みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

就活・婚活・授かり婚

2008年11月19日 | 言葉のトリビア
気になってしまうのだ。言葉が。
はやり言葉について、云々、意見するのは、頑固親父や、お年寄りの仕事だよな・・・、とも思うのだけど。
けど、やっぱり気になるのでした。恐らく、暴言なので、適当に読み流して下さい。

・「就活」・・・×。日常よく使われる大切な言葉は短くなっていくのは世の習い?とは言え、気持ち悪いなあ。浮き足立った感じ。「しょく」と「どう」と発音するのが面倒臭いようでは、その活動もうまくいかないような・・・。

・「婚活」・・・×。これまた、語感的に、いい結果が望めそうにない。「とんかつ」と「トンカチ」の出来損ない的な結果になってしまいそう。それに「婚活」からは優れた文学作品は生まれそうにない。よって反対!

・「授かり婚」・・・○。これは、いいなあ。そう言えば、「出来ちゃった婚」という言葉が生まれる前に、日本語に適切な言葉が存在しなかったことが、興味深かったのでした。
何と言うか、我らが日本民族の奥ゆかしさを表しているようで・・・・。でも、「ちゃった」は、辞書に載せるのは、どうもなあ・・・
 そこで「授かり婚」登場。「授かる」という心の姿勢がいいじゃないか。「授かり婚」は是非、広辞苑に載るぐらい広まるといいな。日本の少子化対策の決定打は「授かり婚」の言葉の普及にあるのではないか?と密かに思っているのだけど・・・。

と、おじいさんの勝手な呟きでした。思いの丈を綴れて、気分爽快。

(追記)
恐らくは、「授かり婚」の例ではないけれども、「婚活」に変わる言葉を生み出すべきなのだ。もっとイメージのいい、その言葉を耳にする度に、明るい光が差してくるような言葉を。子孫への素敵な贈り物になるよう言葉を。
コメント
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