
「わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも御名御璽をいただき、第92代内閣総理大臣に就任いたしました」。所信表明の初めの部分。
終りは「民主党をはじめ野党の諸君に、国会運営への協力を強く要請します。当面の論点を、以上にご提示しました。お考えをお聞かせ願いたく」で結ばれた。
所信表明演説全文を読んでの第1印象は「全治3年と診断された日本経済、注目の社会保障、食の安全、などなど日々の生活に直結する部分についても総裁選のときより後退し、国民を安心させる具体的な内容はない」残念な内容に尽きる。
国民皆さんへのお願いはなく、民主党の連呼は下野した時の総裁の質問演習かと口悪い評も見える。今日からの論戦に期待する。
松下とナショナルが消えパナソニックに変わる。「明るい・・・ ・・・」と親しんだあのコマーシャルソングが消える。政治をこのように一気に転換することは難しいが「民栄えて国が富む」という希望を持たせてくれる政治を待つ。
政局とは違い台風一過のさわやかな日和にほっとする。台風被害を受けられた皆さんにはお見舞い申し上げます。
(写真:台風一過の気持ちよい秋空)