2008年最初の読書は、なかなかにいいスタートでした。
小川洋子著「ミーナの行進」。六甲の山の麓に佇む洋館を舞台に、二人の少女、朋子、ミーナと彼女らを取り巻く家族の交流を描いた話。とりたてて大きな波乱もなく、淡々と進んでいくのだけど、不思議と引き込まれて、ちょっと厚かったけど、一週間で読了。
文章は、とりたてて巧いという感じではないのだけど、温かくて素直な雰囲気で、好きだな。ミーナの描くマッチ箱のメルヘンの挿話も良い感じ。
登場人物たちが、あるべきところに自然に嵌っている心地良さがある。人、それぞれ、ささやかであっても定められた役割を果たすことが、とても尊いことなんだよ!そんなメッセージを感じたのだが・・・。
さぁ、我々も、人知れず、静かに胸を張って人生を「行進」しようではないか!という感じだな。
コビトカバのポテ子に合掌。
小川洋子著「ミーナの行進」。六甲の山の麓に佇む洋館を舞台に、二人の少女、朋子、ミーナと彼女らを取り巻く家族の交流を描いた話。とりたてて大きな波乱もなく、淡々と進んでいくのだけど、不思議と引き込まれて、ちょっと厚かったけど、一週間で読了。
文章は、とりたてて巧いという感じではないのだけど、温かくて素直な雰囲気で、好きだな。ミーナの描くマッチ箱のメルヘンの挿話も良い感じ。
登場人物たちが、あるべきところに自然に嵌っている心地良さがある。人、それぞれ、ささやかであっても定められた役割を果たすことが、とても尊いことなんだよ!そんなメッセージを感じたのだが・・・。
さぁ、我々も、人知れず、静かに胸を張って人生を「行進」しようではないか!という感じだな。
コビトカバのポテ子に合掌。
ミーナの行進小川 洋子,寺田 順三中央公論新社このアイテムの詳細を見る |
私も読みたいリストの中に入っているんです。
今たまっている本をなから読み終えたら読んでみたいと思います。
よかったですよ。安心して、お勧めできますね。
樹さんにも、合うんじゃないかと思います。
小川洋子さんのもの、次は何を読もうかな?