AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『初日』(ピーナッツ)

2014-05-16 21:20:47 | 分析系 曲
江畑選手のことを『初日』が支えているように、スポーツ選手と曲のつながりって、結構あると思う。

例えば、清原和博と『とんぼ』(長渕 剛)。

例えば、高橋尚子と『LOVE 2000』(hitomi)。

例えば、藤川球児と『every little thing every precious thing』(LINDBERG)。

で、この3組に共通してるのは、選手の方が、(面と向かって)感謝の気持ちと曲への想いを懸命に語った時、歌手達が泣いたこと。
そして、言った本人も涙ぐんで…。
結局、最後は、お互いに、"ありがとう"の言い合いになったんだよね。
長渕は、グッ!と我慢している風(しかし、決壊寸前)だったけど、hitomiと渡瀬マキ(リンドバーグのボーカル)の泣きっぷりは、スゴかった。
涙と笑いと可笑しさと…。
とにかく、あんなのを、テレビで観たのは初めてだった。

僕は、この時、思ったんだ。本来、曲っていうのは、人の人生に影響を与えてナンボ。
そして、そうなることによって、その使命を全うするものだと…。
そうやって、成仏?していくことが、本望なのだと…。

しかし、AKBにとって、100万枚ヒットの流行曲以外にも、江畑選手が愛してくれた『初日』ような伝染曲を持ってる!っていうのは、大きいと思うよ。
"ドカーン"じゃなくて、"ジワワ~"って感じで、ゆっくりと広がっていく曲、カラオケで歌ってて、"何それ? 誰の曲?"って、わざわざ聞かれる曲。
"AKBって、こんなのもあるんだ~"ってね。

僕は、阪神ファンなので、少し、そういう曲の話をすると・・・
藤川球児が、度重なるケガと故障で、1軍半(どちらかと言えば、2軍寄り)の選手だった時期を支えたのが、前出のLINDBERGの曲。
そして、この曲は、現在、彼が、甲子園球場のマウンドに登場する時のテーマソングになっていて…。
で、阪神ファンは、その後ろ側にあるもの全てを知っているんだ。だから、みんな、この曲が大好き。
「藤川球児」という"人"を介して、この曲のことも、LINDBERGのことも好き・・・"好き好き大好き、愛してる"…そんな関係なのです。


こんな歌詞を、今日、かみしめながら、(僕たち)阪神ファンは、カクテル光線に照らされた背番号22の姿を追いかける。甲子園に球児が現れた時、LINDBERGも確実に存在しているんだ。
そして、この日の48000人全員が、この曲に浸食されていく…。
これは、あくまで一例だけど、こうやって、"出会ってしまった曲"ってのは、その魅力が、どんどん、人づてに伝わっていくものだと思う。
ところで、江畑選手は、『初日』のことを、何人の人に話したんだろう?
ちなみに、渡瀬マキ…球児に招待された甲子園の広島戦。
全球ストライクで、6人中、5人を三振にとった(セットアッパー時代の)球児の1球1球に、涙が湯水のように溢れ、東京に帰った後、"プロ野球に、「藤川さん」っていう、すごいピッチャーがいるよ"って、100人とか、200人に言って回ったそう…。
で、その度に、"知ってるよ! つ~か、知らなかったの…お前だけだよ!"って、逆に怒られていたらしい。
でも、こんな素敵な…ねずみ講(?)だったら、社会は良くなるよね。
そして、発信している側と、その想いを受け取って、社会に?お返しする側の理想の関係が、出来上がる。
いつか、江畑選手が、世界の「ベスト6」に入るような選手になって、"あなたを今日まで支えてきたものは何ですか?"…こんなインタビューを受けた時、
"そうですね、まずは、両親、そして、監督,コーチ,チームメイト…何より、ファンのみなさん…。
あと、それに『初日』です" こんな日が来るといいなぁ~。
で、江畑選手とチームBが、対面することになって、(その時に、江畑選手たっての希望で)まさかのメンバーが召集(招待?)される。
でも、その頃には、もう、卒業しているメンバーも(さらに)いるだろうから、ソデで見守るのもOK!ってことで…。

現役のチームBに、プラス!(そこに)なかやんが来たよ! はるごんが来た! Cindyが来た!・・・ぐっさんが来た!まつゆきも来た! 美香ちぃも来た!・・・一夜限りの『初日』スペシャル。もしも、こんな事が、起こったら…最高だね。
きっと、それは、あんな感じなのかなぁ?

遠い日の記憶…幼い頃に観た「仮面ライダー」・・・本郷 猛が来て、一文字隼人が来て…総勢10数名の(変身前の)ライダーが、崖の上に現れた。
そして、それぞれの変身ポーズ・・・"とお~っ!" もう、興奮し過ぎて、頭がおかしくなりそうだった…あの感じ。
それとも、『銀河に散ったウルトラ5兄弟(前後編)』というタイトルの回…「ウルトラマン」の家族が、続々と集まってきて、最後に、ウルトラの父が出てきた時の衝撃を、今も忘れない。あんな感じ?
いずれにせよ、今後、江畑選手とチームBの間で、何かあるといいなぁ~。
『初日』ひとつで、こんな夢を見たい。 だから・・・
江畑選手! 全く不純な動機で、今から、あなたを応援します。
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『桜、みんなで食べた』他…初聴き感想(ピーナッツ)

2014-04-01 06:00:00 | 分析系 曲
『既読スルー』
まず、思ったのは、SNS世界…スマホ専用言語が、これ…歌詞の前面に出過ぎてくると、”なんか、その曲…味気なくなっちゃうなぁ~”ってこと。
でも、まあ…それが現在の恋愛事情に 少なからず、影響とかも しているんだろうから、この状態は、もう理解…しないと。よし!納得するとしよう。
ただ、個人的には、既読スルー等…「LINE」の もう1個手前の段階である…”返信メール?そんなもん…その日のうちに返してよ。いや、30分以内に返してよ。常識でしょ?”的な感覚(風潮?)でさえ、どこか…ついていけてない自分がいたりするからさぁ~。止まってる…かな?
でも、”んなもん、こっちのさじ加減やがな。にしても、それって、なんて傲慢な常識,理屈なんだろう”ってな想いも ボクの本音…。
とにかく、それの もう1歩進んだカタチである「既読スルー」なんて…ねぇ? でも、まったく、今の子って、大変だな。まあ、僕も 自分なりに、それとは(上手く?)付き合っているつもりなんだけどさ~。まあ、大変な時代…ということで。
ただ、今の子は、それが、恋愛にも食い込んでくるんだよね~。ご苦労様です!
言い訳と、無視と、プライドと、羞恥心と、本音と、建前と、フォローと、不安と、”面倒くせぇ~”と、”うぜぇ~”と、“ごめ~ん、ちょっと忙しくてさ~“と…。
まあ、今の子は、今の子なりに戦っているんだよな。頑張れ!スマホ世代。
そして、この『既読スルー』ってのは、そういう時代曲なんだと思う。
だけど、個人の希望としては、ま、そういう現代の恋愛事情を逆手にとって、『時には手紙で』『ラブレターでも食らえ!』『ここ一番は…』みたいな曲を作ってほしい…とか思ったりしてる。なんか、そっち視点のやつが聴きたい…かな?
ま、そういう意味でも、この『既読スルー』ってのは、曲の平凡さも含めて、2回目の視聴は 無いな…無い。
なんか、小学校低学年の時、 ばあちゃんに言われてた言葉…
”ええか、電話ってな…それ自体、相手の時間を奪うことになるんやで。ちゃっちゃと済ませ~”
ってのを思い出していたよ。
『既読スルー』…そんなに好きな方の曲じゃない。

『君はどうして?』
曲の流れ自体にドラマ性を全く感じない曲。印象薄~~く、たぶん、10分後には、メロディー等…もう忘れている曲だと思う。
ところで、チラッ! … 作曲 & 編曲者のトコに書いてある名前を見て驚いた。
後藤次利?! え? あの? まさか、同姓同名じゃないよね? じゃ、これ 言わせてもらおう…
“こっちの才能は、ずいぶん…枯渇したな“…と。
いや~”時代に取り残された感” すごいな…と。
でも、僕だったらどうするか? とかも…ちょっと考えたりしてみた。
実は、実験的に、“入れ替えたい部分“ってのがあったりするよ。
それは、文節のセンテンス…締めの部分の表現の仕方,処理の仕方だ。それを、とりあえず、全て 逆にしてみたい。とりあえず…ね。
まあ、“伸ばし(部分)“を“止め気味“に、“止め(部分)“を“伸ばし“に…ってことだ。とりあえず、それが目立つ箇所…だけでもいい。
具体的にいうと、例えば、
“君はどうして~~“の「て~~」の伸ばしの部分を (少し…可愛らし余韻のこしの)「てェン」に変更。つまり、“君はどうしてェン“…みたいなね。で、他の同パターンも全て…同様に変える。例えば…ね。
そして、その代わりに、
“しょうじょ“は、“しょうじょ~~“
“好きだ“は、“好きだ~~“
つまり、“止め“は、“伸ばし“に変更してみたい。
まあ、実験的ではあるけど、もう根本的に変えてみたくなったんだ。解体 & 大改造してみたくなったんだよね~この曲を。さて、どうなるか? これ、わかんないけど、試してはみたいな。
それに、なんか~ 今のままだと、その緩急強弱が、逆に、そのダサさを より増幅させてるような感じがしてね~。アカン!この曲!と思った。
あと、“君はどうして?“…って、いや、“どうして?“じゃないような気がしてね…先に来る感情はね…違うと思う。
やっぱ、この歌詞の中盤に出てくる “(君は)いつから“や、“何かあったの?“や、“いつのまにか“の方だと思うんだよなぁ~。
とにかく、“どうして?“は、その後…だと思う。
なんか、単純に、 “どうして?“が、うるさ過ぎると感じちゃったよ。

