
「パソコン出張講座」、市内のあちこちから声がかかれば、どこにでもパソコン機材を持ってお邪魔し開く勉強会を仲間内ではこう呼んでいる。対照はパソコン初めての人からスッテップを踏んで中級レベルくらいまで。最近はひと月で40数講座と、事務局さんは大忙しを極めている。
先日、H供用用会館で機材設定をしながら「この会場は会の発祥の場所」だと思い出した。単なるボランティア団体としてパソコン講座を行っていたが、広域合併に伴う市域の広がりへ活動を広めるには「信頼される組織が必要」ということになり、NPO法人として再スタートすることになった。そのときの設立総会がここH供用会館で4年前になる。
さらに、設立に伴い購入した新パソコンの各種設定など、大きな集まりもこの会館を借りて何度も開いた。新聞取材も受け広い紙面で紹介されうなど、順調な船出をした母港のような場所なのだ、数年前の出入りを思い出した。
原点に立つ、それほどオーバーな構えはしなかったが「いつになっても初心は大切に」そんな思いを抱きながら、丁寧な指導を心掛けた。
(写真:母港のようなH供用会館の正面)