
阪神淡路大震災は棟上げを終えてしばらく過ぎたころ、地下鉄サリン事件の日は引っ越し中、よくない年に新築したから今年で24年目になる。わずかだが手直しや改装、外壁の塗装などをしてきた。これまで床へのワックス掛けと外周塀の汚れ落としは毎年続けている。ワックス掛けは、机やいすの移動も伴い大掃除とまではいかないが、ちょっとした作業になるが、仕上がりの光沢が疲れをいやす。
外周壁はブロック、思った以上に汚れる。まず全面に散水し濡らす。次にデッキブラシや大型の亀の子たわしを使って洗い流す。黒い濁り水が流れ落ちると手に力が入る。濡れても寒くない季節の作業にしているが、暑さもありワックス掛け以上にきつい作業になる。作業緩和のため高圧洗浄機をホームセンターで何度も物色したが気に入りがなかった。
偶然だが、充電式の高圧洗浄機のあることを知り検索すると、価格も大きさも手ごろなものがあり通販で求めた。組み立て用のビス10本が金属で、他は全て樹脂で作られている。水を入れるタンクはかなり頑丈そうで重さもある。初回のフル充電は3時間余りとあり、これから試してみる。コードレスなので使い勝手はいいように思う。
これでデッキブラシやたわしの使用が緩和され、加齢による疲れをカバーしてくれれば助かる。最近は掃除機もコードレスやAI搭載など高齢者向きの製品が増える。手仕事は高齢による衰えを遅らせるといわれるが、助っとが活躍するCMを見ていると、時にはさぼり根性が動き出しそうになる。一方で進歩についていけない心配も根強い。