『桜、みんなで食べた』
まずは、曲のイントロ出だしを聴いて思った…
“なんか、福山雅治の『HELLO』みたいだな“と。ま、そりゃいいか。
ところで、これは、小学校の最後? 中学校の最後? 高校の最後? まあ、それによって、若干違ってくるとは 思うんだけど…でも。よし! ここは、中を取って、中学校の最後…「中学時代」ということにしよう。そう仮設定しよう。
つまり、中学3年生の3月。卒業式が終わって、進路も決まって、高校入学 (&就職)までの間の女の子の気持ちを表現した曲だと仮定した。
たぶん、人生最高のモラトリアム…かな?
僕、この頃の女の子って、ボクたち男子と全然違う感覚で、この瞬間を過ごしてる…とか思っててね。
つまり、男子ってのは、“高校のクラブ…もう参加しときたいな“とか、“新しい自転車…“とか、とにかく、先へ先へ…なんじゃないかと思う。当然、桜なんて見ない見ない。まあ、見たとしても、“はい、キレイキレイ。ま、いつか懐かしくなるだろ~“ぐらいなんだと思うんだ…あの頃は。正直、15秒だと思う。
でも、”女の子”って生き物は、違う。
もちろん、先に先に、前に前に…って思いもあるだろうけど、それと同時に…なんというか、“気持ちをそこに置いてく“というか、そういう部分も…あるというか、なんか、儀式のようなものが、より多いというか…。とにかく、そういうのが、男子との違いなんじゃないか?と思ってる。
で、この曲は、そのグループヴァージョン。そして、それぞれの気持ちを表現したものだと思っているんだ。
だから、“桜、みんなで食べた“のは、儀式の一部であり、想い出の共有。男子には、あんまり無い感覚…。
また、「やがて 散ってしまったら 遠い青春」っていうのは、“そこで、1回…人生を終わる“ ということだと思ってる。1度、ちゃんと終わってから、それぞれ、先に進もう…ということなんじゃないのかな?
そして、桜が、“みんな散ってしまう“頃には、間違いなく、あの時、それを一緒に食べたみんなも、それぞれ、完全に散ってしまってるわけで…。
”女の子”ってのは、段階を踏んで、「中学時代」という青春が完結 & 完成していくのだと思う。「遠い存在」としての一区切り。
で、それを踏まえた上で、新たに、よし!次の未来へ!というわけだ。
僕は、それが、女の子なんだと思う。
そして、この曲の核になっている部分…。
で、この曲ラストの何とも中途半端な音具合(ちょっと浮いたような伸ばしの音)で、人生単位…「to be continue」を表現しているのだと…。
編曲については、アコギとエレキとシンセの使い方のバランスが、とても良く、大人数による歌が加わっても、非常に聴きやすい感じのレベルに、まずは、仕上がっていると思う。
シンプルな(おかずを入れ過ぎていない)リズムセクションの質も含めて、とにかく、バランスがいいな…と。
だから、曲後半の 音が薄~くなるインターバル部分も 全体の印象としては、“ぽわんぽわん“の無重力状態の雰囲気は壊すことなく、ちゃんと残しながらも、曲自体のエネルギーは、地下のマグマよろしく、しっかりキープ出来てる。そして、数小節後、元の状態に戻った時、曲全体のパワーは、1.5倍になっているという計算づくし。
あれは、編曲…楽器の使い方のバランスがいいからだと思うよ。
あれ、ダメダメ編曲だとね、そういう場面で、聴いてるこっちも1回休憩しちゃったりするのよね~。まさに、ストップ!& 完全休憩。そこに、マグマは存在しない、感じない。
だけど、もう、”(歌が)なんか、走ってるな…忙しそうだな…せかせかしてるな“って感じてしまう曲って、すご~く多いからさ~。
でも、今回のは、良く出来てる。HKTの子の歌声も、“ぽわんぽわん“の雰囲気と マグマな感じと 直後の“来た来た来たー!“が、その場面では、じゅうぶんに感じられた。いい出来、いい出来…。
『桜、みんなで食べた』は、この3曲の中で ダントツ…完成度の高い曲だと思ったよ。
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今この曲を繰り返し聴いています。(ナッキー)

2014-03-21 00:00:08 | 分析系 曲
今この曲を繰り返し聴いています。(ナッキー)

(コーラス)
君が好きで、仕方ないよ
君に会いたい、夢でも会いたいな
君へ届け、この気持ち届いて
君が好きだ、好きだから、そばにいさせて

(一番)
ソロ1・ボードしている君が好きで同じ話題欲しくて
            チャレンジしてみる自信はないんだけどね
ソロ2・白い雪がきれいなのに転んでばかり
            ふいに顔をあげてみたら君がいてくれて
ソロ3・ねがって優しく微笑んで
手を差し伸べてくれた
ソロ4・やっと君と話しできる
チャンスが舞い降りてきた

(コーラス)
雪がそっと、心にささやいて
風が歌う、気持ちを盛り上げる
君が光る、ときめき止めないで    !!!!!!
時よ止まれ、いつまでも、そばにいさせて

(二番)
いつのまにか目で追ってる君の仕草、横顔
気がつけは君のこと考えてばかり
目が合うこと話せること、幸せすぎて
一つ一つがいとしくて大切なんだよ
恋が生まれて育っていく、それが感じられるの
このきらめき続け明日へ     !!!!!!
ダイアモンドダストのように

(コーラス)
星が回る、これからも永遠に     !!!!!!
気持ちずっと、好きでいたいけれど    
何故かちょっと、怖かったりするの    !!!!!!
だからもっと、いつまでも、そばにいさせて


感想!
80年代にこの曲を聴いたら、ストレートなラブソングすぎて、70年代のように古くさいと評したかもしれない。
AKBシングル、ももクロには、なかなかないタイプのアイドル伝統芸。
止めたくないときめき、続いてほしいきらめき、いずれもプラトニックな恋を暗示している。

この曲は、ローカルアイドルオムニバスで聴いていた。CDで聴いた時は、いい曲だとはおもったけど、繰り返しては聴かなかった。
地方アイドルのイベントで、この曲が歌い出された時に、
何故、この曲の素晴らしさに、最初から気がつかなかったのだろう、と自分の未熟さを知る。

歌詞、歌唱、特に一番のソロパート、編曲、アイドルの曲らしいアップテンポと盛り上がり、
ときめき研究家さんが、
「地方アイドルの、例えば『ラリリルレ』や『HAPPYで埋めつくすカレンダー』といった名曲には、詞と曲と歌手が一体となって迫って来る迫力がある。「この1曲」を創り上げようと、複数のスタッフが和気藹々、喧々諤々、切磋琢磨、七転八倒して創った「熱」「臨場感」が感じられる。」と看破した感動を感じました。


ナッキー

ときめき研究家さんへのヒント
ローカルアイドルオムニバス、(タワーレコード5枚組以外)、に収録されています。
その地方が舞台の歌唱。雪、北の方のグループ

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ときめき研究家➡ナッキー

冬のONE SIDE LOVE 発見しました。
このオムニバス盤も2回くらい聴いているのですが、私も気付きませんでした。
「なぜその曲を好きになるのか?」で言うと、突然開眼タイプ。
何かのきっかけで良さに気付くことはよくあるでしょう。
ナッキーさんは現場で聴いて。私はナッキーさんのなぞなぞの答えを探して。

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アイドル! チャーマンズ
岩手県
4人組
3月8日御徒町駅前の無料イベントで初めて観ました。

youtubeをリンク
これによると、 デビューは7人組で。ソロパート6箇所だったようです。

ナッキー
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『白いチューリップ』演奏記 (ピーナッツ)

2014-02-23 17:00:00 | 分析系 曲
実は、渡り廊下走り隊の『白いチューリップ』を演奏したことがあります。
まあ、僕の個人的な音楽活動の中…での話なんですが・・・。 ま、いっか! では…。
それは、昨年の冬…ちょうど今頃でした。
"春、これこれこういう趣旨のイベントで 30分程度のステージをお願いできないか?"と。"わかった!"と…。
僕が所属している3つの音楽団体の内の1つ、ユーフォニウム(という楽器)だけで構成しているチーム(現在の総メンバーは、約30人)に依頼というカタチで、そういう話が来ました。
まゆゆが中学時代に吹いていたというユーフォニウム。それだらけ…その楽器1種類だけで、どこまで音楽表現出来るか?という…まあ、日本でいうところのゴスペラーズ的な感じかな?
普段は、それぞれの楽団等に所属していて、"いざ!"の時に集まる!といった種類のバンドなのです。
いつもの居酒屋、いつもの個室、いつものような会議が開かれました。
練習日2日 + 前日リハ + 本番当日。フルで参加出来るメンバーは、11人と判明しました。即決定。
キャパは、1400。当日は、全員、タキシードな!
よし! 曲決めよ!
1曲目…オープニングにふさわしいの→『スラヴ舞曲 第1番』(ドヴォルザーク)
2曲目…吹奏楽のオリジナル超有名曲をユーフォニウムだけで演奏!どこまで表現出来るか?のコーナー→『吹奏楽のための民話』(コーディル)
3曲目…ジャズ, フュージョン系→松岡直也の曲
4曲目…R&B系→『Fly Away』(TAKE 6)
5曲目…映画,テレビ系→『ライオンキング』より「サークル・オブ・ライフ」(カーメン・トゥイリー)
アンコール曲…ポップス系→今やったら、AKBの曲とか いいんちゃう?→AKBの曲
どんどん、構成というか…(MC部分をどうするか?も含め)骨組み,骨格が決まっていきました。
で、最後に、現在、楽譜の無い(新曲になる) 2曲目,3曲目, アンコール曲のアレンジ担当者の方が決まっていったのです。
で、僕は、アンコール曲の担当となりました。つまり、「AKBの曲」が、僕の担当…。
ただ、みんなから(その曲についての)条件が出されました。
1つは、"お客さんから、もれなく手拍子が来る曲"であること。1つは、"爽やかな曲"であること。
みんなが、そう言うのには理由があります。
"今、この会場に来てる(であろう?)ユーフォニウム吹き、うちのバンド入らへん?求ム!"…つまりは、勧誘。若手メンバー、新メンバーが欲しいのです。
さて、手拍子, 爽やか…。実は、この時、もうすでに僕の頭の中では、渡り廊下走り隊の『白いチューリップ』が鳴っていました。いや、鳴りまくっていました。
ただ、何にもなしに、1回目の練習の時、"はい、これ!"って、『白いチューリップ』の楽譜を渡したら 間違いなく怒られる。
僕は、このバンドのために、前、『桜の栞』をアレンジした実績があるので、"あ~完全にそっち路線(シングルのヒット曲)なんやろうなあ~そういう期待されているだろうなぁ~"とか…そういった空気がプンプンしていました。
で、このあたりで、メンバーの誰かが言った…
"お姉さん!もうほとんど終わったから、ビール持ってきて~(あ~俺、日本酒~)(熱燗~)"
これは、チャンスだ!と。ウチは、プログラムに その曲名を載せない(全曲サプライズが方針)ってのもあるし…いや、とにかく、(みんなが、そっちに行ってる)今だ!と。
僕:あの~俺の曲さ~
みんな:何?
僕:AKBの曲やったら、何でもいいんだよね?
みんな:ええよ~
僕:ほんまに?
みんな:武士に二言は無い!(武士だったんだ~、でも、よしよし…酒 & 料理に気ぃとられてるぞ…)
僕:じゃあ、「AKBの曲」…しっかり書くわ(この時点では、もう7パート作ろうと決めていた。浮かんでた)
みんな:頼む~(うわのそら)
僕:あ、そや!ついでに、このアンコール曲だけ、立奏,U+A0暗譜でもかめへん? やっぱ、人…入れたいやんか! あと、その日の最後の曲て残るしさ、 それと、AKBの曲ぐらいやったら(暗譜とか) 簡単やろ?
みんな:う~…そやな~ そうしよか~
僕:(おちたな)…ボイパ(ボイスパーカッション)にあたる部分、しんどかったら…ごめんな~
みんな:おぉ~

