろうな。いままで天衣無縫でいきてきたからなとまたブツブツ。色の道は、厳しく遠いか。
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痩せ我慢

2011-06-19 08:59:10 | Weblog
今日は、父の日。このところ痩せ我慢もできない男が増えた。男女平等はあたりまえにしてもすぐ弱音を吐く男のほうが人間らしいと賞賛される風潮と相まって昔でいうなら男の風上にもおけない奴が雨後の筍のように増えた。それでいて。日本には、領土問題はないと言い切って我慢する男たち。尖閣も、竹島も、北方領土も何をされても何にも言えずすごすごと引き下がる男たち。石油、天然ガス、漁場と将来を見据えた他国の戦略の前でなすすべもなくおろおろと時間を費やす政府。南シナ海でもベトナムが中国と領海権を争っているが「ヴェトナムは中国に屈しない」とはっきり。何故、日本はこの一言が言えないんだろう。「とにかく死ぬのヤダモンね」と昔どこかのバカが作ったコピーが頭をよぎる。この場合、人間の胆力だろう、物事の解決は。そうやって親父たちは国際社会を生き延びてきたんだから。尖閣でのマズイ対応が竹島も北方領土も助長させた。あの海へ、フクシマの高濃度放射能を撒いたらだれももう欲しがらないよ。彼らの根拠は、経済だけなんだから。そんなことより、きっぱりと「領土防衛」の考えを分かる言葉で伝えよ。もう情けない男たちをうれしがるような風潮とはおさらばしようよ。
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しいん

2011-06-18 08:26:21 | Weblog
図書館であんまり装丁がきれいだったもんだから茨木のり子さんの「おんなのことば」という詩集を借りてきた。「おんなのことば」と言うタイトルには、60にもなっていまさらおんなのことばを聞かなくてもとちょっと抵抗があったけど「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」の言葉に惹かれて聞いてしまった。
「みずうみ」って詩には、
(だいたいお母さんてものはさ しいん としたとこがなくちゃいけないんだ)
名台詞を聴くものかな!
ふりかえると お下げとお河童と ランドセルが二つゆれてゆく 落葉の道

この「しいん」という表現にとても感じるところがあった。そしたら詩人は、
お母さんだけとは限らない 人間は誰でも心の底に しいんと静かな湖を持つべきなのだ という。
そして、最後に 「教養や学歴とはなんの関係もないらしい 人間の魅力とは たぶんその湖のあたりから 発する霧だ」という。そして締めくくりがいいんだ。

(早くもそのことに 気づいたらしい 小さな 二人の 娘たち)

いいな、この優しさ。この眼差し。
「しいん」かとても考えさせられました。そういえば、パンプもしいんとしてましたっけ。
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My paints on a removable tray

2011-06-17 09:20:14 | Weblog
自分用の携帯絵の具入れを作ろうと思って100円ショップでころあいのケースを買ってきた。腕はそっちのけでこういうのはとても楽しい。この中に色の三原色を入れて出来上がり。たて10cmよこ5㎝くらいのケースかな。


この中に牛乳パックを切り取ったパレットを入れる。持つととっても便利。これならペンと水筆とスケッチブックに小さなペットボトルに水入れたのを持っていけば何処でも簡単に絵が描ける。勿論自転車でも行ける。これは便利。あとは、欲しい色を補給していけば意外と優れものだ。絵の具は1本98円。絵の腕前が6円くらいだから釣り合いはとれている。こういうものを持つとウキウキして絵が描いてみたくなる。


あじさい街道を思い出しながら写真を観ながら混色してこの絵の具入れの絵の具を使って描いてみた。ちょっとまだ混色テクニックがわかてないからうまくいかなかったけど身についたらこのセットでかなりのとこまでできるんじゃないかな。
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croissant

2011-06-16 08:30:49 | Weblog
昨日あじさい街道に行ってきた。



あじさいが疎水というのだろうか農業用水のような川淵で路沿いに植えられていて今は、盛りと咲いている様なんか見事としか言いようがない。ここでもスケッチをする予定だったがあじさいにはもう飽きていたのか描きたいという気持ちが起こらなかったから見るだけにしてきた。レストランによって昼飯。ランチは、チキンソテーだった。それにサラダとプリンとエスプレッソがついてのランチメニューとなっていた。フランスパンが二切れ。このパンがうまかったのでここで焼いたパンかと聞くと地元の店から仕入れているとのこと。早速教えてもらってパン屋に寄った。レストランでだしているチャバッタは、売り切れていたがバケットとクロワッサンとクイーンアマンを買った。今朝、クロワッサンを朝食のテーブルにのせてスケッチした。




色を薄くつけるようにとバジルに言われているので気をつけて塗った。パンは、とても美味しかった。この店は、リピートだな。
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六条八幡に行って来た

