この時期、林道を車で走ると、
木のまわりだけ雪が溶けていることに気づかれたことがありませんか。
これは、春の訪れを知らせる現象。
「雪根開き(ゆきねびらき)」・「根開き(ねあき)」と呼ばれます
(俳句の季語にも)、
この現象、専門家は「雪と木の光の反射率の違い、雪は白いので、
光をほとんど反射して温まりにくい、木は色があり、光を吸収して温まります。
その熱が、木の回りの雪を溶かします」と。
また、春になると木が、地下水を多く吸い上げるようになるのでの、
地下水によって木が暖められるようです。
平素の庭ではこんな現象は見られませんが、
今年の大雪こんな景色を、土産にしてくれました。