【練習日(1回目)】
僕:はい!(と、『白いチューリップ』の楽譜を10人に…)
みんな:AKBに、こんな曲あったっけ?
僕:はい、渡り廊下走り隊の『白いチューリップ』です、よろしく!
みんな:やられ…あ~…まあ ええけど!
僕:じゃあ、まず、原曲を1回 聴きますね。ちなみに、ソロ、中心で歌ってるのは、渡辺麻友、まゆゆです~(11人で視聴…後)、
"「百葉箱」って懐かしいなぁ~"
やはり、みんなが最初に食いついたのは、「百葉箱」でした。
"でもさ、百葉箱の下の白いチューリップやろ…目立てへんなぁ~ もっとアピールせな!"
"地味な子やね~"
"白に白て…"
"あ、知ってた? 「百葉箱」て、温度はかるとこあるやん…赤いとこ、あれな、地上から1.5メートルとか決まってんやで!"
"1.2メートル違うかった?"
"体感温度ってことやね…"
"でも、あそこさ~ かくれんぼとかで使えへんのよね~"
"下、スカスカやからな"
"じゃあ、白のチューリップって、逆に目立てへん?"
"いや~ やっぱ、白に白はな~?"
"それに、百葉箱て、へんぴなトコにあらへん? 運動場の…"
"たしかに! 鉄棒とか雲ていとか…登り棒とかタイヤとか、そんなんの近くに無いわな。たしか…遊具のそばには無かったわ~"
"なんか、野球やってるトコとかサッカーゴールのあるトコからも1番遠いトコにあったような気ぃするな~"
"私、ゴム跳び…百葉箱の近くで遊んだ記憶無いわ~"
"そういう…先生…教育委員会の規則なんちゃう?"
"ますます、その子、目立てへんやんな~"
"そういう子やねんて"
"でも、そっから見てたんやろね?彼の後ろ姿…"
"あ、でも、私…思うんやけど、この子、将来、この百葉箱の前で、その子に告白されたような気ぃするわ"
"想い出の場所ってこと?"
"出た!"
"あのさ~でも、白のチューリップって、珍しない?"
"私、花言葉 知ってんで!"
"色で変わる!って聞いたことあるんやけど…"・・・
別に、これを、こういうのを無理やり イメージとしてまとめるなんて気ぃさらさらおまへん(今の段階ではね)。だって、『白いチューリップ』…このヒロインの子について、あーだこーだ言ってること自体が、そういうことやからね。当日の演奏…1本の幹になっていく原動力やからね。
僕:さ、5分後、1回合わしてみよか~
そして、7分後ぐらい…。でも、もうすでに出来てたな。ヒロイン:渡辺麻友の白さがメロディーに乗って浮き上がってた。
それは、36色入りの色鉛筆セットのフタを開ける度、"なんか…毎回、白が地味に気になってしまう" あの感じ…あの感覚に似てるというか? とにかく、そういうのが出来てた。OK!
今日は、これぐらいで、この段階で…ま、いいか!
【練習日(2回目)】
僕:今日は、『白いチューリップ』合わしませんけど、次回の前日リハーサルでは、もう完全暗譜でやりますんで…よろしく!
それぞれに、個人練習やってもらってると思うんですけど、注意してほしい点あります。まず、メロディー部分は、渡辺麻友そのものの「白い」イメージ…そこは貫き通してください。ただ、その他、特に、リズム関係は、"1度失って、新しく生まれた愛"…スタッカートもアクセントも もう全ての音に関して、こう…シャボン玉が消えて生まれて、また 消えて生まれて、儚さ…というか、あの頃の切なさ, もどかしさ, ピュアさ全開の音でお願いします! 全て…一瞬のものとして爽やかに表現してください! 徹底してください! 無理な押し付け, 不自然な強さは ダメです! ライトに、ライトに…よろしくね。
そういう感じで、次回まで よろしく!
前日リハでは、渡辺麻友が歌う「白」が、プラチナ並みになるよう…その布石を打っておきたかったのです、ハイ。
【前日リハ】
立奏, 暗譜。そして、よりステレオっぽく聞こえるよう…立ち位置の微調整, 確認。
出来は上々。百葉箱も見えた。そして、その百葉箱の白さを上回る"この女の子のキラキラ"も音として表現出来てるゾ。アレンジャーとしては、大満足だね。
【本番当日】
アンコールでは、こっちの思惑以上の手拍子がきた。よっしゃ!よっしゃー!
【後日】
主催者の方にアンケートを見せてもらったんだけど、"アンコールの曲は、なんて曲名ですか?"的な書き込みが結構あった。これは、成功だと確信したな~。
そして、改めて、『白いチューリップ』は、メロディーラインがいい曲だと思った。力がある。
実は、打ち上げの時、みんなと話してたんだけど、初めて、『白いチューリップ』を聴いた時、冒頭の"世界中~で…"というか、"せぇかい"~…もう、この段階で、"ええ曲やなぁ~"って思った…って。
でも、印象に残る曲って、そんなもんだと思う。たぶん、そんなもんだよ。
聴いて、演奏して、手拍子もらって、まあ、オリジナル版と、カタチは違うんだけど、それでも感じたこと…
『白いチューリップ』は、名曲です。
ご静聴ありがとうございました。
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『ここで一発』は、須田と松村のデュエット 感想(ナッキー)

2013-12-12 06:57:04 | 分析系 曲
『ここで一発』は、須田と松村のデュエット 感想(ナッキー)

この曲を歌う、須田亜香里と、松村香織を、NHKのテレビ(土曜の23時)で観ました。
2ちゃんでは、放送事故のように歌が下手、との評が出ていましたが、あの曲はあのようにふざけて歌うものなのかと。

松村香織の握手券を買うファンは欠席しないでしょう。
一方、須田亜香里は、釣り師とは?という興味から、あかりんファンでない人が買った握手券を無駄にしているかもしれない。

須田亜香里くらい人気のあるメンバーでも、テレビでアップの歌唱はないので、そこにこの曲の価値があると思います。
歴史的に言えば、須田亜香里が、「ヤッパシH」をカバーしているような印象。

ときめき研究家さんと私のスタンスが違うのは、私は、AKB48の曲は、まず「歴史的に肯定」してみるんですよね。

ときめき研究家さんの「手をつなぎながら」評:いきなりの『Innocence』は明から様な処女喪失の歌なので、十何歳だか以下のメンバーは歌唱に参加しないという自主規制があるようだが、(見える範囲内で)西野未姫をずっと注視していたが、確かに一切マイクを口に近付けることはなく、しかつめらしい顔をして黙々とダンスをしていた。他の年少メンバーも同様だったろう。直接歌わないからと言って、歌詞の意味は分かるだろうし、その曲の演奏に参加していることに変わりはない。それで何のイクスキューズになっているのか理解に苦しむ。だったらいっそダンスにも参加させず、この曲は年長メンバーだけでやってもいいのではないか。に対するコメント欄再録。
『Innocence』は、
「ひと夏の経験」を歌う山口百恵、
「未経験」を歌う中野美紀を想起させるという意味のみにおいて、アイドルの継承される伝統の一つと評価します。
こんな曲ばかりだと嫌だが、1曲くらいはよいという意味です。

ナッキー

リンク:
浅香唯「ヤッパシH」プロモVなので音源はレコードと思います

中野美紀「未経験」音源

「ひと夏の経験」は有名なのでリンクを省略します。
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『賛成カワイイ』~僕だったら~(ピーナッツ)

2013-12-10 07:19:20 | 分析系 曲
このところ、毎朝…車通勤時の1曲目に『賛成カワイイ』を聴いている。
なんか、朝に合うのよね~。
もうちょい細かく言うと、朝イチ…エンジンをかけた!と同時に鳴っていてほしい曲だったりする。
1つだけ、"僕だったら こうするなぁ~"ってことがある。
それは、前半部の"(Sunshine) ふ~り~そ~そ~ぐ~"…の部分。
あそこさ、"ふ~り~そ~そ~ぐ~"…
どうしても、セカンドパート(のよう)に聴こえてまうんだよね~。
いや、分かるよ。メロディーの流れ上、そっちの方にいってしまうの。でもさ、この曲、その他が、ほぼ完璧だからさ、あそこだけ…気になるのさ。
何とかしたい…。
僕だったら こうするなぁ~…ってね。
それは、「ふりそそぐ」の「ふりそ」…までは、一緒、ザ・ユニゾン。でも、後ろの「そぐ」の部分(だけ)を枝分かれさせたい。二声にする。具体的には、一方を上に飛ばしたいな~。
ま、簡単に言うと、(枝分かれ)ハモリってことだ。
まあ、セカンドパート感をなくすこと…が、まずの目的なんだけど、実は、もう1個ある。
それは、「ふりそそぐ」の後の「この道」…これを(つなぎとして…もっと)活かしたいということ。そして、1番言いたいことであろう「誰よりも 君を 好きなんだ」…ここを完全に独立したカタチで聴かせたい!という魂胆だ。
あれあれ! あの感じだよ。女性デュオ「あみん」の『待つわ』の中間部(サビ前)…
"か~ぜ~に"…ってトコ。あれあれ!
あそこ、「か」は、一緒で、「ぜに」で、枝分かれするでしょう。そして、その後、二声が、再び、ユニゾンに戻った時…その時の曲としての力強さよ。再び1つになった時のパワー増した感じよ。
あれを…あの「あみん手法」を『賛成カワイイ』のオープニングメロディーのあの部分に投入したいと思った。
面白い感じになると思うんだけどなぁ~。
"どっちが主旋律? でも、なんか…カッケー!"→ (音程バッチリの)1つになって、のち…ゾクゾクッ…ってさ。
前半部、1つ…ちっちゃな山を作っておきたいと思った。
もちろん、2回出てくる「誰よりも 君を 好きなんだ」のため、そして、本丸! ラストの「君を 一番 好きなんだ」のためだよ。
SKEだったら、何とかなると思うんだな。もう1段階!!ってね。
ところで、この『賛成カワイイ』…僕にとっては、1つ…謎なところがあってね。
それは、「誰よりも君を好きなんだ」「君を一番好きなんだ」…。
「君を好きなんだ」…。
「君を」…。

「を」て?!

