日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

午前5時46分

2015年01月17日 | 生活・ニュース
 6434人の命を奪った阪神淡路大震災は今日、20年の節目をむかえた。午前5時46分、読みかけの朝刊をそばに置き、TVの実況に合わせ黙祷。

 20年前の朝を思い出す。起床していたが大きな揺れに驚きすぐにTVのスイッチを入れる。ほどなく大地震の様子が画面に映る。神戸からの映像に大変なことが起きたと感じる。同時に、年末に棟上げを終えた我が家の新築中の工事現場が気になる。出勤時間を早め回り道をして建築現場に行く。途中で地震の影響見かけなかった。現場の外見は異常なしでほっとする。

 職場でも情報収集、時間が経つにつれドラマかと思うような映像に驚く。社員家族被災の報が入る。それについて報道機関からも問い合わせがある。そのうち同僚の母親の救助待ちも判明するが、無事救出でほっとする。高校のクラスメートが亡くなったと届く。職場全体が落ち着かない1日だった。やがて、インフラの一つである都市ガスの配管復旧応援に、関係する職場から多くの社員が交替で現地へ赴いた。

 年月を経て、被災地の街並みは整い外観からは復興は終ったように映る。そこに住む人の高齢化、止むことなく続く被災者の孤独死、被災を知らない4割のひと、完全復興にはまだ課題がおおそうだ。しかし、あの震災の時に若い人を含む多くの人から生まれたボランティア行動、その後の各地の災害で大きな大きな力になった。災害という不幸はあったがそこから生まれた互助の芽が続いていることを心から喜んでいる。
 
 
 
コメント
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