日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

増水でも

2012年07月14日 | ウオーキング 散歩
           

 停滞する活発な梅雨前線、それに向かって南から流れ込む湿った空気に見舞われた九州各地は断続的ではあるが猛烈な雨が続いている。亡くなられた人、行方不明の人も多く、家屋を初めとする被害など、いつもの通り気の毒に思うだけで手出しが出来ない。この地方では、ダムの放流や交通機関への影響は起きたものの、さしたる被害は報道されていない。

 ここ何日か、雨に対する注意報や警報が繰り返し出されている。そんな中、午後曇り空ながら雨がひと時の休憩をとった。これ幸いと久しぶりにスニーカーに履き替え歩く。舗装されていないところはしっかりと雨量の多かった跡を残している。樹木も雑草もたっぷりの水分に少し重たそうにしているが、疲れは感じさせない。

 野鳥の巣がある中洲は茶色く濁った水で姿は見えない。散歩を楽しませてくれる野鳥たちはどこへ、ダム放流のサイレンで避難したのだろうか。帰ってきても水害にあった巣へは戻れないだろう。そこは野生、人よりも自然へ耐えるDNAは持っているのかも知れない。

 今日は少ないだろう、そう思いながら錦帯橋へ進む。川原の駐車場には思いのほか多くの自家用車やバスが止まっている。思えば3連休の初日、目にした一番遠くのプレートは奈良県の家族だった。今朝、出発さたれたのだろうか。駐車場はなにせ川原、雨後の注意として「タイヤ埋まりこみ」を呼びかける立て看板が今日は一歩前に出ている。

 6月から始まった鮎釣り。鮎は増水すると流されないように岸辺に寄ってくるそうだ。だから増水したときは川の中ほどへ進まなくても釣れる、川専門の漁師さんに教わったことがある。何人かの太公望が足首まで水につかり楽しんでいる。観光客のカメラが釣果の瞬間を待っている。期待にそえるか。

 雨の休憩が終わったようだ。蒸し暑いかったが川沿いを歩いて今日は7000歩。
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