「誰よりも君が好きなんだ」「君が一番好きなんだ」…じゃないんだね~。
「が」じゃないんだね?
内気…ってことなのかな?
とにかく、僕の人生の中、"お前が、いっちゃん(1番)好きやねん!"…"お前は…好き"とかも言った記憶はある。
でも、"お前を"…「を」は 無いわ。僕の発想の中に…ない。
でも、「君を好きなんだ」…この子の気持ちを理解したい!とは、思っているんだな。
よし! 明日も聴くか?!
でも、いつものように、テンション上がって、"ま、そのことは、今度考えよー"ってなるなぁ~ そうなるだろうなぁ~?
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"『カナリアシンドローム』…2回目のAメロのドラムうぜぇ~問題"について ~僕の見解~(ピーナッツ)

2013-12-02 23:55:00 | 分析系 曲
あくまでも、僕の考えですけど…。あ、それと、かなりマニアックだと思いますけど…。
さて、それを断った上で…いきます。
Aメロ→Aメロ→Bメロ→サビ…
2回目のAメロ時、1回目には なかったドラムが加わってきて 違和感~!ってことでしょ。わかるわかる。
ただ、僕…編曲者の気持ちも分かる…というか、想像できる。一応、普段 やってることだからね…編曲。
まず、僕の考える"編曲"とは?ってね、"おしゃれ"のことだと思っているんだ。
作詞があって、作曲があって…、でもね、それだけじゃ、鼻歌, アカペラ…。まだまだ 限りなく全裸に近い状態だと思うんだよ(ま、それもアリの時もあるんだけどね)。
やっぱ、お出かけする時は、"おしゃれ"しよう!
実は、それが、"編曲"だと思っているんだよね。
そら、好き嫌い 分かれるよ~。"おしゃれ"…センスそのものだからね。問われるよ~。こわいよ~。
編曲の作業をしている時、時々 思うことが(思ってしまうことが)あるんだ。
"あれ? このままの流れを続けてると(Aメロ→Aメロの雰囲気) なんか…平凡すぎやしないか? お客さん…ダレたりすんじゃないのかなぁ~? ちょっと…手ぇ加える?" とかね。
編曲者の勝手な不安、そして、往々にして 失敗アレンジへの道…一直線!だったりもするんだよね~。
でもね、その時点では、比べられないんだ。
Aメロ→Aメロ…って、ストレートに通した時と、Aメロ→手を加えたAメロ…って変化させて繋げた時ってさ。理由はね、迷ったらドツボ! どっちもイマイチー!って、間違いなく…なっちゃうからね。先に進めなくなる…。
インスピレーションだよ。
"俺のおしゃれは、これだー!"って、貫き通した方が絶対にいい…と僕は 思う。
で、実は、僕も よくやるんだよ~。この『カナリアシンドローム』のように、サビの部分で、これ…切り札的に使いたかった その楽器, その音を前倒しして、Aメロ or Bメロで、隠し味的とはいえ、もう使っちゃうの。
早まったか?
でも、ハッキリとした目的は ある。それは、突然のサビ!じゃなくて、歌い出しから繋がって繋がって繋がって 自然なドッカーン!…そういう盛り上げ曲線を想定しているということだ。
そのための2回目のAメロでの仕掛け…。
そうだなぁ~? 感覚的にいうと、イントロ部分の もう最初っから、ラジオのチューンを絞って調整して(ラジオの)向きも変えて、"どうだ?こうか? あ…1242 文化放送ドーン!クリアァー!よっしゃぁー!"みたいなね、あんな感じだと思う。
つまり、2回目のAメロ時に、お客さんのおしりら辺をクン!って、1回上げておく…というかね、勢い & ターボ…そんな感じかなぁ~?
まあ、真意としては、お客さんのテンションを一旦…軽く上げておくためなんだよね。
ただね、アップテンポ…そういう"おしゃれ"が好きではない人も かなりいる。知ってる。だから、冒険なんだよ~。当たり外れあるんだよ~。でも、信じるしかないんだよ~。
頑張れ、編曲者!
1つ、別の例をいうとね、こっちは、まず 失敗のないパターンなんだ。それはね、
スロー or ミディアムテンポの編曲で、同じく、2回目のAメロに、弦の響きたっぷりのピアニシシシモで、中低音の音伸ばし隊20人を投入(徐々~に大きく)。そして、Bメロで、さらに 10人追加…わりと直後に急激なクレッシェンド。とどめに、サビで、渾身のシンバル1発。とどめのとどめに、繰り返しのサビで、ゴング(ドラ)1発…。
一度、このパターンでやった『六甲おろし』なんて、(ある意味)別の曲に聞こえたよ…凄すぎてね。
でも、AKB的にいうと、『夜風の仕業』なんて、歌詞とメロディーだけもらって、ものスッゴい荘厳な曲に作り変えてみたいわぁ~。僕なりの"おしゃれ"を試してみたいわぁ~。
まあ、元々、ミディアムテンポとして生まれてきた曲なら、2回目のAメロあたりをイジっても イージーかな?と。
意外に、『BINGO!』とかもやってみたい。挑戦してみたい。メロディーだけもらって、まったく別の引き出し方をしてみたくなる曲だよね、あれ。
ただ、今回の『カナリアシンドローム』のように、超アップテンポの曲を 超アップテンポのままで2回目のAメロをイジるってのは、本来は、結構難しいことだと思う。
当たれば、デカイ(編曲者は、評価されにくいけど…)。さらに、その上…(お客さんの)支持を得られるのって、すごーく難しい…と思っています。
そして、とりあえず、今回の『カナリアシンドローム』の編曲をされた方、ナイスファイト!
あとは、お客さんが決めればいいんだと思う。
まあ、僕の感覚でいうと、スマホのケータイ小説…「次へ」クリック! ふんふん…ではなく、手あかの書籍…自然な流れで、新しい言葉との出会い…。そっち好みの人とかは、
"そのドラム…うっぜぇな~。ちょっと、邪魔なんですけど~"って思うんじゃないかなぁ~?とか思っています。
まあ、好き嫌い 好き嫌い。

曲作りって、(基本的には)400mリレーチームみたいなものだと思う。
第1走者:作詞者
第2走者:作曲者
第3走者:編曲者
第4走者(アンカー):歌い手

第1走者と第2走者は、家の中。第3走者は、外に出よう! そして、アンカーは、世間に その全てを表現する。
第3走者って、結構大事だと思うよ。専門職だからね。
あの時のアメリカ男子400mリレーが、圧倒的に強かったのは、第3走者にスペシャリスト…カルビン・スミスがいたからだよ、カール・ルイスじゃない!と…軽く余談とか言ってみました。
さて、ここで、も1回…『カナリアシンドローム』を聴いてみた…ら、
あ!
元々、"その部分…僕だったら、そもそも ドラムは使わないなぁ~"とか…思ってはいたけど、"じゃあ何?"って、それが判明しました。
おそらく、僕だったら、キツめのガット…フォークギターを(エレキ)サイドギター風のリズム打ちこみとして使うんじゃないかと思う。足すなら、それを足すと思う。けっして、アルペジオ系を さらにかぶせるようなこと…そっちはしない。
あれっ? でも、僕…そんな 乗り気じゃないぞ…。
あ~ たぶん、僕は、そこは、ストレートに通すな…たぶん。
僕は、この歌詞を超アップテンポで表現すること自体が、結構な冒険だと考えるだろうなぁ~…とか想像した。
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『細雪リグレット』『君の瞳はプラネタリウム』感想(ピーナッツ)

