
毎日、同好会「岩国エッセイサロン」のHPを開く。そのトップ画面に訪問者の人数が表示される。前日に比べ少ない日は「皆さん忙しかったのだろう」、多い日は「じっくり読んでもらえた」といつも勝手に数値を解釈し楽しんでいる。
今朝は朝顔がこれまでになく沢山咲いていた。いつもと特に変わったことはないのだが、そう思いながらHPを開いたら15000人目の訪問となった。4月13日の朝に14000人目の区切りの訪問だったので、それから丁度1000人目、またも区切りのいいカウントに出合った。朝顔は予感していたのだろうか。
HPには会のPRや連絡のなども載っているが、なんといっても「 同人ブログ『花水木』」がメイン。ここに掲載されるエッセイは新聞紙面を飾った作品、厳しい新聞編集者のチェックを受けての掲載ということで価値あるもの。ここに載りたい、そう思いながら創作に励んでいる、ともいえる。載れば投稿者はもとより会員の顔もほころぶ。
同好会では掲載された1年分の作品を「花水木」と題した同人誌として発行している。発行は発足以来途切れることなく続き、今年の初め第6集となった。その掲載数は年々増え、最近は100編を越える。ページ数の増加は費用増になるが、代表者の苦労でしのげている。
芥川賞や直木賞を目指すものではない。が、小さなエッセイの中に自分というひとつの塊をおいていくことが出来たらいいなあ、妄想といわれるかも知れないが、そんな途方もないことを思ったりする。だからいつも何か題材はないかとあちこち見回している。
今日、仲間の作品「根比べ」が紙面を飾った。それを読んだ家内が「こんなに楽しくて情景がよく分かるものを書いたら」と厳しい読後感、期待にはいつ添えるのだろう。