
新聞広告、世のあらゆる分野の宣伝がコンパクトな広さのなかに閉じ込めて載っている。中には常用の眼鏡では読み取れない微小な文字もある。これは高齢者には用のない広告と見送る。割と良く眺めるのは本、エブリサンデーで時間はたっぷり持っているが、なかなか購買まではいかないが、書評と合わせよく見る。
また、手軽に楽しめそうな誘い広告を面白くて眺める。この日の1面下段には、こころのほぐし絵、ユーモワ話術、筆遊び彩書、エッセイ、手作り雑貨、にがお絵師の6つの通信講座の紹介が載っている。案内資料は無料、個人情報はカタログ送付のみに使用という講座もある。このほかにも絵手紙、音痴なのにハーモニカやオカリナなどにも目を通す。
エッセイの誘い文句はこうだ。「ちょっといい話」書けます。日記を書くより面白いと誘いだす。続けて「日々何気なく過ごす中にも心に残る出来事はあるもの。ちょっといい話にまとめてみませんか?エッセイを始めるといつもの景色が違って見え、毎日が楽しくなります」とし、最後には書きためて自費出版も夢ではありません、とまとめてある。
シーズンだから大学関係の広告も目につく。大学に学んでいないためか年のせいか、映像の学校紹介より新聞広告の方が数等勝っているように感じる。資格取得の誘いも多くどれも即就職できそうな誘い内容のようだ。在職中は業務に必要な資格は会社経費で取得できた。それだけに自分の時間を割いて準備した、現在はどうなのだろう。今の生活では資格より視角・視野の広い高齢者となりたい。