2013-11-27 06:00:00 | 分析系 曲
『細雪リグレット』
初聴き前から、まずに思っていたのは、映画『細雪』のことだった。名作だったよなぁ~。
で、そっから 想像すると、それぞれの想い, すれ違っていく心…。
たしか、四姉妹の物語だったと思う。それぞれにズレていく気持ち + そばにいる男たちとも ボタンがかけ違っていく…。
要するに、その崩壊していく様を、時には 情緒的に、時には、残酷にも描いてた作品だった『細雪』。
まあ、そんな気持ちで入っていった『細雪リグレット』の初聴きだった。
あ~なるほどね~。
でも、この曲は、流れるメロディー自体が、すごくいいので、これ意外に新鮮に聴けた…ってのも事実 & 本音だったな~。
まずは、「細雪」→「みぞれ雪」。
たぶん、「細雪」とは、実際…「粉雪」に近い感じなんだと思う。軽くて, 細かくて, 一定じゃない(バラバラな)感じ…。
それは、きっと、この物語の2人…今の関係性を表しているんだと思った。とりわけ、この女性の(広い意味での)勇み足, 思い込みが、自分自身に 後悔を引き込んでいるのだ…と、本人も分かっては…いる。だから、
「細雪」→「みぞれ雪」…
「みぞれ(雪)」とは、雨と雪が混ざり込んだ状態だ。
で、地面に落ちた…それは、まるで、茶色のかき氷のグッチャグチャ、大根おろしのベッチャベチャ…つまりは、そんな きったない自身の気持ちが、彼女の足元にまで広がっていて…。
"雨のような 雪のような"…
要するに、自分の中途半端この上ない気持ち & 巻き起こしてしまった取り返しのつかない状態を表しているのだと…。
だから、いっそ、
「細雪」「みぞれ雪」→「大雪」になればいい…と。
だって、「細雪」→「みぞれ雪」+ おそらくは、激しい雨で、ビッチョビチョの私, グッチョグチョな心…。
もう、こうなったら、究極のM状態…なんだけど、でも、その少し前の過去だけは、せめて、「大雪」に隠してもらいたいという 女心やろ~ね…たぶん。
でないと、前に進めない…という本能?
まあ、そんな感じがしました。
歌詞の流れと曲の追い込み具合が、お互いに抜きつ抜かれつ…非常に いい追いかけっこをしてて、曲として、完成度高いな…と。
ただ、個人的に、欲をいえば、1つだけ…。それは、
「細雪」→ (「みぞれ雪」「大雪」) → ・・・・・
もう一声!って、思ったよ。
それは、秋Pなら出来る…オリジナル言葉(「○ ○ 雪」) の起用だ。
やっぱ、「細雪」が、トップじゃ…いけないような気がする。
例えば、そうだなぁ~ 、伊勢正三さんの「なごり雪」…とかは、いい例だと思う。そのオリジナル言葉で、気持ちの全てを表現してるような…ね。
あれだって、元々は、「名残(なごり)の雪」だったんだもんね。でも、曲で使う表現言葉としては、なんか違う…と。
日本語にこだわるものとしては、相当悩んだのだそうだ。"この場合は、何が正解なのか?"って…。
でも、その言葉は、頭の中、早々とあったんだってね。天才は、辛いね…。
自責の念! そして、悩みに悩んで出した答え、それが、「なごりの雪」→「なごり雪」だった。
名曲『なごり雪』誕生の瞬間だ。
でも、同時に、それを曲タイトルにもしたところが、伊勢正三 すごいわ~。
でもさ、気象用語ではない…この言葉が、こんなにも有名になるなんてね。「なごり雪」…1発だよ。
また、これ、日本人の琴線にちょうど触れるという…心象風景。
とにかく、僕は、"秋P…もう一声!"って、思ったんだ。
じゃあ、なんだろうなぁ~? 「 ○ ○ 雪」…
リグレット…後悔してる…、この辺で、そういうのを1文字か 2文字に変換出来うるのって…ないかな~?
やっぱ、難しいや。
ただ、いうても、この曲は、いい曲。僕の心の中、「"細雪"ランキング」でも、今後、上位を狙っていける有望株だわ。ちなみに、今 現在の僕順位は、
1. 映画『細雪』(市川 崑監督)
2. 小説『細雪』(谷崎潤一郎)
3. 『細雪』(五木ひろし)
4. 『細雪』(コロッケのモノマネ)
5. 『細雪リグレット』(チームK)
ってことになってるけど、まあ、こっからだな。
とりあえず、明日…1回 聴いとこ。

『君の瞳はプラネタリウム』
これ、家族や友達にもシフトさせて表現してるけど、僕は、初聴き、こう思っちゃった…
"『冬ソナ』かよ?! "って。
これは、韓国ドラマ『冬のソナタ』…高校時代に仲間(5人)で行った旅行、その山小屋のシーンそのものだよ。
チュンサン(ぺ・ヨンジュン)と言い合いになり、(日も暮れかかっているにもかかわらず)1人 出ていってしまった ユジン(チェ・ジウ)。
案の定、山小屋への帰る道がわからなくなり、途方にくれて、ザ・迷子! そして、1人ぼっちのユジンの夜が更けていく…。
家族の顔, 友達の顔…満点の星の中、泣き出すユジン。そして、人影! 彼女の目の前に現れたのは、言い争っていた…あのチュンサンだった。
"夜の山は、危ない!"…仲間の言葉には耳を貸さず、たった1人で 助けに来たチュンサン…。しかし、ケンカしてる手前、素直になれないユジン…。
チュンサンが、あさっての方を見ながら、語り始めた…
"ユジン、もしも、この先…たとえ 道に迷ったとしても大丈夫だよ。真っ直ぐに、あの星を目指せばいい。(僕は、君のポラリスになる…)"
「ポラリス」…あのドラマの絶対的キーワードであり、テーマそのものだ。
"なんか、変なニオイするぞー!"
正直、そう思ってしまったよ。
間違いなく、この『冬のソナタ』を観た人に、この曲を聴かせたら、"あれ? こんなん『冬ソナ』の挿入曲にあったっけ? 日本版? あ!新しく、ディレクターズカット版 出たんだ?"って、間違いなく言うと思う。
中途半端に、家族や友達を匂わす感じに逃げてる(?)から 伝わるもんも伝わんないんだと思う。
だから、唐突の「僕」を感じてしまう。ぶっちゃけ、2番が、浮いちゃってるような…。
それに、タイトル的にも、これ、キレイにまとめたつもりなんだろうけど、イマイチだわ~。タイトルと歌詞が、あまり合っていないように思う。若干…無理があると思うよ。
まあ…「プラネタリウム」に頼りたかったんだろうね?
そら、"君の瞳"に映った満点の星たち(プラネタリウム)を アップで 想像して欲しかったんだろうけど、
チョイチョイ チョーイ! そうは、問屋が…。
正直、『君の瞳に恋してる』や『君の瞳は10000ボルト』なんかの…タイトルから受け取る純度の高い(分かりやすい表現)には、まあ 負けてると思ったな~。
それにしても、つくづく、「ポラリス」が、この曲の中で、大切なペンダントとして 描かれてなくて良かったよ~。
だって、そんな時は、" ○ ク ○ かよ?! "って、言ってしまっていただろうからさ…。
ただ、「プラネタリウム」って、もっともっと他の使い方あると思うぞぇ~。
実は、時々 行くんだ…図書館に併設されてる プラネタリウムに…。で、高校生のカップルとかも…ちょいちょい来ててね。まあ、デートスポットなんだろね? お金を使わない癒し時間 & 空間 …僕とおんなじだ。
"あれとあれを繋げて~ 何座だったっけ? 違うよ、あれあれ…右っかわの2ミリ下…そうそう、それをね…"
知らず知らずの内に肩と肩が引っ付いてる 若い2人…。でも、その施設を出る頃には、彼氏は、きまって…"うっせぇな~もうちょい離れろよ~"…
なんか、可愛くってね。
「プラネタリウム」…僕は、そういう日常エピソードとしての登場の仕方で、聴いてみたいな~。
「君の瞳」,「プラネタリウム」…実は、2つとも 難しい題材だと思ってる。
意外に難しい + 意外に難しい = かなり難しくなると…。ほとんどの場合は、どちらかをズラして、差をつけた方がいいと思うんだけど、この曲の場合、僕なら、あえての批判覚悟で、「ポラリス」を曲タイトルにブチ込む。
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『キスまでカウントダウン』『Tiny T-shirt』感想(ピーナッツ)

2013-11-25 22:00:00 | 分析系 曲
『キスまでカウントダウン』
まず、タイトルのわりに、意外とドキドキしない曲だなぁ~と。
やっぱり、それだけ…で 最後まで引っ張るのは難しいのかな?と思った。
でも、最後の最後に、そのゴール(キスした出来事)…直後の素直な気持ち、16小節とか 足すのが 良かったのか?と言われると、正直分かんないな…。どうなんやろ~?
「カウントダウン」をどうとらえるかやね…。
ただ、現状…タイトルのわりには、平々凡々に感じてしまう曲だなぁ~ と。だって、彼女の脳内だけで完結しちゃってるからね。
なにか1つ… 5cmでも、15分でもいいから、こちら側が、リアルを感じさせてくれる数字…入っていた方が良かったのかなぁ~? とかも思ったりもして…。あ、「24時間」は、違う違う。平凡の極致、極致…。
でもね、"キス"を題材にした曲って、ありふれてるからね、よっぽどの "おーっ!"がないと、こちらもときめかないわ。
だけど、同グループの『キスして損しちゃった』は、良かった。あれ、名言だと思ったよ。なんしか、この女の子のいろいろと複雑な気持ちを一言で表現できてると思った。で、それが、そのまま、曲タイトルになっているという…。
いや~ 『キスまでカウントダウン』っかぁ~。
弱いな。
ところで、例の"マタサキ"問題…実は、僕も 初聴き…そう思ってしまいました。
"プロレス技? あ…違う違う。「また 先に」…ね"
そして、時間差振り返り, 逆行後戻り…
"あ、でも、「ずっと 先に」じゃ…ダメだったのかなぁ~ あ!ヤベェヤベェ…先に進んじゃう進んじゃう~"
とにかく、邪念が入っちゃって入っちゃって…。
で、初聴き終わりにも、こう思ったよ…
"やっぱ、最後の方に出てくる「先を急ぎたくなる」…これとの連係, 兼ね合いがあるから、これ、ここ大事やし、このカラミ具合は…外しようがないな~。
「また 先に」の「また」、再び…っていう意味は、絶対に必要だから、仕方ない。でも、他に代わる言葉って、ないんだよなぁ~"
邪念、邪念…。
これだけのことを思ってしまったものだから、初聴きは、正直、所々、記憶も気持ちも とんでしまったよ。ザ・消化不良…。
でも、曲との出逢いは、初聴き勝負!ってところがあると思うんだよね。その人にとっての初演が絶対だと思う。だから…
"股裂き? ジャンボ鶴田? マタサキ…? あっあー…そっちね~"
そんな曲は、ダメだと思う。
久々に聴いて、改めて考えてみた。
あ!そうだそうだ。作曲の方に頼んで、あの部分だけ 変更させてもらったら…どうなんだろ? つまり、
"まーたさーきにー" → "またーさーきにー"に変更。
…う~ん 一緒だな。そんな 代わり映えしないか?!
どうしても、「股裂き」が出てくるなぁ~。
よし!振り付けで何とかしよう!
「また 先に」…後ろを振り返る仕草、もしくは、右手をオン・ザ・まゆげ…遠~くを見るような振り + 表情で…。
よし!これで、なんとか乗り切ろう!
ただ、CD的には、これ…一旦 あきらめよう。
でもね、「また 先に」…こういうのは、難癖でもなんでもなく、案外 大事だと思うよ。そう思うのです、ハイ。