2011-06-15 07:48:42 | Weblog
あじさい神社として知られる六条八幡に行って来た。僕は、存在すら知らなかったんだけどなんでもあじさいでかなり有名な神社らしい。「そんな観光名所みたいなところだったら人が大勢いてたこやきなんか売ってる店もあるんじゃないか?そんなとこでスケッチなんかできないよ」と半信半疑で出かけてみた。案の定、デイサービスのバスは何台も来てるわ車も道路っぷちにまでとめていたりあじさいを観るというより年寄りの声がやかましい。小学生も年寄りもはしゃぐのは変わらない。ただ年寄りが面白いところは必ず一人は不機嫌な奴がいてヘルパーさんを手こずらせるんだ。「○○さん怒らんと見ましょう」なんていう声が聞こえるのも面白い。そして笑ってしまうことに「たこやき」売ってた。でもあじさいを維持するためには必要なことだと納得。ここは、あじさいの数も多いが品種も多彩でカシワバあじさいなんかその際たるものだろう。神社はこじんまりとして祭神が雄略天皇ということだ。僕は、いつのまにかスケッチに慣れてきたんだろうか大勢の人も気にせず人のじゃまにならないところでペンをとった。かいていると、一人や二人の老人は見に来るけど邪魔はしない。ここが小学生とちがうところ。社に坐って彩色し句をひねって帰ってきた。


「踏みしめて、あじさい連れの やしろかな」

あじさいに囲まれた小さな神社だけど、あじさいが主人ではなく神の住まいなんだから自分は意を正して行く・・・という意味です。途中この町の図書館によって本が借りられたのもよかった。
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明日に架ける橋か・・・。

2011-06-14 09:24:06 | Weblog
桜が咲いていた時にここに来て橋を見上げ「絵になるね」と言ったことを覚えていた。あの時は、絵を描いていなかったのでただそう思っただけだった。まさか、実際ここに絵を描きに来ることになるなんて人生なにがあるかまったく分からないね。


少し前までは言葉すら聞いたことがなかった絵具。「ウインザーニュートンがね」なんて自然と言ってるのも可笑しい。栗の木の下に坐ってこっちの山と向こうの山とに架けられたアーチ型の鉄橋を見上げる。その向こうの山間に人家が点在している。いい景色。


「あの橋がなかったとき、あの人たちはどうしてたんでしょうね。こっちに来たい時は」とバジルがぽつんと言った」そのとき、僕は、この橋は、明日に架ける橋だと思った。I will lay me down歌が頭の中で流れた。
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ショートショート

2011-06-13 08:06:49 | Weblog
ショートショートってめったに読まないんだけど藤井青銅さんの「誰もいそがない町」はとっても面白くてなんだかストレスがとれたような忘れてきたものにであったようなそんな気分にさせてくれる本だった。たまたま図書館でタイトルが気に入って借りてきた本だったけどラジオ放送作家ということでテンポというかリズムというか文章がビジュアルじゃなくラジオなんだよ。おもわず微笑むというか含み笑いとそうそう昔そうだったねというような共感。そしてショートだから心にストーリーを持って歩けてふとしたことにその物語を思い出して何度でも楽しめる。ちょうど今朝のラジオでねと言うように自分に語りかけているようだ。「エレベーターがこないわけ」なんてエレベーターの前にいくたんびに思い出すもの。
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ガンダーラ

2011-06-12 09:19:44 | Weblog
ガンダーラ、ガンダーラと昔、歌ってましたね。其処へ行けばどんな夢も叶うというよ・・・でしたっけ。西洋では、ユートピア。仏教では西方浄土。ユートピアは、青写真が頭に浮かぶが西方浄土は思いつかない。西洋と東洋の違いがここにある。西方とは方位方角のことではないらしい。心の調和、それが浄土だということらしい。もちろん詳しいことは知らないが根本は大自然というのだそうだ。自然ほど調和のとれたせかいはないというのがその世界観らしい。そういえば、自然の懐に抱かれてすべての生き物が調和のなかで生かされている。日本人は、自然との融合で自然を崇めて生き延びてきた。自然を克服するという対立思想はもともと日本人にはなかったのに経済の効率と便宜で大自然の調和を乱している。僕らは、自らの手でガンダーラを壊してきたのだ。日本再生は大自然の調和を取り戻すことにあるんだと強く思った。
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非現実的な夢想家

2011-06-11 17:41:06 | Weblog
作家の村上春樹氏が「カタルーニャ国際賞授賞式」でフクシマの原発について語りました。多くのメディアやネットで取り上げられているから皆さんもご存知だと思いますが彼の原発反対のメッセージはまだまだ国民を騙してその税金で原発を推進して甘い汁を吸おうとする政治家、官僚、電力会社、ゼネコン、地方自治体やそれに群がる輩にとって痛恨の一撃であっただろう。彼の発言は、世界が注目しているのだから、どこやらの田舎の政治家の先生が「たかが作家に何が出来る」と鼻でせせら笑うレベルではないのだ。彼が言う「効率や便宜の犬達に追いつかせてはならない。非現実的な夢想家でなくてはならない」と。世界中の原発で放射能が漏れてないとこはないらしい。ただ、誰も計量していないし発表もないから知らないだけだ。風向きによっては、日本中の人が原発の放射能を浴びて税金払って原発建設を補助していたんだ。知らないうちに。大切なものと放射能は目に見えないから、それが怖い。
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