日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

締め飾り

2015年01月06日 | 自然 季節


 小寒は「二十四節気の一つ。太陽黄経が285度のときで12月の節。太陽暦の1月6日頃にあたる(広辞苑)」。12月の節とは旧暦11月後半から12月前半の期間をいい、季語では寒の内、寒中とある。20日は次の節気の大寒で、年を通じて寒い時期ということになる。寒の入りの朝だが年末からの寒さ冷たさは一休みした。明日の朝は寒い予報、寒だから許そう。

 Uターンの混雑ニュースは次の大型連休まで遠のく。長い休みが終わり仕事始めや公務始めは昨日、経済再生の年として動き出した。と、それは株価の大暴落という幕開けになった。「逆オイルショック」という語も踊り始め前途多難な様相を呈する。

 そんな厳しい年明けだが、近くの家並みの軒下には締め飾りが飾られている。この飾りを外すのは、どんど焼きの日。名勝・錦帯橋の下川原で12日の夕暮れから始まる。櫓の上に積み上げられた家々の飾りや書初めは炎となって民の願いを昇らせる。近寄りがたいその勢いに託した願いの成就を祈る。

 車専用の締め飾りをスーパーやホームセンターで売られてはいるが、それをつけた車を見かけなくなった。自分の車を持って40数年、年末には洗車してワックス掛け、車内は掃除機も使って1年の埃を除く。最後に締め飾りをつけて1年の終わりにしていた。しかし、ここ何年も途絶えている。そんなこともあり出かけた先の駐車場で1台、飾りをつけた他県ナンバーの車発見、撮らせてもらった。乗りっぱなしでなく、車をいたわる気持ちが伝わりほのぼのとする。
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