『Tiny T-shirt』
初聴き…(一般的)女子の気持ち と 私の気持ち…それを上手くミックスさせつつ、よろしく! 同時進行で自己紹介している曲だと思った。
で、ここに出てくる女の子は、そんな…ぶっきらぼうでも 不義理, 不真面目でもなく、その様子は、いたって 素直 & 真摯…。なんか、可愛げがあるというか…。なんか、
(軽薄にならない程度の)"わりぃな"…
こういうのを サラッと曲中…言われてるみたいな…ね。つまりは、イヤじゃない。
当然、こっちも "いーよ いーよ"って 返すんだろうなぁ~?とか 想像した。
さて、この曲は、なんてったって、テンポがいい。あえてのミディアムテンポが、この女の子の気持ち(今日の機嫌?)に すごく合ってると思ったよ。
グルーヴ感, スウィング感を出し過ぎず、でも、力強く…でもない。また、落ち着き過ぎず、でも、キャッキャキャッキャもしていない、そのちょうど中間…いい塩梅。
自己反省もします!主張もします!
要するに、この子って、実は、密かに 芯のある女性だと思った。
で、そういうのが、この曲にマッチしてる。この子の本質が、テンポに合ってる(作り出してる?)と。
そうだなぁ~。闊歩(かっぽ)かな? なんか、この女の子は、地球の真ん中を闊歩しているイメージだわ。で、そんな彼女が醸し出してる堂々テンポが、曲の軽快さ, 軽やかさを、より引き出してる出してる。
画的には、TVアニメ『侍ジャイアンツ』の終わりの歌で、主人公の番場 蛮が、こっちに大股で歩いて来てるような、映画『となりのトトロ』のエンディング曲「さんぽ」で、サツキとメイが、左に(未来に)堂々と向かっていってるような、なんか、そんな気持ちいい感じ。
闊歩だ…。
で、この曲の場合は、その女子版, 青春恋愛編みたいなイメージだ。
"どんな時もマイペースで行こう"
とにかく、闊歩しているイメージが、とっても心地いい。
だからかな? この『Tiny T-shirt』は、聴き飽きない。エンドレスで聴ける曲だよ。
僕は、わりと好きな曲だなぁ~。
あ、そうそう、最後に、この曲を編曲された若田部 誠さんの曲仕上げについて、
そのオーケストレーション具合, そういうシンセサイザーの使い方, ここぞのホーンセクション(トランペット等)の使いドコロ、また、それらとボーカルとの絡み具合, 受け渡し方…。
なんか、米米クラブの音作りに少し似てんなぁ~…とか思った。



ちょっと、「米米クラブ」の音作りに似てるな…と思った。
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『清純フィロソフィー』は、発信と受信が 一致している曲(ピーナッツ)

2013-11-08 22:33:27 | 分析系 曲
すべての歌詞の中で、この部分だ…
"守りたい…"
おそらく、この部分をチーム4の面々は、最も伝えたい。1番 言いたいこと…自分自身に言い聞かせたいこと。
そして、ファンのみなさんは、そういうことをピンポイントで 聞きたいんじゃないか?と思っている。
つまり、発信している者と受信している者、その両者の想いが 一致している部分…それが、"守りたい…"であり、『清純フィロソフィー』の良さだと思っている。
さらに、それに、サビ部分…何だか 胸を締め付けられるような あの切なメロディーも加わって…もう あくいあくい!
その3点セットは、最強メニューの仕上りを見せている。
まあ、鉄板のパターンだな…。
そして、たぶん…たぶん だけど、この曲の2回目以降の試聴、ほとんどの人が、その部分…"ま~もりたい~"って、心の中で 歌っている!と思うんだよね。かなり、自信のある推測だ。
発信と受信の一致、おそらく、それを、「共感」というのだろう。
で、共感のある曲、しかも、その言葉1発で…。それは、いい曲 いい曲 印象深い曲…『清純フィロソフィー』だ。
ただ、この曲の核たる "守りたい…"は、後半、"呼ばれたい…"に変化する。
これって、実は、汚れた(?)後のセリフで、一段下がった所から発信してる。
秋P…こういうトコが、上手い。
ただ、まあ、峯岸が、この発信者たちの中心にいる以上、このポイント歌詞を投入しておかないと、"つじつまが合わない? トントンにならない?"と判断したのだと思う。
でも、結果的に、これが良かったと思っている。希望と理想と想いとリアル感…。曲に魂がこもっている。正解、正解…。
この曲は、"守りたい…"と"呼ばれたい…"、この2つの想いが肝、支えてる曲だ。

全然関係ないけど、さっき、あまりに…どうしてもガマンできなくなって、"ま~もりたい~"…1回だけ、ユーフォニウム(管楽器)で、小~さく吹いてみた。
気持ち良かった~。やっぱ、ええメロディーやった。
しかし、後を追うように、ウチの犬(2匹)が 遠吠えを始めた。夜の9時過ぎ…近所迷惑、近所迷惑。
家族にメッチャ怒られた。メッチャ…。
これまた、全然関係ないんだけど、スポーツジャーナリストの二宮清純さん。よく考えると、「清純」って…スゴい名前だな。小さい頃、いじめられたりとか しなかったのかな?
ただ、名前に紛れてしまうと、案外、気付かないもんだな。
今回の『清純フィロソフィー』で、「清純」って、ひっさびさに聞いたー!とか思ってたからさ。
「純粋」「純愛」「純情」「純真」「純血」「純朴」…。ずいぶん、長い間…「純 ○ 」の世界 にいた気がするよ。だから、「 ○ 純」ってのは、意外にサプライズだった。
秋P…「清純」ってのは、エエとこついたなぁ~とか 思っている。
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好きになる(歌付き)曲のキッカケ(ピーナッツ)

2013-11-05 07:17:30 | 分析系 曲
半年ぐらい前、会社のカラオケ大会で、全力の『初日』を歌ったことがある。
もちろん、ポイントポイントでの振り付け入り…ノリノリのやつだ。
約20人の観客の中には、次の曲(次に歌う曲)を探している人, 隣同士で 喋っている人, モニターを見ている人, トイレから帰ってきた人…それぞれの人。
さて、そんなみなさんが、一斉(同時)に こっちを向いた瞬間ってのがあった。それは、僕が、
"一人だけ 踊れずに 帰り道 泣いた日もある"
って、歌った…すぐ後ぐらいのタイミング。
ビックリした~! と、同時に、"ここで 反応するんだ?…"って、思ったよ。
そして、その後、『初日』を歌い上げた僕に、まあ、目次モニターとか、見てなかったんでしょうね? 彼女…
"これ…誰の曲ですか~?"
(AKB, AKB)
"ふ~ん、知らん~"
(劇場で歌ってる曲やからね)
"ふ~ん…わたし、覚えよ~"…
ま、こういう出来事がありました。
そしたら、つい先日のカラオケ飲み会で、彼女、この『初日』を歌ってんの…完璧にマスターしてたの。
つまりは、そういうこともあるんじゃないかと思うんだ。こういうパターンもある…と。
何気なく、曲とか…ダラ~ッて 聴いてて、"ん?"…突然、琴線に触れる言葉(歌詞)に出会って、それキッカケで、2度目の試聴…2度目の初恋…。でも、もう、「好きへの階段」を登り始めてて…ってこと、あると思います!
ちなみに、この子(25歳?)は、学生時代、ずっと バレーボールをやってて、でも、1つ上の先輩の世代が、スゴく優秀で、小学生時代, 中学生時代, 高校時代…ず~っと悔しい思い、比較され続けてきたんだって。
そして、(下級生の中で)1人だけ レギュラーに入ってた彼女は、まさに、
一人だけ 出来ずに 泣いて帰った日ばっかりだったんだって。あと、
"先輩たちには負けたくないよ 絶対に 私たちのショーを作りたかった"…
この部分も、まさに 自分たちが最上級生になった時の気持ち そのもので、初めて、『初日』を聴いた時、心震えたんだって。一目惚れ?
まあ、彼女の場合は、こうだけど、人には、それぞれに物語があって、そこに、絶妙なタイミング(油断してる時?)での琴線に触れる言葉との出会い…。
"あ…侵入された"
意外に、これが、好きになるキッカケだったりしてる人…多いんじゃないのかなぁ~? とか思うのね。
「ひとめぼれ」って 聞くと、なんだか大げさに聞こえるんだけど、実は、僕、そのタネは、もう 初めて聴いた時に宿っているとか…思ってたりするよ。
たしかに、スルメ曲…聴けば聴くほど、"味あんなぁ~"ってのもあるけど、それは、ゆ~っくりと好きになっていく曲だと理解している。少~しだけ、とっかかり & ひっかかりが あったりする場合が、ほとんど…だと思っている。
境界線は、そうたな…"好きになろうと努力してしまってる楽曲は、本当に好き?好きなの?"ってことかな?
「好き」に理由なんてない!
あ!しまった!
そもそもの原点に戻っちまった。
で、原点に戻っちまったら、自分の(その曲が)好きになるパターン & 傾向が、見えてきた見えてきた。
(歌付きの曲)…僕の弱点は、その言葉 一瞬!
眼下に、ブワ~ッ!って…映像が、情景が、広がっちゃう曲だ。
例えば、(AKB曲ではないけど) 『home』(木山裕策)の中間部の…
"茜色に染まる道を"
なんか特にそう。
初聴きで、この部分が通り過ぎた20秒後、自分の頬に伝う涙の存在がショックでもあった。
あ~ あと、松田聖子の"映画色の街~"も良かったな~。曲が始まって、いきなり…口押さえたもん。
えっと、AKB, AKB…AKBの楽曲の中ではね~…え~っと え~っと…
は! イカンイカン! これが イカン。無理やり思い出すのは、イカンぜよ!違うぜよ!
静かに待とう…そんな曲。
もちろん、AKB…"この曲 好きな方!" ってのは、いっぱい あるんだけどね。
5年に1曲レベルってのは、なかなか…ね。
でも、まあ、『初日』は、その年のMVP。今でも好きかな。まあ、魂乗っかっちゃってるからね。あ!これは、また、別の角度の話だな…。
コメント (2)
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『カモネギックス』初聴き感想(ピーナッツ)

2013-11-04 07:33:24 | 分析系 曲
『カモネギックス』『サングラスと打ち明け話』『どしゃぶりの青春の中で』…この3曲の初聴き感想を…。

『カモネギックス』
Aメロに入った瞬間、"なんか…小梅太夫(お笑い芸人)が、ネタする時の曲みてぇだなぁ~"って、思ってしまった。
別に、全部が全部…似ている!って訳じゃあない。
そうだなぁ~ 「小梅太夫リミックス」「エンタの神様トランス」って感じかな? なんかぁ~雑っぽい感じ…。
"チャンチャカチャンチャン チャチャンチャ チャンチャン
チャンチャカチャンチャン チャンチャンチャ チャンチャン
○○○○○○○○ したら~ ×××××××× でした~
チックショー!"…
顔面白塗り, かつら, 赤い着物, ほぼ同じコード進行…。1度 こびりついたら離れない…あの面倒くさい感じに支配されてしまったよ。"ちっくしょー!"だ。
もう、この曲、普通には…聴けない。
だけど、秋P、こういう…ちょっとイロモン的要素のある曲、NMBに…歌わすよね~。
でも、今までのは、まだ、良かった。関西のアイドルグループという特性を活かして、数々…成功させてきたと思う。
ただ、今回の『カモネギックス』は、イマイチやわ~。いき過ぎ, やり過ぎ, 狙い過ぎ…違う!って思ってしまったよ。
ごった煮 + ゴッチャゴチャ…。シュール路線をこえて、越えて、超えてー…"不完全"になっちゃった感じがする。
僕は、興ざめ。あまり、好きな曲ではない。

『サングラスと打ち明け話』
最初に、「パンプス」というアイテムを投入しているトコロが、秋P 上手い!と思った。
だって、パンプスって、カジュアルだけど、革製品でしょ? 砂浜には、ミスマッチミスマッチ。でも、時の流れ & 彼女の気持ちの経過を1発で、より効果的に演出していると思った。
歌詞の中では、
"ねえ どこかに置き忘れた 私たちの甘い接吻(せっぷん)"という部分が、気に入ってる。
これは、歌詞…二度目の"置き忘れた"なんだけど、ここ…考えようによっては、複数の意味にとれたりする。最初の"置き忘れた"との対比?
"置き忘れた"のは、思い出なのか? 後悔なのか? そのままの額面通りなのか? 実は、(キス)していない…のか? いやいや…違うな。
あれ? どっちだろ?
でも、一瞬 迷わすのは、やっぱり…良曲だと思うし、イメージが 広がってまう曲は、やっぱ…面白いな、と。
ただ、最後…
"もう これで気が済んだ"の後…ラストのラストの歌詞部分が、気に入らない。
つまり、"なんか、平凡(&あたりまえ)だなぁ~"と。
なんでしょう? それまでのド定番の夏歌詞ファンタジーが、なんか、ただの「情報」に思えちゃってね…。ひっくり返っちゃった気がしてね…。
なんか、秋P…まとめにかかってる?というか…。
僕は、その物語を「いい想い出!」と 感じさせてくれる ひとこと(1フレーズ)が 欲しかったよ~。
別に、"つぶやき"でもいいんだな。とにかく、秋Pオリジナル …"オシャレな成長"を感じさせてくれる「to be continue」の予感具合がさ…。だから、
惜しい! 最後の最後。
とは いっても、この曲は、好きな方の曲。
なんかぁ~ こっちがシングルで良かったんじゃない?
発売時期的なこと?

『どしゃぶりの青春の中で』
歌部分に入ってから、バックのトランペットが、所々…うるさいうるさい。正直、エレキとシンセに任せてしまった方が良かったんじゃない?とか思っちゃったよ(編曲的に)。
ぶっちゃけ、言葉(歌詞)の勢いが、トランペットに負けてしまってる。打ち消されてしまっている。
別に、ボーカルが、水木一郎アニキだったら、全然いいんだけど(ちょうど、戦隊ヒーローの主題歌っぽい曲調だし)、"ゼェーッート!"…なにしろ、突き抜けてるからね。だけど…。
まあ、いろいろと(挑戦)やってるみたいだけど、"どしゃぶり感"出てないわ~。なんか、編曲…いじりすぎて(工夫しすぎて) 逆効果だったりして。
とりあえず、このパターンの曲は、トランペットとピアノの組み合わせって、なっかなか 合いにくいと思う。つながりにくいと思うぜよ。
歌とバックのバランスは大事だと、改めて勉強になったよ。
ただ、『どしゃぶりの青春の中で』…このタイトルは、大好きなんだよなぁ~。
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「歌手・薬師丸ひろ子」について(ピーナッツ)

2013-09-28 12:00:00 | 分析系 曲
僕の中で「歌手・薬師丸ひろ子」は、"まるで、楽器のよう"…これだな。つまり、
あんまり、その歌詞(言葉)を全面に押し付けない…というか、
なんか、ハミングの上に言葉が乗った歌い方…というか、
インストゥルメンタル、その奏法(歌唱法)に近い…というか…。
でもね、これ、大事なトコ…彼女の歌、それでいて…"強い"んだよね。
僕は、なんか…「アイドル」とか とも違うし、ず~っと、珍しいタイプの歌い手だなぁ~って思ってた。最近だと、そうだなぁ~ 平原綾香が、それに近いのかな? だって、彼女の歌も、なんか、楽器、テナーサックスで…聴いてるみたいでしょ?
薬師丸ひろ子が奏でる歌も なんか そんな感じで…。
にしても、彼女の楽曲は、『セーラー服と機関銃』『探偵物語』『メイン・テーマ』『Woman~Wの悲劇より~』『あなたを・もっと・知りたくて』等々、吹奏楽で散々やったけど、これ、すごく、オーケストレーション…というか、弦っぽい響きと合うのね。彼女の声の質感ってのも、きっと、あるんだろうと思う。
とにかく、あの頃、吹いてて & 指揮してて 分かったもん…
"あ、他の歌手と違う" って。
あの当時だと、感覚的…薬師丸ひろ子 と 岩崎宏美の2人だけだったよ…そんな思いになった歌い手はね。
ところで、僕、薬師丸ひろ子が、歌手として、もしかしたら、岩崎宏美にも勝ってた?とか思ってる部分が、実は…あるんだよね。それはね…
例えば、『元気を出して』って、竹内まりやの楽曲があるんだけど、あれを薬師丸ひろ子が カバーした時の話なんだけど…。
初見、イントロが流れている間、たとえ、いくら 薬師丸ひろ子が舞台でマイク握って立っていても、そら、僕には、
"涙な~ど~見~せない~ 強~気な~あな~たを~"
完全に竹内まりやの声が…歌が 鳴っていたんだ。
でも、実際に薬師丸ひろ子が、その出だしを歌い始めた時、その瞬間、
"あ、これは、「薬師丸ひろ子の歌」だ…" と思ってしまった。思ってしまったんだよ。
カバーに感じなかったというかさ、人の曲を歌ってる!って思えなかったっていうかさ、とにかく、不思議な感覚だった。
でも、これって…なかなかないよ。なかなかのスゴいことだよ。
だって、僕、あの徳永英明のカバーアルバム4作品でさえ、1曲1曲を "徳永ヴァージョン"に置き換えるには、彼が どんなに上手かろうが…(試聴)2回かかるからね。
女優…だからなのかな? そういうことが出来るのって。それも若くして、一級品の存在感を匂わすことの出来た女優…。

昨日、久しぶりに、彼女のアルバム『A LOVER'S CONCERTO』(カセットテープに録音したやつ)を聴いたよ。これ、そんなに、シングル曲とか入ってないアルバムなんだけど、やっぱ、これ…いいわ~。名盤だわ~。
そして、やっぱりな…。1曲目の『A LOVER'S CONCERTO』に関して、彼女は、この原曲(クラシック曲)に負けてない。いや、"(歌詞の)とって付けた感"がないから、そもそも 争ってない。同化してる…ってことか? 彼女の芸風? 何をやってもオリジナル?
だから、今回の『潮騒のメモリー』に関しても 当然のことだと思ったりしている。
何だ? この 染み入る感じ。そして、歌詞の意味を本質を 確かに、かつ 静かに伝えた着物姿。そして、
"「鈴鹿ひろ美」として、『潮騒のメモリー』を表現しつくせる…(薬師丸ひろ子は、どこ?)"
僕は、あの才能(感覚?)こそが、彼女の真骨頂なんだと思う。
基本的に、全楽曲が…そう。
「歌手・薬師丸ひろ子」の本当だと思っている。
コメント (3)
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『あまちゃん』旋風…続く(ピーナッツ)

