みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

のだめ最終楽章前編

2010年01月16日 | 映画
今年のテーマは、「柔らかくなること」なので、見ることにする。
1000円のサービスデーでもあったので。
なかなかに楽しいエンターティメントですね。

以下、完全にネタバレだけど・・・、

どうせジョギングするなら、大作曲家たちの集う公園がいいな!とか、
指揮の演技、もっと本物らしく振ってほしい・・・とか、
のだめは、過剰演出とは言え、あんなにも、うすらぼんやりな女の子だったかな?とか、
のだめのピアノがトルコマーチしかなかったな・・・とか、
ヤマハのロゴが目立つな・・・とか、
(カワイ頑張れ!)
千秋役の俳優さん、ああいうスラっとした、細面な顔が、今の流行なんだな・・・とか、
(不健全そうで、自分は好みじゃないけど)
客層は圧倒的に女性だから、自然、千秋君の時間が長くなるのは致し方なしだな・・・とか、
原作を知らなかったら、絶対に話についていけないだろうな・・・とか

いろいろ思う。

ベートーヴェンの7番シンフォニーの終楽章は、やっぱり大好きで。
あのリズム、躍動感。
ベートーヴェンはリズムの革命児だなあと思う。
ベートーヴェンの中では一番ピアノで弾いてみたい曲だろうか。
(レベルはさておいて)

バッハのピアノ協奏曲? 禁欲的な美しさは、ぞくっとする。
あんなふうに旋律が絡まった曲を、ゴリゴリ弾けると、格別だろうな!と思う。
(実際は、インベンションの2手ですら苦戦していて、夢のまた夢だけれども)

気になったキーワードは、調和、色気、練習、宇宙。
あと、ムジクスとカントル。

千秋=ムジクスと、のだめ:カントルの対比、融合?
そういう深いテーマはあるんだろうか?
ムジクス(musicus):音楽理論を熟知して、理性の力によって作品全体に対し、入念に音楽が判断できる人
カントル(cantor):ただ音を歌ったり、演奏したりする人。カンタービレの語源
だそうです。

でも、ああだ、こうだ、つまらないブログを書いてないで、まずは練習!
練習あるのみ!

Helene GRIMAUD plays J.S.Bach Piano Concerto No.1-1st mov


コメント (5)
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