日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

さあ節電だ

2012年07月19日 | 生活・ニュース
           

 原発再稼動の賛否渦巻く中で、関電大飯原発4号機が臨界に達し、3号機と合わせ東日本大震災以降初の再稼動となった。フル運転になると節電目標は若干緩和される。夏場のピークへ向けての制限緩和は再稼動賛否とは別に多少の安心感を持たせるが、甘えは出来ない。

 電力需要の本番はこれから。原発以外の発電設備でトラブルなどによる運転停止が多い。近くのLNG発電所でもタービンの振動で発電停止、復旧に1週間から10日を要するという。全体に占める割合は小さいので影響ない、そうだが、こうしたことが連発しないとは言い切れない。原発計画に沿って火力発電の維持保守は見送られてきた。ここに来て急遽運転体制を整えているという。しかし、設備は古くなっている。昨年と同じく節電は実行し続けないと危機は避けられない。

 ある病院の前を通りかかった。エアコンの室外機が各部屋ごとか取り付けられ、それは装飾のように並んでいる。ここで節電だからといって電気の供給を止めることは出来ない。新設の大病院ならこんな光景は見られないだろと思う。しかし、地方では、特に地域に密着した歴史あるこうしたところでは一気に改善策は採れないだろう。閉め切られた窓を見上げながらそんなことを思った。
 
 家庭における節電で、エアコンの設定温度を上げたり運転台数を減らす、こまめに各所のスイッチの切り入りを実行する、扇風機を使用する、打ち水をするなど数限りなくアイディアが出されている。白熱球からLEDへや節電器具への交換など高価な出費を伴う内容もある。そんななかTVが報じない節電があるという。

 エアコン起動後の時間経過による電気消費量とTVのそれを比較し、家庭で1番の節電はTVを見ないこと、とある。エアコンは起動時に数百ワットの電力使用となるが、設定温度になると以後は100ワットを下回るという実測データーから導かれている。素人にも分かる説明に説得力を感じた。これを否定する意見もあります。節電もだが最近は「ワアワア」と大きな声で騒ぐだけの番組が多い。番組は選んで見る、これも節電策だろう。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする