日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

実になれ

2015年01月16日 | 自然 季節


 さまざまな岩国の姿を写真で紹介しているブログある。テーマは風景に生き物が主体だが写真にはひと口コメントがついている。コメントはよくある「この写真の狙い」などという押し付けるものではなく植物や生き物の名前など。だから先入観なく写真への感想を持つことができるブログになっている。撮影の腕は素人の目から見ればプロ級だ。

 近影の中に「餌の乏しい冬場には野鳥も生きるために必死です」とスズメの餌を横取りしたヒヨが撮られている。そういえば、多数のカラスが死んでいたというニュースで、死因は餓えによるものとあった。カラスが餓える、身近で目にするその姿からは想像できないが、現実の自然界は厳しいことを改めて知る。

 庭の千両などの実をとられると「野に餌はないのか」「少しは残してくれ」など追い払いはしないが思う。年を越せた千両の実はわずかだった。そんな千両に年明けの雪の日、1羽やってきた。が、実はほとんどない。それでも飛び去らずこちらを見ている。そうか、新年の挨拶にやって来たのか急いでミニカメラで撮る。

 植えた覚えのない十両が何年か前から育ち今では実がなる。やって来た野鳥が糞と一緒に種を置き土産にしたのだろう、と思っている。その背の低い十両の実も餌にしている。飢饉に備えたわけではなかろうが連鎖が面白い。農獣対策の参考にならないか。明日からセンター試験、これまでの努力が実るように頑張ってほしい。 



コメント
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