2013-08-21 06:05:28 | 分析系 曲
「タッチ」「サウスポー」「狙い撃ち」「We Will Rock You」「どか~ん」「宇宙戦艦ヤマト」「ルパン三世」「炎のファイター」「アフリカンシンフォニー」等々。
これらの曲は、現在、甲子園球場で開催されている高校野球、アルプススタンドで応援している吹奏楽部+応援団のド定番なんだ。
でも、今大会は、チョット違うね。
「あまちゃん」のオープニングテーマ曲をレパートリーにしている学校のなんと多いことよ。
改めて、「あまちゃん」人気 スゴいな…「あまちゃん」旋風だな…と。
でも、たぶん、あれ、"あまちゃん"が、「アイドル」だという設定も かなりあるんだと思う。
つまり、"みんなに元気を与える"=「アイドル」、"選手たちに元気を与える"=「あまちゃん」。
さあ、ランナー出たよ。スコアリングポジション(2塁)に行ったぁ~。一打同点!押せ押せだぁ~!
今大会、こういう状況で、即、「あまちゃん」のテーマ曲に切り替える応援団の なんと多いことよ。
でもね、この時、同時に、こんなことも思ったりしたんだ…
"そういや、AKBの曲、意外に使われないな…"と。
毎年、甲子園…というか、それ用の曲をクラブ会議で決める時、これ、どこの学校でも同じだと思うんだけど、
"(タイトルも含めて) 選手たちが燃える曲って、今、何だろう?"ってな発想で決めていくんだ…みんなでね。で、各大会ごとに、何曲かの新曲を加えて、吹奏楽部+応援団も本番の試合にのぞむわけ。
流行りの曲, 旬の曲…。もちろん、AKBの曲も そうだったりする。でも、今回は、「あまちゃん」一色のような気がするよ。
ていうか、AKBも、あえて、そこを狙った曲、出してもいいんじゃないかなぁ~?って。 すごい宣伝効果だからね、実は…あれ。老若男女 & 全国津々浦々…"なんか 聴いたことあるぅ~!"ってな観点も必要だと思うなぁ~。ま、後追いだから、その曲のCDの売り上げ枚数には、直接 関係ないんだけどさ…。
そうやなぁ~ 今のところ、それっぽいのは、『フライングゲット』…かなぁ~? 「ゲット」…"得点を「ゲット」!"って、なんか いいもんね(実は、こういうのが、選ぶ基準だったりする)。ただ、この曲は、音が細かすぎてね(歌詞部分, 文字数が多すぎ, 詰め込みすぎ)、音…パワーとして、伝わりにくい部分がある。正直、1大会だけだったな…よく耳にしたの…。甲子園の, お茶の間の…定番には、ならなかった。
AKBの楽曲…意外に、ないんだよなぁ~。
1曲だけ 欲しいな。あえて、それ狙いの「完全応援歌」。ぶっちゃけ、「野球」に特化した曲でもいい。野球部の君に憧れる女の子の歌?
ちなみに、僕、ここ半年、吹奏楽的な用で、中高あわせて5校ほど行ったんだけど、その5校とも、「あまちゃん」の楽譜を持ってた。でもね…。
(楽譜は、出てる。近隣校同士で貸し借りも出来る)
これって、意外に大きいんだよ~。だって、"その曲を演奏したい!"…決めているのは、同年代の中高生なんだから…。
来年のセンバツ大会…"なんか、AKBの曲 多くない?"ってな状況になってれば…いいよなぁ~。

あと、「あまちゃん」の影響を もう1つ。
それは、8/20(火)にNHKで放送される『LIFE』というコント番組の計8本の中の1本…「あまちゃん~知られざる その裏側」という作品だ。
"『あまちゃん』面白ぇなぁ~…「あまちゃん」(能年玲奈)ちゃんに会いてぇなぁ~"
メインキャストのウッチャン(内村光良)の溢れる想いが、「あまちゃん」のパロディ―コントの実現につながった。楽しみ~。
内村光良(アキ) × 塚地武雅(ユイ) × 宮藤官九郎(本人)…。もう静止画だけで面白い。
収録前、本人(能年玲奈)が現場に駆けつけ、アイドルジャンプの指導をした。(ウッチャン)…憧れのアイドルに会っちゃうと、あんな感じになっちゃうんだぁ~(あの嬉しそうな2ショット)。
ふと思った。
"そういや、ウッチャン…AKBを題材にしたコント、いわゆる「AKB」のパロディ―…やってないよなぁ~ あれ~?"って。
ピンクレディー, キャンディーズ, 80年代のアイドルの世界, おニャン子クラブ, モーニング娘。, ミニモニ, SPEED, Perfume、そして、今回の「あまちゃん」の世界…etc。女性、特に、グループもの & 旬もの…ってのは、ウッチャン…ほとんど 手を付けてきたんだけど、AKBだけ…手を付けてない。そこが、ゴソッと抜けてる。
なぜだろう? この「あまちゃん」パロディ―のバカポスターを見ながら、ずっと考えてた。
こういうことかな?
つまり、一般人よりも一般人の感性を持つ コント師、内村光良。その普通の感覚を持って描く世界観を軸として、そのグループ内における人間関係のズレや区別を可笑しさに変えてきた。笑いにしてきた。
それは、モーニング娘。のパロディ「モーニング息子。」の時も、Perfumeのパロディで 演った「のっち」役の時も、他の作品の時も…全部そうだった。けっして、メイクの力じゃない。
ぶっちゃけ、ウッチャン(=一般の人)は、AKBの中の人間関係…全然分かってないんじゃないのかな?想像以上に知られてないんじゃないのかな?(人数が多すぎて & 人が代わりすぎて)分かりづらいんじゃないのかな?って、思った。
どっちが先輩? どっちが強い?…とかの基本的なことなんかもね。
だから、だ か ら、ある意味、ファンの人だけしか観ない「AKBのコント番組」(ひかりTV) が、成立しているのかな?と。
あ!でも、そういう意味じゃ、SMAPて…スゴイな。スゴイんだな。

ところで、ウチの近所の老舗和菓子屋さん、とうとう出しちゃったよ…。でも、「甘ちゃん」って、いいのかな? ていうか、ただのスイートポテトやん!
「あまちゃん」旋風が続いてる。
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あまちゃん、荒巻太一のヒット曲「涙目SEPTEMBER」(ナッキー)

2013-06-26 00:00:41 | 分析系 曲
あまちゃん、荒巻太一のヒット曲「涙目SEPTEMBER」(ナッキー)

天野春子と足立ユイの会話 (6月1日放映)
春子「ユイちゃんも大変だよね。相変わらずすごい人気じゃん」
ユイ「ああ、でも今だけですから。」
春子「今だけ?」
ユイ「こんな辺鄙な街の、しかも現役女子高生っていう希少価値込みの人気ですから。東京行ったら私くらいのレベル、ざらにいますから」
―――
「まあ、2人ともキャラはいいけど、問題は歌唱力ですね。」スカウトマンが電話しているのを足立ユイが聞いてしまった。
―――
ユイが秋に荒巻太一の経歴を読むようにと雑誌で渡す。読む秋(6月1日放映)

昨年はアイドルグループアメ横女学園芸能コースを世に送り出し、
自ら作詞したデビュー曲「涙目SEPTEMBER」は60万枚のセールスを記録、
「空回りOCTOBER」のカップリング「肌寒いNOVEMBER」はドラマの主題歌にもなり、
「暦の上ではDECEMBER」で初のミリオンを達成。

感想:
アメ横とは、秋葉原の次の駅、上野駅の手前、御徒町にあります。
「涙目SEPTEMBER」は、太田裕美の「9月の雨」を連想させます。
「大声ダイヤモンド」のカップリング「109」は、「9月の雨のオマージュ」

ナッキー

「9月の雨」に関する記事を再録
「109」の主人公の女の子は、どこの坂をのぼったのかという謎(ナッキー) 2008-11-16
「大声ダイヤモンド」のCDを買った方は、是非、カップリング曲の「109」を堪能して頂きたいと思います。

この曲の主人公の女の子は、彼の家を訪問したら、別の女性と二人でいる彼と鉢合わせをしてしまいました。彼の家を飛び出した彼女は


♪♪ うわの空で歩いた ゆるい坂をのぼって 気がついたら109(マルキュウー) ♪♪

にたどり着きます。
ここが謎です。109には、道玄坂を下らないと行けません。

彼女はどこの坂をのぼったのでしょうか。

「109」を何回も聴き直してみました。

現代国語の授業的に分析すると「109」は、失恋して、成長する女の子の物語です。歌詞の「女の子は・・・身も心も大人になってゆく」の部分がテーマで、109という場所は、成長するための舞台という設定。

歌詞に「うわの空」とありますから、呆然自失で、雨の中、どこかの坂をのぼって、その後、うわの空のまま、道玄坂を下って109に着いたと解釈するのが自然です。
と考えると、のぼった坂は、

01CITY(マルイシティ)からNHKへ向かう坂が第一の候補となります。

先週末、渋谷に行って、この坂を歩いて見ました。現場検証ということで。

通りの名前が、公園通り。    ここに違いないと確信しました。その理由は、 (続く)

ナッキー

AKB48としての今 「109」は「九月の雨」の本歌取り (ナッキー) 2010-6-4
ピーナッツさんの、宮澤佐江、山瀬まみ、森口博子を読んで、

この3人がテレビに出演しているのを見たことがある日本人は大勢いるだろうけれども、
3人が歌う姿を生で見たことがある日本人は、何人くらいいるだろうか、と考えました。
さらにイベントで3人の手に触れたことのある人は、何人いるかなと。

私は、山瀬まみ、デビューイベント握手会、新宿NSビル

森口博子、コンサート、国際フォーラム、終演後に握手会のサプライズ

宮澤佐江、歌う姿は100回近く見ていて、ハイタッチを、2007年3月の新宿厚生年金コンサート。

3人の生歌を見た方、3人の手をイベントで触れた方、いらっしゃいましたら、コメント欄で教えて頂けると幸甚です。

ピーナッツさんの文章を読んで感じるのは、ピーナッツさんが、AKB48後、アイドル後のメンバーの将来を考えているのに対して、
私は、AKB48としての今、アイドルとしての輝きにしか関心がない。

森口博子で、一番印象に残っているのには、渋谷AXのコンサートで、
「子供の頃、大好きで歌っていた曲、『季節にあせない心があれば』で転調するところ、何度も、何度も歌いました」と紹介して歌った

太田裕美の「九月の雨」

「大声ダイヤモンドの」CW、A5thのM11の「109」は、「九月の雨」の本歌取り。

「九月の雨」の二番の歌い出し
一「ガラスを飛び去る公園通り」
二「あなたと座った椅子も濡れている」
三「さっきの電話であなたの肩の近くで笑った人は誰なの」

三は「109」の一番「彼の部屋で鉢合わせしたあの彼女はどこの誰か教えて」

二と「109」の二番の「通い慣れた店先、流行りの服を眺めて」は、目に入る情景で、彼との過去を回想している点が共通。

一と「109」の一番の「うわの空で歩いた、ゆるい坂を登って」で、「九月の雨」の少女と、「109」の少女が同じ公園通りの坂を登ったことを暗示しています


youtube 九月の雨 音源  引用した2番の歌詞は、1:40
September Rainに消されて 「九月の雨」の本歌取りをもう一曲。つちやかおり
高橋みなみを見るたびに、つちやかおりがタイムスリップしてAKB48に参加しているような気になります

本歌取りをもう一曲
伊藤智恵理 雨に消えたあいつ 歌い出しが「December rain」 その音程と歌唱が、九月の雨の「September Rain」を髣髴させる。

ナッキー

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