tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

今朝の坐禅会「立禅(りゅうぜん)」も。

2015年07月19日 | 坐禅会

当地の日の出は5時、もう空は明るく早朝の空気はすがすがしく格別。

クラシックの曲のなか全員座に付く、

境内では老師の撞かれる読経と梵鐘の音(ご前6時)

昨日の講演で聞いた「梵鐘への思い」、今朝の釣鐘堂の景色も

鐘の音も、違った姿と音に聞こえました。

 

始まりのクラシック音楽は、スポーツの前準備と同じ、

全身を静に動かし、姿勢を自己検査してみる、

特に、耳と肩の線が正しいかを見極めるのがポイント。

 

毎回話す坐禅の中身ですがと前置きされ・・・・。

「道元禅師様がお薦めになる坐禅」とは

  1. 身のかまえ」をしっかりと。

細かくはいくつもある中で、

「坐禅をしている仏像の姿を真似ること

己と言うものを放り投げ、仏像の姿を取り込むのです。

「自をして他(この場合仏様)をどうぜしむ、後に他を自にしむく道理有るべし

(すなわち自分が相手の姿に溶け込むと、相手が自分に入ってくる)

こんなことが日常生活のありようにも応用でき、

「坐禅の効用」の一つかも

姿勢を正したら、その姿は仏像の姿になっているか点検せよ。

2.その後、「調息」今まで無意識でしていた呼吸を意識する。

3.身のかまえ、調息の一つ一つに「意識を持っていく(調心・到心)」。

座中に体を動かすことはいいのですが、一度動かすと又動かしたくなるもの、

そのためにも、最初からしっかり「身のかまえ」をすることが肝要。

 

そして鐘3つ、ここでから今日の正式の坐禅が始まる

静寂の時間、外は明るいのに堂内はより静か。

今日の老師は、一緒には座られず立って歩く「立禅」の実施。

一足半歩のすり足の動きの音。

 

33分間過ぎ、ここで鐘1つ、坐禅の終りである

アフターの音楽で、体の崩し、癒し方5分。

 

続いて動かない「立禅」の指導

又手、首の位置、呼吸は坐禅と同じ、

足の開きは八の字、

親指と乳頭の位置を同じく、かかとはくるぶし1つを八の字に開け立つ。

目は細く開けて2m前に落とし瞑らない、

この目はへ「象眼」象の目のような開き。

初めての事であり5分間で倒れこむ人も。

毎回の坐禅の前に、立禅を5分くらいすると良いとの指導も。

 

 

今日は色々なことを新しく習う日となりました

 

毎回振る舞われる「塩粥」は格別の味

境内の「大かえで」。

 

 

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やっぱり来てくれました「羽黒トンボ」。

2015年07月19日 | 季節の便り(北陸、福井)

今朝「羽黒トンボ」飛来

流線型で真っ黒な羽根、メタリックな青く細い尻尾、

印象的で、綺麗なトンボです。

 

本来、夏の夕刻2匹がたむろしいている姿が目につきますが、

時期が少し早いのか、

今朝は1匹だけでした。

留まると羽の開け閉めをしますが、此れは求愛や相方を誘っている動作らしい。

 

また、「羽黒トンボ」は渓流でしか孵化しないトンボの由

我家の庭端の「大連寺川」(こんな小さな川ですが一級河川)も

市街地の川として決して美しくはありませんが、

トンボたちにとっては「清流」の仲間なのかも。

毎年ここで羽化するのでしょう。

 

また今年初、「あぶらぜみ」の抜け殻(当地ではセミの「モズ」と言っています)

を発見、そろそろ鳴くのでしょう。

にぎやかに成りそう。

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