日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

無神経な廃棄

2018年10月25日 | 社会 政治

 世界中でプラスティック、合成樹脂やその成型品の廃棄により地球全体の汚染が急速に進行していることが問題視され、国連ベースで対策が進もうとしている。合成樹脂の歴史は古いが、今のように汎用品となったのはフラフープの流行し始めた昭和30年代中頃と思う。合成樹脂の代表格であるポリエチレンが世に出て以降である。ペット樹脂の登場がこれに拍車をかけた。

 散歩中、色も形も異なるがポイ捨てされた樹脂品が多い。飲料ビン、菓子袋、冷菓用容器、ストロー、弁当容器、ポリ袋などその品種の多さに驚く。自販機傍には回収ボックスが設置されているが、歩きながら飲む、食べる、舐めることに何も感じない流行りを禁止しなければ道端の廃棄樹脂は無くならない。高校時代に食べ歩きは禁止されていたいた。運動部員も練習後の空腹を補うパンなども店内で食していた。悪い指導とは思わない。

 合成樹脂が生活に大きな変化をもたらしたのは間違いない。誕生当時は今のように忌避する声は無かったと思うし、多様性のある樹脂が強く求められた。そんな仕事の末端を担った一人として思うことがある。樹脂製品の廃棄によって環境をどれほど汚染するか学んでいないし関心を持ったこともなかった。いいことの反面も心しなければならない、樹脂に限らず人の道も同じだろうと、残る人生に気配りしたい。

 樹脂だけではない、車に農機具、大型電化製品や家具など決められた方式以外で廃棄されている。これらの廃棄には若干の出費が必要になるが、当然のことである。これらは、大きく重量があるというだけで、樹脂製容器や瓶の投げ捨てと同じだ。綺麗な環境を子孫に残すのは今生きている者の努めと自覚しよう。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする