日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

天体ショー

2012年07月07日 | 自然 季節
           

 ここ数日のローカルニュース、七夕飾りを作る園児らの笑顔が、画面からはみ出しそうに映し出されていた。今日はその七夕。あいにくの梅雨空、天の川が見れるのだろうか。夫婦星と言われるなががら、年に1度だけ会うことがゆるされるという伝説から生まれた行事という。

 牽牛星と織女星の距離を計算した人がいる。二つの間は約16光年。光にのって16年、伝説のように彦星と織姫星が一晩で会うというのは不可能に思えるが、そこは宇宙、人知の及ばない仕組みや法則が無数にあり、二人は会えるのだろう。

 今年は天体ショーの年と呼ばれた。5月21日の金環食。九州・トカラ列島から福島県南東部にかけての日本の太平洋側の広い地域で、太陽がリング状に欠けて見えた。登校や出勤途中の人らも空を見上げ感動した。

 6月6日には金星が太陽を黒い円形となって通過した金星の足跡。次は105年後というまれな現象で話題となり、金環食に劣らない人気となった。ことし最後のショーは8月14日の金星食。これは金星の前を月が横切って金星を隠す現象で、午前2時40分から3時25分の間で全国で見られる。これは肉眼で観測出来る。早起きにはやすぎるが、細く欠けた月はどのように金星を隠すのだろう。

 先日は「神の粒子 ヒッグス」が99.9999%の確立で発見され、早くもノーベル賞確実と言われている。宇宙の成り立ちの解明に役立つとか、ヒッグス粒子がなければ質量は存在しないなど、自分には理解困難なことが解明されるというから興味がわく。宇宙は想像だけの世界ではなくなった。願うのは七夕伝説のような夢が壊されない、平和な宇宙であってほしい。
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