日々のことを徒然に

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栗の季節

2018年10月03日 | 自然 季節

 多発する自然災害で値上がりする中で食材、特に生鮮品の値上がりが家計を圧迫する、深刻な顔で野菜選びする主婦の声に力がない。品薄が原因というが、鮮魚売り場には1匹の魚の姿がない氷だけの売り場が映し出されている。これに台風25号が追い打ちを掛ければ、状況はさらに悪くなる。どう自衛するか悩ましいところだ。

 この季節、山の恵みとして高価な地元産の松茸が市内でも店頭に並んでいるそうだが、まだお目に掛かっていない。例年、市内北部の個人商店に登場するのが初物という。今年は、気候的に恵まれ豊作という。我が家の食卓にのることは期待できないが、姿くらいは眺めたいものだ。

 松茸は豊作だが、美和町の岸根栗は大きさ、量ともに不作と組合役員の人。岸根栗の大きさは1粒30~40㌘あり、食べたときバラバラと砕けやすい粉質で甘くてまろやか味が特徴で特産品として出荷されている。、1180年ころ、平家の落人が完成させ地元の農民に伝えたのが岸根栗の始まりと言われる。先日、ある書き物に「岩根」となっていたが「岸根」が正しいのでお間違いなく。

 「今年の栗は不作」と、いつも頂く方から収穫されたばかりの艶のある茶色の栗が届いた。松茸にはふさわしい気候は栗にはその逆のようだと勝手に思う。栗は渋皮を剥くと薄黄色の垢ぬけした姿になる、これを諺でいう「渋皮がむける」の意味に似ている。わが家は大方を渋皮煮にして冷凍保存、旬を外れても旬のままの味をいただいている。
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